今夏もヤマピカリャーときんぐふぃっしゃーは西表島に3泊4日で訪れた。シリーズ記事になってしまうと思うので、まずは、西表島までの交通手段や宿泊先について触れたいと思う。
●空路で石垣空港へ
先ずは最寄空港から石垣空港までひとっ飛び。石垣空港も新しくなり、今は直通便も増え、便利になった。
石垣空港 |
●石垣から西表までは高速船
石垣島から西表島までは高速船で渡ることになる。空路は存在しない。従いまして、石垣空港に着いたらタクシーで石垣港離島ターミナルへ。タクシー代はおよそ3,000円弱くらい。所要時間は約30分見ておけばいいと思います。
石垣空港から離島ターミナルまではタクシー |
石垣港離島ターミナル内 |
代表的な船会社は安栄観光フェリーと八重山観光フェリーだが、相互乗り合いしているのでどちらの会社でチケットを取っても良い。ヤマピカは惰性で八重山観光フェリーにしている。WEBで事前チケット予約をしておいた方が無難。割引も効く。
八重山観光フェリーチケット売場 |
帰りの予定も決まっていれば往復で買っておこう |
※八重山観光フェリー 予約サイト(5%引)
http://www.ykf-yoyaku.jp/reserve/list.php
そして重要なのは酔いどめ薬を服用しておくこと。
酔い止め薬 |
ここ離島ターミナル内の売店でも販売されているので、忘れても安心だ。島の方々曰く、胃が空っぽだと「余計酔いやすい」との事なので軽くつまんだ後、乗船30分前に服用するのがいい。ちなみにヤマピカときんぐふぃっしゃーは石垣空港内でポーク玉子おにぎりを食べておいた。
やいま村 |
ゴクリ。。。 |
うほほーい |
ウンメェェェェェェェェ!!!! |
●西表島まで渡る航路について
そして気をつけなければならないのは西表島まで行く航路である。
石垣から西表までの航路(西表島ねっとより引用) |
西表島の西部地区に位置する上原港に向かう「上原航路」は海流の関係から欠航しやすい。
その場合は同島の東部地区に位置する大原港に向かう「大原航路」で一旦島に渡り、上原港まで陸路で向かうバスをフェリー会社が手配してくれるはずだ。
ヤマピカときんぐふぃっしゃーは元から大原地区に向かう「大原航路」予定であるので、あまり関係はない。「大原航路」は比較的欠航しないのだ。
「ではわざわざ上原地区に向かわずとも最初から大原地区で遊ぶ予定を立てれば良いのではないか」というご意見もあろうが、これがなかなか。。。上原地区は島外出身の方々が多く、ホテルやツアー会社、ショップ、ビーチ、滝などが多く存在し、観光には便利なエリアなのである。
一方で大原地区は西表島に古くから住む方々が多く、上原地区と比較し観光資源も少ない印象だ。そこは行かれる皆様のご自身の嗜好でお決め頂ければと思う。しかしヤマピカときんぐふぃっしゃーは大原地区でいつも過ごしている。どう過ごしているかは後述します(^_^;)
さて前段が長くなりましたが、「大原航路」で西表島の大原港にいざ向かう。
「欠航しにくい」からと言って「船が揺れない」と言うことはない。程度がマシかそうでないかだけで、かなり揺れると思ったほうがいい。
高速船内 |
離島の方々の日常の足として数多く運行する中で事故など聞いたことはないと言っても、「転覆してまうんちゃうやろな」と思う程のレベル。
注意文が怖いよ笑 |
これを石垣島〜西表島までのおよそ40〜45分間味わうことになる。気休めかも知れないが、やはり酔いどめ薬は服用しておく方がいいだろう。
しかしこの激しさも西表島に向かうアドベンチャーの1つとも言えるので、恐ろしいが楽しむ心を忘れずに乗船を味わおう(^_^;)
●島内を自由に移動したければレンタカーを
さて無事に大原港に辿り着いたヤマピカときんぐふぃっしゃーは島内の移動手段となるレンタカーを借りに行く。
港からレンタカー営業所までは送迎サービス有り(徒歩10分かからない営業所だけど笑) |
主だったレンタカー屋は「やまねこレンタカー」と「オリックスレンタカー」だろう。ヤマピカ達はいつも「やまねこレンタカー」だが、どちらから借りても同じようなものだろう。なお両社とも上原港、大原港に営業所をかまえている。WEBで好みの車両を事前予約しておこう。まぁ3〜4人などであれば軽自動車で十分だ(マリンレジャー等で荷物を多く荷物を積むなどは別)
借りた軽自動車 |
※やまねこレンタカー
http://www.iriomote.com/web/rentacar/reserve/
※オリックスレンタカー
http://car.orix.co.jp/sp/shops/?md=view&shops_pk=863
なお公共交通機関としてはバスが存在する。
※路線バス
http://www.iriomote.com/web/access/bus/
近距離で頻度の少ない利用なら別にして、1日フリーパスを買っておいたほうが安心だろう。あと一応バス停はあるが、バス停で待たずとも、道端でバスと遭遇したら、手を上げれば停まって載せてくれる(^_^;)
夏場のバスはクーラーがかなり効いているので、長時間乗るようであれば、注意。マリンレジャーの後は凍えるくらい寒くなる可能性があるので、替えの服があると安心だ。当たり前だが、濡れた水着等でシートを濡らさないようにしよう。
あと一応、タクシーもあります。でも島内で流しはほぼ無いと思っていいので、呼び出し送迎を前提に考えておきましょう。
●島内の交通事情について
さてここで西表島の交通事情だが、それぞれの地区・村内に道や農道はあるものの、基本的には海岸線沿いの県道215号のみ(およそ50km)。
西表島MAP(西表島ねっとより引用) |
主要スポットに行くにしても一本道なので、道に迷うことはないだろう。信号もヤマピカが見たところ2つほどしか無い。
注意点はやはり飛び出してくる動物。県道の至る所に『ヤマネコ注意』の立て看板が立っている。立て看板が立っている所は過去ヤマネコが出現したポイントであるため、特に要注意。
至る所で注意喚起(デイリーポータルZさんより引用) |
後はシロハラクイナという野鳥が怖い。
シロハラクイナ(wikipedia画像より引用) |
なお島内は時速40km制限。地元の方だろうか、バンバン飛ばしている車を見ることはあるが、3~40kmが緊急回避できる最低ラインであることを念頭に置いておこう。
●大原地区で宿泊ならラ・ティーダ西表
さてレンタカーを走らせて向かうは西表島で3泊する宿泊先(レンタカーが無くとも大原港に着くタイミングをホテルに知らせておけば送迎してくれます)。
※ラ・ティーダ西表島リゾートである。
http://www.lateada.co.jp/
本館 |
コテージ群 |
詳細は公式HPを参照いただきたいが、客室も十分に綺麗で、接客も良い。コストパフォーマンスに優れた宿と言えるだろう。というか大原地区で民宿ではないホテルはここしか無いと思う(^_^;)
室内 |
トイレとバス |
近隣地区MAP |
ホテル周辺MAP |
売店 |
ブルーシールもあるで! |
勿論、ソフトドリンクや酒も販売してます |
シャンプー・リンス、ボディソープ、ドライヤー、冷蔵庫、売店などおよそ一般的なアメニティや設備は揃っている。ただ歯ブラシは持参した方がいい。環境保護の観点から備え付けられていない(一応ホテルのカウンターでも貰えるが)
そもそも大原地区は島内でも比較的静かな所。晴れていればラ・ティーダ西表からでも星空がよく見える。また島内でも100羽程度しか生息していないと言われる天然記念物、カンムリワシもホテル近辺でよく見かけることができる。星景や野鳥撮影にはとても良い宿泊先だろう。
初日はホテルで夕食を取ることにした。
夕食のお品書き |
オリオンの瓶は珍しいような… |
まさか東京から2,000キロ離れた離島でこんなしっかりしたメシが食えるとは…と初めて食した時は思ったものだ。なおこの時のコース料理は3,780円なり。まぁ観光価格と言えなくはないが、観光だし、良いかな笑
3泊分の晩酌用にオリオン3種を調達(笑)。サザンスターってオリオンの第3のビールなんかぁ~ |
さて夕食後20時からは、ここラ・ティーダ西表、発祥・発案のアクティビティ「地元のおっちゃんと行くナイトツアー」(1人3,500円)が始まる。
こんなリーフレットまで準備されているとは…前まで無かったのに |
この「おっちゃんツアー」をアクティビティとして備えているということがラ・ティーダ西表の競争力の源泉と行っても過言ではない笑
おっちゃんツアーのリポートはまた次回!
ホテルのワンボックスでナイトツアー出発! |
つづく
ワクワク!
返信削除ワクワクどころじゃねーぞ!来年はお前もジュニアもみんな道連れじゃ笑
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