2024年5月12日、9年にわたってライオンズマンションの地下商店街を明るく元気にしていた『居酒屋とおるちゃん』が惜しまれながらも閉店した。
お店はご存知の通り大繁盛店だったから、閉店には驚いたが、お母様の介護や、よっちゃんへの継承など、いろんなことを考えての決断だったと思う。
しかし、一線を退いてみたら……
お店をやっていたときは、四六時中、お客さんのこと、お店のことを考え、いろんなアイデアを駆使しして、お店を盛り上げていたわけでが、その張り合いがなくなってしまい、元気印のなおこさんの気力が減退してしまったらしい。
一種の燃え尽き症候群だったんだろう。
なおこさんの元気を取り戻すべく、ふたたび、とおるちゃんが立ち上がる。
閉店から丸1年。
『oimo&coco おいもここ』を間借りして、『立ち飲みとおるちゃん』をオープンすることになったのだ。
これぞまさに。
一念発起で一年復帰(笑)
お店は、水曜日と木曜日の夜だけ営業。
開店して3週目となる木曜日にS子ちゃんとお邪魔してきた。
「とおるちゃん、なおこさん、開店おめでとうございます🎉」
お店に入ると、赤Tを着た見慣れた姿のお二人がいた。
落ち着く光景だ。
狭いお店のなかを呑兵衛さんがみんなで和気藹々と楽しく飲めるよう、ここでもまた、愛溢れる『とおるちゃん』ルールが制定されていた。
・1グラス制(グラスと言うよりカップだけどね)
・取り皿はありません
・90分制
ここまでは理解の出来るルールだが……
トイレありません
トイレ行きたい人、声かけてね 作戦あります
な、なんだよ「作戦」って😂😂😂
まさか、お外で立ち○ョンをさせるわけじゃないだろうし、自信満々の「作戦」が無性に気になる。
でも、この日は”ニョーイ”をもよおすことがなかったので、「作戦」は次回のお楽しみだ😆
アリーナ席と呼ばれるメインのカウンターエリアにつくと、まずカップとマジックを渡され、名前と入店時間を記入する。
おつまみによっては、中で温めたり、焼いたりするものもある。
なんの2種だったか、すっかり忘れてしまったが・・・😅
アリーナ席にいたお客さんは順々に背後にある壁に向いたカウンター席へとスライド移動し、アリーナ席を空けていく。
これも『とおるちゃん』ルール。
おかずケースを見ないことには、飲みがはじまらないからね。
譲り合いの精神である。
ホタテとキノコのグラタン
うわぁ、さらにお客さんがやってきたぞ。
まだ90分にはならないけれど、我々は退散しよう。
「とおるちゃん、ごちそうさまでした!」
本当の衝撃は、ラストに待ち構えていた。
伝票からお会計を計算するのもお客さん自身なのだ。
いやいや、お客さんのこと愛しすぎ、信じすぎでしょ。
性善説の固まりだ😆
こーゆーとこ、『とおるちゃん』らしい。
とおるちゃんがこんなこと言ってた。
「立ち飲みだとお客さんと話せて楽しい♫」
そう、そうなのよ。
かつての初代『居酒屋とおるちゃん』のときは、ホールが忙しすぎて、とおるちゃんとおしゃべりしながら飲むなんて、求めてはいけないと思っていたが……
今度のお店はカウンター越しにとおるちゃんといっぱいおしゃべりできる。
立ち飲み文化が弱い石神井公園に突如現れた『立ち飲みとおるちゃん』。
水・木の夜に選択肢が増えたね😉
お、今日は水曜日だよ!
『立ち飲みとおるちゃん』から『居酒屋とおるちゃん』へのハシゴ酒なんてどうでしょう。
立ち飲み とおるちゃん
練馬区石神井町7丁目1−14 石神井スカイビル 1F
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