今年も年の瀬ということで、最近はほとんど記事をあげられていない私ですが、喜酔人ブログを最後にジャックしまして、昨年に続き、勝手に2017年アイドル曲ランキングを発表したいと思います。
かといって、アイドル現場に足しげく通ったかと言えばそうでもなく、今年後半は、社畜活動からの晩杯屋orかぶら屋が常態化し、荒んだ日々を過ごしておりました(泣)。
正月休みの暇つぶしにでもしていただけると幸いです。
でもって、さっそくカウントダウン開始!
【10位】
CY8ER/かくしぇーむ
※去年と違い公式動画の制限があるようで、この先も公式動画はうまくリンク出来ない箇所もあります。ご容赦ください。
【9位】
恵比寿★マスカッツ/バッキャロー ※リンクは別曲
さすがにA●女優さんだけあって身体表現と魂の叫びに惹かれざる得ない。
今年、惜しまれながらも、テレビ東京系の「マスカッツ横丁」は最終回となってしまったが、何度この番組で嫌なことを全て忘れ爆笑できたことか。
ライブも下ネタ全開で、最高に面白いのだが、なぜだか楽曲のクオリティー高めなのも、特筆すべき。てなわけで、アイドルとは言い難いかもしれませんが、ランクイン。
【8位】
RYUTist/夢見る花小路
「りゅーてぃすと」と読みます。新潟は、なぜかアイドルが活性化していて、ほかにも、NGTやNegiccoが有名だが、YOTUBEの動画を眺めていたら、引っかかった。
ひと昔前なら、わりとオシャレ音楽と言われてもおかしくない曲なのだが、結局、音楽ビジネスが「アイドル」として、開き直って売った方がメリットがあるという算段なんだろう。何となく、新潟っぽい、ほのぼのとしたこところが魅力!
【7位】
BiSH/ありがとうおでん
先日、ミュージックステーションにも出演して、ブレイク中のBiSH。しかし、個人的には、肩ひじ張ったパンク/ロック色全開の曲よりも、これくらい力を抜いたほうがいい。
尖ったイメージとは裏腹に、意外とかわいく写ろうとしているあたり、女子の自意識を感じられて、なかなか愉しかったりする。
にしても、セブンやりやがったな。企業内の半ヲタ(因みにBiSHはヲタクのことを清掃員という)仕業だな、これは。
【6位】
アイドルルネッサンス/前髪
陳腐な言い方をすれば、青春の甘酸っぱさのような郷愁感。アイドル好きで知られるBase Boll Bearの小出祐介がプロデュースのオリジナル第一弾。
単に、海辺の街道でメンバーがじゃれ合っている姿を収めただけで、成立させるMVも涙なしでは見られない。そう、美しいものは加工しなくとも、美しい。
同シングルの「交換ノート」も秀逸だが、今回は「前髪」を選出した。
【5位】
SKE48/夏よ、急げ
48グループにおいて、ダンスのSKEと言われたほど、一生懸命に、全員の振りを揃えることを美徳としていたグループではあるが、ようやく「SKEらしくせねばならない」という共同幻想から脱却に成功した曲と言える。おそらく一発長回しで撮影されたであろう、
このミュージックビデオでの無邪気な笑顔、揃わないがイキイキとしたダンスは、過去の呪縛から逃れ、新生SKEとなったことを物語る。
【4位】
amiinA/Valkyrie~Callin'
あえて正統派アイドルと言いたい。奇をてらったコンセプトを打ち出すことの多い地下アイドルの世界だが、amiinAは王道を歩む。
今年ようやく、TIFなどアイドルイベントにも出演するようになったが、まだまだこれから伸びる。売れてほしい。
中盤のケルト音楽を思わせるアレンジもよい。蛇足ではあるが、2人組アイドルって最近珍しくって、未成年のメンバー相手に不謹慎なのだが、この2人の百合的展開を妄想してしまうのは私だけだろうか。
【3位】
lyrical school/つれてってよ
今年、大幅メンバーリニューアルしたリリスクですが、やはり安定感が違う。昨年は「サマーファンデーション」を1位とした私ですが、この曲もいい。
割と気だるい感じで進む曲調だが、サビ前の一文字ずつ、交代で歌うところとか、本当に気持ちいい。
アイドルラップでは盤石の地位を築いた次はフリースタイルダンジョンあたりに殴り込みをかけてほしいと切に願う。
【2位】
Maison book girl/faithlessness
徹底的にやりたいことをやり切りながら、ギリギリのところで商業主義と結託する。
12/28に行われたZepp DiverCityでの公演は、途中で曲をぶった切るし、轟音のノイズを大量に流すし、挙げ句の果てに、曲の途中で突然、客電が灯り、「本日の公演は終了しました」とメンバーの声でアナウンス。当然アンコールなし。と、こんな無茶苦茶なことをしながら、観客達は極めて満足気に帰っていく。
公演の最後のMCで、中心メンバーのコショージメグミが言う。「これがmaison book girlです。」と。
もうここまで来たら突っ走るのみだ。2018年こそは売れろー!
【1位】
欅坂46/エキセントリック
ギリギリのところで、ブクガを抑えての1位は、超メジャーアイドルの欅坂46。もうこの曲は100点満点。歌詞といい、楽曲といい、MVといい、全て完璧。損得と忖度で韻を踏むあたりも、2017年っぽい。
何だろう、2017年は全体的にも暗い曲が多かったが、これほどに鮮烈な言葉で、世の中に中指を突き立てたアイドル曲は見たことがない。
もはや秋元康が本当に歌詞を書いているのか疑わしいのだが、圧倒的な資本力でもって、このクオリティーを維持しながら、アイドルの頂点に上っていく様は圧巻というほかない。
ということで、今年はアイドル業界全体は下降局面のなか、欅坂だけが、もの凄いスピードで、駆け上がっていった一年だった。
(その余波を受け、中堅アイドルグループが次々と解散に追い込まれるという副作用もありましたが。)
まぁ長々と書きましたが、石神井界隈の酒場記事中心のなか、違和感のある記事もあってもいいのかなぁと思うわけで、これを機に、来年こそは、ヲタ活、酒場活、ともに充実させ、記事を上げていきたいと思います。きっと(笑)。
ではでは、来年もよろしくお願い致します!!
0 件のコメント:
コメントを投稿