6種のビールで"最高の乾杯"を体験してきたあとは……
銀座の老舗『泰明庵』へ流れると決めていた。
SAPPORO★のイベント会場からすぐ近くだからね。
『泰明庵』を訪れるのは10年ぶりくらいになるだろうか。
『泰明庵』は気取った本格蕎麦屋ではない。
そば・うどん・天丼・カツカレーが楽しめる、いわゆる《町蕎麦》だ。
これよ、これ！
この短冊メニューが『泰明庵』の名物。
瓶ビールは、サッポロ、アサヒ、キリンと大手3社が用意されている。
こちらでも「黒ラベル★！」と言いたいところだが……
生しらす
ニラ玉子とじ
稚鮎の天ぷら
黄ニラのおひたし
醬油をさっと垂らして。
きすの天ぷら
『泰明庵』の平日は11時30分から21時までの通し営業。
席に着いたら、まずはこの壁一面に貼られた短冊メニューを端から端まで目をこらしてチェックしなくてはならない。
定番メニューがある一方で、豊洲から仕入れる新鮮なお刺身など旬の酒肴が数多く用意されているので、美味い肴を見逃してはならないのだ。
ぴょんさんは初めての『泰明庵』。
短冊メニューに圧倒された様子で、思わず声に出して読み上げていたら、女将さんに注文と間違われた（笑）
日本酒も昭和なラインナップではあるが、あれこれ揃っている。
さすがにビールはやめておこう😅
冷酒をもらう。
七本槍（冨田酒造／滋賀県長浜市）
酒肴は、私とぴょんさん、それぞれが食べたいものをオーダー。
『泰明庵』は「せり」と「ニラ」を使ったメニューが豊富なのも特徴。
黒帯 悠々（福光屋／石川県金沢市）
越乃景虎（諸橋酒造／新潟県長岡市）
最後はお蕎麦を１つ頼んで〆る。
『泰明庵』名物の「せりかしわせいろ」。
麺量多っ！
お出汁が染みこんだ鶏肉の甘みとせりの苦み。
最高だね。
かつて訪れたときも15時頃だったと記憶している。
1957（昭和32）年創業。
創業当時は魚屋さんだっというから面白い。
その後、食事を出すようになり、いつしか食堂へ。
看板に「軽食」とあるのは、その当時の名残らしい。
食べて良し。
呑んで良し。
お店に漂う空気感も良し。
銀座の路地裏にある『泰明庵』は、昼酒好きにとって使い勝手が酔すぎるお店なのだ。
泰明庵
中央区銀座６丁目３−１４
03-3571-0840
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