今日は中野で飲む前に沼袋でジュニアと合流。銭湯酒(セント酒)に勤しむ事にした。
待ち合わせ時間より少々早くついたヤマピカは、沼袋駅が地下化する前に記録に残しておこうと散策。モチロン風呂上がりの1杯の店にもアタリを付けながらですが(^_^;)
踏切がなくなって安全にもなるし渋滞も緩和。土地も有効活用できるんだろうけど、やっぱ一抹の寂しさは感じるよね。
ジュニアと合流。銭湯が開くまでの残り20分、景気付に四文屋で生一杯いきますか笑
こちらの四文屋、開店は16時。開店を待たず入れてくれた店員さんに感謝!
くぅーシミますなぁ!
店内BGMで君嘘のオープニングが流れてきた。
きみだよ、きみなーんだよー♪ ってなんでや。鬱になる笑
きみだよ、きみなーんだよー♪ ってなんでや。鬱になる笑
生一杯で結構気持ちよくなってしまい、このまま四文屋に腰を落ち着けたいと一瞬思ったが、初志貫徹、1番風呂目指しに行きますよ!
今日の目当ての銭湯、一の湯。
酒場並ぶ路地の結着点にあるというか。。。スゴいトコにある。共存共栄って感じっすな。
入って驚いたのは凄まじい漫画の数。
お!GATEの原作者さん!沼袋に縁深い方なのかな!?
脱衣所もとても広く、空気清浄機が3台以上?設置されている。マッサージ機も2つはあったかな。こりゃくつろげる感じです。
シャワーの湯量はそこそこ。若干勢い不足かなぁ。。。
しかもプッシュ式で、押し続けないと湯が出ない。つまりシャンプーやボディーソープを洗い落とす時、片手しか使えない。これは頂けない。。。
他のシャワーはワンプッシュである程度出続ける物もあったが、このバラつきは一体?
サウナは設置されていないが、ミストサウナが無料で使える。こんな銭湯は初めてだなぁ(^_^;)
ただ水風呂が無い。サウナが無いにしても風呂上がりのトドメにやはり欲しい所だ。脱衣所のクーラーが割と効いているのが救い。
主浴槽はホットバスと呼ばれる機能が付いていて、ボタンを押すと熱湯が噴出口から湧き出る仕組み。熱めの湯が好みの場合は噴出口寄りでつかれば気持ち良い。
ジェットバスも2つ存在。中々のパワーでコリがほぐれますなぁ〜。
露天風呂も有り。結構な広さで、露天スペースにも身体を洗う場所が2つ。
この日は晴天。沼袋の空を眺めながら次なる酒場に思いを馳せる。42度弱の湯音だからじっくり湯船に入っていられます。
浴場から脱衣場に戻ると、設置された大テーブルの周りでご常連が酒盛りをしている笑 これが沼袋クオリティか!と眺めつつ、喫煙室に向かう。
そう、この一の湯、脱衣場の中心位置に喫煙室が設置されているのだ。銭湯では珍しい。
しかも喫煙室が外の箱庭と繋がっており、鹿威しのカッコーンという風流な音を楽しみながら紫煙を燻らせられる。こりゃオモロイ。
因みに喫煙所自体が外と繋がっているし、空気清浄機も完備されているので、脱衣所のタバコ臭さは全くない。煙草を吸わない方もご安心されたい。
ドライヤーは3分で10円。安!しかも風量強しで快適に髪を乾かすことが出来た。これで酒場へ向かう準備が出来たぞ!
さて目を付けていた店に向かいますよ。居酒屋ぱんちです。17:00オープンとのことで時間もピッタシ。「行けますかぁ?」と暖簾をくぐる。
するとご主人「今煮物しててエアコンもつけてないから暑いよ!それでもいいなら」とおっしゃる。いいです、いいです、とにかく我々喉が乾きまくりなんです(^_^;)
「ホントなんにもまだ出せないよ!」と取り敢えずビールを頂戴する。
いやホンマ風呂上がりのビール最高やね!
「こんな早い時間にお客さんが来ることないからさー!」といそいそと開店準備をするご主人。
「またまたぁー」とお決まりの愛想を放ってみたが、18:00〜19:00にはご常連で埋め尽くされるとの事。
へえ!ホンマに繁盛店やったんか笑
「ってか、俺がお客さん入れねえから!」
「ん?満員で入れないじゃなくて?」
「そう。俺がお客さんを入れない」
スゴいご主人のオペレーション。入店拒否か笑
その背景をお伺いすると、過去、重度の酔客が来たり、そんで女性客に絡んだりと色々と迷惑なイベントがあったそうだ。
それ以来ご主人が目を光らせているというワケ。ほほー、女性の1人客も安心やね!
揚げ物メニューが多いのに「良い油使ってるしそこそこ美味いと思うけど、揚げ物は普通だよ!」と言い放ち、ドン!と頼んでもいない長芋の漬物が出てくる。
これが最強に美味い。なんだこの美味さは。
鰹節をしこたま効かせた、たまり醤油で浅漬けているという事だが、そんな説明だけでは成立しないくらい美味い。こんな美味い長芋の浅漬は初めてだ。
それもそのハズこのご主人、元々漬物屋を複数店やられていた経営者だった。
独学でオリジナルの浅漬を作り上げていったと言う。
お店の事情もあろうしここでは敢えて省略するが、色々あってこの居酒屋を切り盛りすることになったんだって。
っつーわけでココのオススメは漬物!
取り敢えず開店準備でお忙しそうだったので手間がかからなさそうな冷奴を頂戴し、どんな漬物を頼もうか検討する事に。
豆腐うめぇな。イイトコから仕入れてるらしい。
しかし検討するもなにも漬物が問答無用で出てきた笑
「俺が勝手に出す分はサービスだから!」
「え~!いいの???」(以下どこからどこまでがサービスだったか不明です笑)
ゆずかぶ
絶妙の厚みで、噛むとふわっとしっとり。柚子先行型の味付けの浅漬けも多くみられるが、ここは旨味もたっぷり。本場の千枚漬より美味いんとちゃうか!?(・・;)
ねぎ味噌
なんか行者ニンニクのようなパンチあるネギの風味が味噌と相まって醸し出されている。歯応えもシャッキリ!
これは酒が加速するぜ!
セロリ漬
「お客さんでセロリ好きな女の子がいてね。プレゼントで作ってみたんだけど余ってるから食べない?」と言われて頼んだ一品笑
ヤマピカ、セロリはあんまり好きじゃないんだが、イヤな風味が全くしない。とても瑞々しい。
もうこりゃ酒が進んでたまりません!赤霧島ロック。
ロックの入れ方が堪らん。氷がちょびっと。冷やす程度の役割を果たし、原液の風味を損なうことが無い。
「俺、酒飲まないから、入れ方わかんねーだけ!」とご主人。イヤイヤ、最高です。
ここで趣向を変えて、「良いのが入ったから」とマグロブツ。
なんかサービスで盛りが大目になっとる笑
赤身の旨味素晴らしく、酒と共に堪能す。
きゅうり一本漬
これも美味い。美味いしか出てこない。そしたら皿にもう一本きゅうりが追加された。
「日本橋にある老舗漬物屋のきゅうりだよ!食べ比べてみて」だって(^_^;)
「大した自信だよなー」と思いつつも、実際こちらのお店のきゅうりの方が美味いってんだから仕方がない…。
老舗きゅうりの方は、チョットきゅうり臭いんだよな…。老舗とかウソで、その辺のスーパーで買ってきたんじゃないの?って感じるくらいギャップがあるよ美味さに笑
そしてシメは辛しなす。
これがまた強烈な味の濃さ。程良い辛子の風味。小茄子のジューシーさと塩分のバランスが絶妙っす!
堪らず緑茶割をオーダーする。酒無しではとても居られないよ、こんなの笑
ってな感じで、沼袋ですごい店を発見してしまったわけです。
最後はご主人と携帯電話番号も交換。これで次回訪問時も安心だ!
店の外までお見送りまでして頂いて、結果的にはとっっっっっっっても良いご主人だった笑
しかし良くお店に我々を入れてくれたなぁ(^^;
次はいつフラッと寄ってみるかな~♪
ということで、その後ジュニアと中野に飛び立ったのだった…
ちなみにこの夜の記憶は曖昧…。
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