何と！10日間！家で酒を飲まない日が続いた！こめまるです。人生の快挙であります。
社会人になってから、徹夜勤務や病気、検診などの不可抗力を除き、酒を飲まなかった日はほとんどないんです。ナニゲに酒を飲まない夜など極めて珍しい（というか酒飲み人生で初？）。しかもそれが10日間続いたとは！
先日Facebookで休肝日が続いている旨報告したら、酒と体調に関する人生の先輩から「体が悲鳴を上げているんだよ」というコメントを貰って納得しました。そういえば酒を飲まなくなる数日前から、酔っ払う前に「あ、もう酒お腹いっぱい。飲みたくないかも」という感覚があったなあ。
おっと、画像と文字のバランスが悪くなるので料理の話も並行して進めます。この日は白菜と豚の蒸し煮。レシピも何もなしで着手しました。
白菜敷いて豚バラ乗っけて無水鍋（我が家はビタクラフト）で蒸し焼き。
で、サクッと休肝日が実現して、翌日も相変わらず飲む気がしなくて、10日後の今に至ってます。
無水調理は楽です。ちょっと焦げ付いたけどこれもまた風味になります。この鍋は焦げ付きも簡単に取れるので気にならない。
一週間ほどしたら軽い禁断症状が出ました。今も少しあります。大したもんじゃないです。禁煙の方がよほど辛かった。タバコの禁断症状には居ても立ってもいられない、存在を揺るがすような強烈さがありました。それに比べればアルコールの禁断症状ってこの程度？って感じですが、あまり舐めたことを書かない方がよいのかな。というかそもそも自分はアルコール中毒ではなかったということかも知れませんね。
チート調味料の創味シャンタンを投入。
「アル中とは大げさな」と私も思いますけど、世の中にはアルコールに潔癖＆厳格な意見も多いようで、そういう人達の尺度（特にWebに転がってるアル中自己診断クイズ）からすると、私なぞ「立派なアル中」になるようです。
さてさて、そんな私ですが「このタイミングで飲む酒が美味いんだよな」「この為に生きてる！」みたいな「ここで酒飲まないでどうする」ポイントをいくつか無事に通過しており、ひょっとしたら念願の「家では酒を飲まない」暮らしが実現するかも知れません。
塩分をもう少し、甘みも少し欲しいな、ということで白味噌投入。
昔から、仲間と美味い酒を飲むのならともかく、毎晩家で一人、安い酒飲んで昏倒するのは時間も金もいかにも勿体無いので、できれば辞めたかったんですよね。いい方向に向かっているのかな。
思いつきで春雨投入。
あ、そういえば休肝日が続く大きな理由がありまして、それは実はJazzピアノです。
何といっても、
家に帰ってもやることがある。
これがデカイ。
家に帰って、ピアノの練習したり、Youtubeで昔の名盤聴いたり、Jazzの楽譜眺めたりしてるうちに眠くなる。酒飲まなくても有意義に時間が過ごせるというね。暇だとどうしたって酒飲んじゃう訳で。
ノリでオイスターソース投入。
別に禁酒してる訳じゃなくて、外飲みイベントがあれば行くつもりですけどね。
人生も折り返し地点を過ぎてから、ドラスティックな生活習慣の変化が起こりそうです。ま、これからも色々あるんだろうな。とうことで休肝日ネタはここでおしまいです。
どれも強烈な調味料なので控えめに。何とかジャンクの手前で踏みとどまりました。うまかった。
さて、次は薄塩豚です。
一時期流行った塩豚。
私は１回腐敗させました。それ以外に１、２度作ったもののあまり感心しませんでした。それなりに美味いのは確かですが、塩加減が決まらないし、何日か放置する手間がかかる。あまり楽な調理法じゃないです。だいたい、一番難しいはずの「塩加減」がレシピによってバラバラなのが致命的ではないか。
今回はクッキングシートの力を借りて、0.7%位のうす塩で作ってみました。
素手では触らないようにして塩をまぶし、吸水クッキングシートで巻いて冷蔵庫に。（いうて吸ってくれる感じしないんだけど（笑））
三日保存したら（それでも）かなり乾燥してます。（この無闇に手間を掛ける辺りが「漢の料理」ってことで）
このシート、食材が乾くとペラリペラリと"カス"がくっついてしまいます。ティッシュやクッキングペーパーを水に濡らして固く絞り、擦って紙を取ります。（せっかく乾かしたのにまた濡らすのか！というジレンマが湧きますが気にしない）
こいつを薄く切って・・・
焼いてみました。
最後に茹でインゲンと和えて完成。
これが何とも地味な味でした。美味いんですけど、地味。地味ウマ。食感、歯ごたえが「柔らかいタン」みたいになって面白い。子供からもそこそこ高い評価を得ました。
もう少し味を濃いめに付けても良かった。ネギ塩ダレは間違いなさそう。あるいは煮てみるか。干したものを敢えて煮る。どうなるんだろう。などと、ちょっと可能性を感じた下ごしらえ法でした。
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