中野お風呂めぐり、3湯目は東中野にある「健康浴泉」へ。
東中野の銭湯といえば「アクア東中野」もあるが、
こちらは訪問済み。
どうせスタンプラリーするなら全て「未湯」の銭湯を攻めようと思う。
(さらに自分でハードルを上げてしまっているのだが・・・)
「健康浴泉」は、「十番」でタンギョーを食べた日に訪ねたがお休みで入れなかった。
でも、このとき代打で「昭和湯」に向かい、
このスタンプラリーがはじまったのだから、結果オーライである。
この「健康浴泉」、なかなか面白い浴室構造になっている。
120を超える都内の銭湯を巡ってきたが、こんな構造にははじめて出会った。
それは、サウナと水風呂だけが2階にあるのだ。
浴室内に階段があり、
露天風呂やサウナに通じている《縦構造》の銭湯はこれまでにも経験している。
「戸越銀座温泉」や「湯の森深大湯」、「ゆーざ中井」などがそうだ。
しかし、「健康浴泉」は2階に通じる階段が脱衣場にあるので、
サウナに行くためには体を拭いて脱衣場を抜けていかなくてはならない。
これは正直かなり面倒である。
でも、水風呂とサウナの無限ループを楽しむのなら、
2階はサウナ専用空間として「隔離」され落ち着いているので、
じっくりと汗をかけるであろう。
私やヤマピカちゃんのように浴槽と水風呂を行ったり来たりする
《温冷交互浴》を好む愛湯家には、まったく適せない。
水風呂に入るたびに脱衣場を抜けて2階へってわけにはいかないものね(^_^;)
湯上がりにフロントのおじいちゃんと話したときも
「サウナは不便でしょう」と申し訳なそうだった。
とはいえ、
サウナと水風呂を2階に設けていることは清掃や管理の面では相当大変なはずである。
それでもサウナ愛好家のためにとサウナを残している「健康浴泉」の心意気は嬉しい。
おじいちゃんとさらに話を続けていたら、
以前はなんと上石神井団地にあった銭湯の経営もなさっていたとか。
そちらは弟さんに譲ったものの、利用客の減少で廃業されたそうだ。
どのあたりにあったんだろうか。。。
こちらの健康浴泉さんも多くの銭湯と同じように後継者がいらっしゃらないようだ。
「銭湯って深夜までの仕事だから、若い人はやりたがらないんだよね・・・」と
寂しそうだったな。
いわゆる《秋元屋系》のやきとん屋で、
高田馬場、東中野、新中野に展開している。
《秋元屋系》とは、野方の秋元屋を起点とした系譜のやきとん・もつ焼き店のことだ。
最近池袋にも進出した「やきとん ひなた」、
仲御徒町の人気店「ま~ちゃん」、
東武練馬の「だいだら」、
都立家政の「弐ノ十」、
板橋の「赤尾」などがそれにあたる。
喜酔人ブログで登場した《秋元屋系》だと、
桜台の秋元屋、
田無の一国、
東中野のもつ焼丸松かな。
「やきとん てるてる」はどの店舗も未訪なので、東中野店が初てるてるだ。
★★★ オリオン座の完成(笑)
「秋元屋」→「ひなた」→「てるてる」という系譜と聞いたが、
このメニューを見て納得。
バーニャカウダやパテドカンパーニュという洋風メニューに「ひなた」を感じる(笑)
魚介系のメニューもあるところがさかばクン的には嬉しいが、
今日はちょい飲みなので控えておこう。
塩もつ煮(全部盛り)
あぶら・なんこつ・たん
あぶらの温度がすんごいぬるいのが気になった・・・
つくね
熱燗(吉乃川)1合と山芋の醤油漬け
店内のテレビでは相撲中継。
場所中、銭湯や居酒屋で相撲が見られると嬉しくなる。
最高の肴だ。
よく見たら番付表も貼ってある!
メニュー構成もだが、串の味からも秋元屋系というよりひなた色が強いのかな。
健康浴泉
中野区東中野3丁目17−3
電話: 03-3362-3524
営業時間:15時~24時
定休日:水
浦野屋 やきとん てるてる 東中野店
中野区東中野3丁目6−18
電話: 03-5937-3464
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