その存在は知っていたが、最寄駅が中野新橋、且つ、割と駅から距離があるというマニアックな場所にある為、攻略出来ずにいた。
しかし最近サウナーがこぞって向かっているとの話も聞き、俄然、行ってみたくなってしまった。噂の水風呂「シングル」(=水温1桁台^^;)も体験してみたいしね!
地元の石神井から中野新橋駅まで行くのは乗り換えが少々面倒くさい。
なもんで、練馬駅から大江戸線に乗り換え、西新宿五丁目駅で降車し、徒歩で向かう事にした。
すると途中で商店街に出くわす。丁度、西新宿五丁目駅と中野新橋駅の間あたりだろうか、川島商店街と言うらしい。
清春湯のオープン時間である15:30まで、少々時間もある。それまで軽く昼飯ついでに酒を入れたい。
渋い空気感の漂う商店街の中でふと目に止まったのがコチラ。たこ焼き立呑処 うえのまるである。
昼も過ぎて中途半端な時間だ、たこ焼きとは丁度良いじゃないか!
と言うワケで入店。
たこ焼きで立ち飲み。これは1つの解だ |
すると若い女性の店主が出迎えてくれた。いかついオッサンがたこ焼き焼いてるんだろな〜と思いつつ入ったので、少し驚いてしまった^^;
「行けますか?」
と聞くと、
「行けますよ〜!たこ焼きもまだなんも準備してませんけど!」
と、紫煙を燻らせながら答える関西イントネーションの女店主。。。
なんだなんだァ?良いじゃないかこの砕け感。こりゃ良い店を発見してしまったかもせん^^;
スコーンと抜ける立呑カウンター |
一通りのアルコールは揃っている模様だ |
掲示ポスターによると生はスードラっぽいな。。。瓶は何があるかと尋ねると。。。
素晴らしい |
。。。サッポロ黒ラベルがあったので、勿論、コッチで^^; 狙っている訳ではないですよ、サッポロがヤマピカを追いかけてくるんです笑
潔いメニュー構成^^; |
メニューはたこ焼きメイン。他は非常にシンプルなツマミしかない。
その日その日で作った物をこのようにメニューとして並べるらしい。
今日は近隣の居酒屋でイベントがあり、ご常連さん達がそちらに流れるだろうとの予測から、特別何もなかったようだ^^;
たこ焼きが出来上がるまで、女店主としばしの歓談。
バリバリの関西弁だったので、ご出身含めて、色々と話を聞いてみたら、ヤマピカと共通点が多くてビックリ^^;
まさか偶然通りがかった商店街のたこ焼き屋で、こんなにも話が盛り上がるとは思わなんだなァ、面白いもんやね〜!
で、たこ焼きです。
ご常連さんは「塩」オーダーも多いという |
ソース、醤油、塩、柚子ポン酢から味を選べる。勿論、それぞれにマヨネーズトッピングが可能。今回は初訪であったので、安定のソース+マヨネーズにした。
外はカリ、中はトロとしており王道のたこ焼きだ。径は小さめで一口でパクーンと行ける。ツマミにゃ〜もってこいのサイズ感。
鰹粉も良い風味を醸し出している。ソースはなんの銘柄かわからなかったが、良い意味でのチープな味わいで、駄菓子感すら漂う。良いじゃないか。
こうなればもう一発酒を入れておきたい。オススメを聞くと「チューハイのサイズがウチは大っきいんで、安くてオススメですよ!」とのこと。では、それで。
勿論、濃い目にしてもらう^^; |
確かにデカいジョッキだ。ホワイトはうすの特大ホッピーを思い出すな笑
中は甲類焼酎、銘柄は百万馬力らしい。聞いたことのない甲類焼酎だが、きっと樹氷や大五郎チックなヤツなんだろう。そーゆーのでいーのだ、そーゆーので。
お、重い。。。 |
カウンターの減っ込みに丁度収まる高さのジョッキ。 ちょっと笑ってしまった^^; |
そして意外や意外、この百万馬力とやら、水のように癖がない。ゴクゴクと飲み干してしまった。
聞くと当店、ご主人との間でシフト制を組んでおり、交互に店に立っているらしい。今度はご主人が居る日に伺ってみたいものだ。
オープンして4年目、ご常連同士で成立したカップルが既に2〜3組居ると言うから驚き。関西からやってきたご夫婦のお店はしっかりとこの商店街に根付いている。思いがけず入ったが、酔い出会いだった。
==========
さて店を後にし、いよいよ清春湯へと向かう。
しかしホントに渋い商店街だ。
久し振りに見たな、こういうマーケット^^; |
駄菓子屋は子供で溢れかえっていた |
激安生鮮食品店。ジャンボって店名がイイね |
商店街をフラつきながら清春湯に辿り着く。
お〜、ここかぁ! |
平成25年9月にリニューアルしたとのことで、全体的に古めかしさは感じられない。
26時まで営業とは心強い |
・男湯はドライサウナ/露天風呂
・女湯はスチームサウナ/軟水風呂
と構成が違っているようだ。
エントランス |
受付前の休憩スペース |
勿論、サウナ付き(770円)を選択、靴箱の鍵を預けて、いざ入湯。
・サウナ付きにしてもタオルは付いてこない
・リンシャン/ボディソーは備え付けあり
・脱衣所のロッカーは100円課金式で若干面倒
・浴場内はリニューアル後という事もあって美しい
・タトゥー公式OKの銭湯なので手首から足首まで見事な紋々のお客さんもチラホラ
・主浴槽はバイブラ沸き立つ44度。まぁ温くもなく熱くもなくイイ感じだ
・2式あるジェットバス。コイツが強烈で、背中を預けても身体が浮き上がってしまう程。凝りが消し飛ぶ感じ
・男湯にある露天風呂は優しい湯温。実質、ココは外気浴エリアと考えたほうが良いだろう
・サウナはボナサウナかな?収容人数は上下の2段でMAX10名程度か。このサイズの銭湯の割に余裕のある造り。室温的には90度前後。優し目に感じるが、それも一瞬、途端に汗が噴出する。「5分砂時計の砂よ、早く落ちろ!」と思うレベル。
で、噂の水風呂であるが。。。
これがキンッキンに冷たい!!!
水温計は14度を指しているが、体感温度はそれ以下。これが「シングル」の世界なのか!?ヤマピカは20秒入るのが限界だった^^;
水風呂を飛び出した瞬間、血の巡りが復活し、手足に痺れを感じると共に、身体がズシンと重くなる感覚。。。
露天風呂の縁に腰掛けながら外気浴していると、自身の身体と外界との境目がよく分からなくなってくる。。。これはスゴイ。。。
交互浴で3度目のボナサウナ。最初はあれだけキツかったのに、知らぬ間に5分砂時計の砂が落ちきっていた。10分は入っていたのかもしれない。時間感覚まで曖昧になってきた。。。
こりゃ〜そろそろアブナイと脱出^^;
浴場を出て体重計に乗ってみると1.7kgマイナスだった。なんちゅう脱水パワーじゃ^^;
ご常連が爽やかな顔で「いや〜疲れたなぁ〜」とか言って出てきてた気持ち、分かるわ笑
いやぁ〜新たな世界を体験できました! |
立地的になかなか再訪は難しそうだが、また必ず来たいと思わせる破壊力であった。今度は逆パターンで清春湯からのうえのまる、かな笑
店名:たこ焼き立呑処 うえのまる
住所:東京都中野区弥生町3-20-10
TEL:不明
営業時間:(火~金)17:00~24:00
(土・日) 13:00~24:00
と、食べログにはあるが、水曜日が休みじゃなかったっけ。。。あれ?^^;
銭湯名:清春湯
住所:中野区弥生町2−1−9
TEL:03-3373-0440
営業時間:15:30〜26:00
不定休なので行く前に電話で確認した方がいいと思います。
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