神戸初日の夜は、三宮の飲み屋さんではなく、JR神戸線に乗って摂津本山駅へ。
ここでT氏と合流する運びとなっている。
摂津本山駅なんて降りたことも聞いたこともない駅だが、そこでこのメンバーが揃うってのがまずもって不思議な話だ。
そしてT氏、我々と会うなり、「せっつ!もとやま」
とダンディ坂野のギャグを嬉しそうにぶちかます。
はいはい、ゲッツと摂津をかけたのね(^^;
少し先に着いていたようだから渾身の「せっつ!」ギャグをあたためていたのだろう(笑)
せっつ!本山駅からてくてく歩き出す。
この日の神戸は寒波の影響で寒風が肌を突き刺す寒さ。
菊正宗の大きな看板がかかる甲南商店街のアーケードを抜けてようやく到着。
せっつ!本山駅からは15分ほど歩いただろうか。
住宅街にぽつんとあかりを灯していたのが「老虎菜 本店」(ラオフーツァイ)だ。
当ブログでもヤマピカちゃんがすでに何度か紹介している人気・実力を兼ね備えた中華料理店である。
この日も予約で満卓のようだが、今回の旅行に関しては"ツアコン"ヤマピカちゃんが目当てのお店はすべて早めに予約しといてくれたのでなんの憂いもない。
最奥のテーブル席へ案内される。
定番のメニューの他に、黒板に本日のオススメが書かれているのだが、我々のテーブル席からは少し離れているので、iPadで写したものを丁寧に持ってきてくれた。
さらには、メニューに載っていないオススメを店員さんが口頭で教えてくれる。
まずはヤマピカちゃん、T氏、ぴょんさん、さかばクンで神戸の夜に乾杯だね(^O^)/
ビールは瞬殺し、さっそく紹興酒のボトルをいれる。結局2本空けた(^^;
\(^O^)乾杯
口水鶏(よだれ鶏)
ヤマピカちゃんから〈宇宙的スパイスマジック〉を繰り出す店とは聞いていたが、このよだれ鶏のソースだけでもうその老虎菜の世界観に痺れる。
アスパラガスとホタテと貝柱の炒めもの
やさしぃぃぃ味。
アスパラの火加減と色味が抜群! これが素人ではできないんだよね~
たらの白子の金砂炒め
この季節にしか味わえない逸品。
金砂とはパン粉とスパイスを混ぜて炒めたのをまぶしている。
濃厚な白子が口の中でとろけだす。
カニクリームコロッケかよっ!
そして、蒸しパンが蒸し上がる。
これをさっきのよだれ鶏のソースにひたしていただく。
もちねっとりした蒸しパンは噛むほどに甘みを感じ、そこにこのソースをひたしちゃったたら・・・
こりゃアカン、禁断の食べ方や~
そして、お次は青椒肉絲が青椒肉絲らしからぬビジュアルでやってきた。
こんな青椒肉絲、見たことないよ。
そもそも熟成肉が糸じゃないもの(笑)
ところが、この青椒肉絲も衝撃の美味さ!
ピーマン、にんにくの芽、そして牛肉の三位一体ぶりがスゴすぎるのだ。
お肉に使っているスパイスもいい仕事しているな。
これはヤマピカちゃんの定番オーダーだというアオリイカの葱山椒ソース。
アオリイカの柔らかさが口内から幸せにさせてくれる。
うぉー、飲み込みたくないよ~
そして、カクニストT氏が所望した「鎮江黒酢のとろとろ角煮酢豚」の登場だ。
石舞台古墳のような圧倒的な存在感に一同震える!
T氏は椅子から転げ落ちそうになっている(笑)
インスタ女子がフォンダンショコラを撮ってるみたい(笑)
撮影者はT氏だけど・・・(^^;
黒酢をベースとしたソースの照りが美しい。
そして、角煮をご開帳。
美しい地層があらわれる。
表面をパリッと焼き上げ、中は肉と脂の甘みが詰まっていて、やわらかい。
うっかりするとすぐに溶けていってしまう。
カクニストのT氏も降参の角煮であった。
最後はスープを飲みたいというぴょんさんがオーダーした「ずわい蟹のスープ」。
金華豚のハムが刻まれていてスープにコクを与えている。
ほぉ~、なんとも心が落ち着くスープだ。
ずーっと飲んでいたい・・・
一同「ぴょんさん、ナイスチョイス!」
本格中華を肩肘張らずに堪能できる「老虎菜」。
味もさることながら接客もすばらしいし、こんな名店が近所にあったら月イチで通っちゃうんだけどな~
ごちそうさまでした!
絶対、また来ます!
老虎菜 本店
兵庫県神戸市東灘区魚崎北町5丁目7−15
電話: 078-453-5777
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帰りは住吉駅に向かってまた15分ほど歩く。
住吉駅はヤマピカちゃんが神戸勤務時代に住んでいた場所なので、ここでも「懐かしい」を連発しており、2軒目は当時よく通ったという立ち呑み屋「かこも」に行てtみることにした。
ところが満席で入れず断念。。。
すると、突然見知った顔が目の前に現れる。
え?
えーーーーーーーーー!?!?!?
ジュ、ジュニアくんじゃーん!!!
(❸へつづく)
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