嫁さん孝行をしないといけない日。
もとい。
嫁さんに感謝する日が1年のなかに何かとある。
「誕生日」・「母の日」・「結婚記念日」
そして、昨今は「いい夫婦の日」なんてのもある。
こんなの昔からあったっけ?
驚いた。
最近できたのかと思ったら、結婚する10年も前からあったのかよぉぉぉ😅
ただ、広く認知されるようになったのは2000年代になってからのようだが……
そんな「いい夫婦の日」が今年もやって来た。
私からすれば、それに託けて美味しいものを食べに行けるので、ありがたい日でもある。
ぴょんさんにいくつかの候補店を挙げたところ、予想通り、おでんのお店を選んだ(笑)
早稲田の『志乃ぶ』へ初訪問だ。
今は三代目の店主が切り盛りされているようだが、Twitterの相互フォローでたまたま知ったお店だ。
都電早稲田駅を降りて進行方向右手の路地にひっそりとたたずんでいる。
キリン一番搾りかキリンクラシックラガーのどちらかを選択。
昭和29年創業の老舗には、加熱処理のクラシックラガーがよく似合う。
お通しは2品。
まずは名刺代わりの揚げボール。
むむっ。
惚れた。
これを「一目惚れ」ならぬ「一口惚れ」と言うのか。
ここのおでんのお出汁、関西風で甘めのお味。
どストライクだわ~
もう1品のお通しは、カニのほぐし身とキュウリの和え物。
上品過ぎるやろ〜
お通しでそのお店の品格が伝わってくるが、『志乃ぶ』文句なしだよ。
おでん種のメニューは見当たらなかったので、おでん鍋を覗きこむ。
さぁ、記念すべき『志乃ぶ』のおでん、ファーストオーダーは……
巾着、はんぺん、タコ🐙!!!
カウンター上には常温、熱燗向きの一升瓶が並ぶ。
壮観である。
肝うまっ❗
おでんも追加。
関東人なんで……
ちくわぶマスト。
つみれ・ロールキャベツ
入口にドドーンと『白鶴』の樽が鎮座。
右手に見えるでしょ🍶
お店のインスタを見ると、最近口開けしたようだったし、樽酒も頼まないとね。
かっちょいいお兄さんがでっかい片口から注いでくれた。
シュウマイ、大根、厚揚げ
白木のカウンターが実に美しい。
おでん鍋とお燗番を担当する女性が私たちの座っている場所を「辛子前」と隠語で読んでいた。
辛子が入った大きなお皿の前だからだね。
わかりやすい😆
そうそう。
さっき樽酒を注いでくれたお兄さんも。
ビールを運んできてくれたおねえさんも。
そして、おでん鍋とお看板を担当する目の前の女性も。
皆、早稲田大学の学生さんとお見受けした。
お店は3代目がひとりで仕込みから料理まで担当しているが、それ以外のスタッフはみな早大生で、《チーム早稲田》でこの老舗を切り盛りしているのだ。
恐れ入った。
バイトのみなさん。
客あしらいが上手だし、老舗の空気感を損なうことなく、穏やかでかつ機敏な接客をされている。
学生バイトでここまでの動きってなかなかできないんじゃないかなと思う。
こういうのはバイトの間で代々受け継がれてきた伝統なんだろうし、ご主人の教育が行き届いているんだろうと思う。
しかも、このとき、カウンター席には非番のバイトの女の子が友達とフツーに飲みに来ていたからね。
バイトじゃない日も、お店に飲みに来るなんて。
愛がなければできないよ。
熱燗でいただこう♨
玉子
めそ子とは体長20㎝前後の小さい鰻のこと。
これは冷やがオススメとのこと。
話を冒頭に戻す。
「いい夫婦の日」以外にも、嫁さんに感謝する日はまだあった。
「妻の日」 12月3日
「愛妻の日」 1月31日
「愛妻の日」 1月31日
なんじゃこりゃ。
妻ばっかりズルくない?
きっと「夫の日」とかも(一応)あるんだろうど……
「父の日」同様、存在感がなくて、どうせ流行らないんだよねぇ。。。😅
志乃ぶ
新宿区西早稲田1丁目19−17
03-3203-1648
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