喜酔人ブログでまだ紹介していないが、
私が時々お邪魔しているお寿司屋さんが日本橋にある。
江戸時代から続く老舗の「蛇の市本店」だ。
久々にこちらを訪問したのは、ここに勤める酒匠のしのぶちゃんが、
8月末日で「蛇の市」を卒業すると知り、
ねぎらいの言葉を直接かけたくてギリギリ最終日の31日に駆け込んできたというわけ。
本当はゆっくり夜にお邪魔したかったんだけど、
なかなかスケジュール調整がうまくいかず、ランチの訪問となる。
「蛇の市」の戸を開けると、
あらかじめ訪問を伝えておいた"五代目"が笑顔で迎えてくれる。
すると「しのぶちゃん、3階にいるけどどうする?」って五代目。
1階で寿司を食べる気マンマンであったが、
主役のしのぶちゃんが3階にいるというなら、そりゃ3階に行くでしょ。
店内の階段をのぼり3階へ。
実は「蛇の市本店」の3階は、
「あなごや吉五郎」という別業態になっているのだ。
そういやぁ、3階に上がるのははじめてだな。
おっ!
しのぶちゃん、いたいた♪
「吉五郎」のランチタイムは、何種類かの焼魚定食を出しているようで、
私は、さば塩焼き定食をお願いした。
「少しだけ飲まれますか?」って、しのぶちゃん。
もちろんだとも。
しのぶちゃんセレクトのお酒が飲みたくて来たんだからぁ~♫
「そう思って3種類、用意しておきましたよ」
さっすがぁ~ しのぶちゃん、わかってるぅ~
果たして3種類で済むかはわからないけどね(^^ゞ
1本目。
しのぶちゃんが、小さな猪口に注いでくれる。
「DATE SEVEN」(宮城)
宮城県内の7つの蔵が結集して醸す酒だ。
今回のは萩の鶴や日和田で知られる萩野酒造が舞台。
2本目は「新政 №6 Sーtype」(秋田)
昔はおっさん酒だった「新政」だが、
いまや日本の日本酒界をリードするトップランナーである。
№6は、新政の蔵付き酵母である六号酵母に由来する。
CODE NAME Gaudi
SERIAL NUMBER 062/516
白飯
小鉢は冷や奴。
お漬け物
この冷や奴、うまい。
ねぎと鰹節と海苔がかかったシンプルなんでだけで、
相当飲めちゃうな。
そして、メインのさば塩焼きとお味噌汁。
焼き魚定食をランチで食べるのって久しぶりだ。
白飯は後回しにして、酒の肴となるさば塩(笑)
肉厚でジューシーなさば塩は、これまた日本酒とあうあう♪
「古伊万里 前」(佐賀)
いわゆる「袋吊し」や「しずく取り」とか呼ばれる絞り方だが、
プロレス好きの蔵元だけに「垂直落下式」と命名。
これがプロレスファンにウケたんだとか。
3種のはずが、結局それでは飲み足りず、4本目へ突入。
そろそろ、しのぶちゃんがつけるお燗が飲みたいなぁ~と思っていたら、
気持ちを察して「いづみ橋 別格海老名耕地」(神奈川)のお燗をつけてくれてた。
まさに「酒匠」である。
いづみ橋の生酛仕込みは珍しいんだって。
そして、ラストは「ロ万」(福島)
しのぶちゃんが大事に寝かせ熟成させてきたものだ。
25BYだったかな。。。
5種の日本酒、どれも味わい深く、好みのお酒でした。
至福の昼酒ランチをありがとう!
もっともっと「蛇の市」を訪ねてお酒の話をすればよかったと
今さらながら悔やまれます。
今後もきっと日本酒にかかわるお仕事をされるんだろうと、
勝手に期待していますんで(笑)、
新天地でまたお目にかかるのを楽しみにしています。
でも、それよりもしのぶちゃんの奥様のご実家が石神井と聞いてビックリ!
しかも、奥様はこの喜酔人ブログの愛読者なんだとか(*゜∀゜)
ありがとうございます😉
ぜひ、しのぶちゃん、奥様、石神井に来られる際に、飲みましょう!
そして、五代目。
今度はちゃんと夜にお寿司を食べに来ますんで・・・(^0^;)
あなごや吉五郎
中央区日本橋室町1丁目6−7 蛇の市本店ビル3F
電話: 03-3241-8897
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