蒲田には何度か仕事で来ている。
しかし、良い飲み屋が集まる蒲田なのに、ここで飲むのって実ははじめてなんだよね。
呑兵衛として失格だと思っていたから（笑）、蒲田デビューはとても楽しみだ。
さて。
なぜ、塩見さんと蒲田で飲むことになったのか。
その鍵を握るのはこの写真の男である。
彼は、蒲田で1939（昭和14）年に創業した老舗酒販店『酒の旭屋』の専務。
瀬戸くんである。
瀬戸くんとは、ちょっとしたご縁があって、彼が若かりし頃から知っているのだが、その『酒の旭屋』のことを『Syupo』が先日取り上げていた。
すぐさま塩見さんに「旭屋の専務は昔からよく知っているんですよ」とお伝えしたら、「では、蒲田でご一緒しましょう！」と話がトントン拍子にまとまったというわけ。
酒の旭屋 瀬戸専務（ノブちゃん）
『旭屋』は商店街に小売りの店舗を構える一方、大きな倉庫を持っていて、地元はもとより都内の飲食店に酒類を卸す酒販店である。
その『旭屋』が、店内のバックヤードに日本酒好きにはたまらないスペースを新設したというのだ。
その名も『裏旭屋』
なんじゃこりゃ〜
異世界にたどりついたような興奮を覚える
冷蔵庫には日本各地の四合瓶がずらり。
そして、壁際には新潟駅や越後湯沢駅の『ぽんしゅ館』を想起させるコイン式の試飲マシーンもずらっと。
冷蔵庫の四合瓶は当然販売用なのだが、そのなかから厳選された日本酒30種以上が試飲できるのだ。
スタンディングのテーブルがあるので、ここであれこれ試飲してから、気に入ったお酒を買えるという仕組み。
瀬戸くん、とんでもない桃源郷をお店の奥に作りおったな！
おっ！
大好きな『奈良萬』のおりがらみがあるじゃないの！
何を隠そう、瀬戸くんに『奈良萬』を醸す『夢心酒造』の東海林社長を紹介したのはこの私😤
それ以来、取引がはじまり、『旭屋』でも人気の銘柄になっていると言う。
これもまたご縁。
嬉しいね。
専用コインを1枚（200円）入れてボタンを押すと日本酒が出てくる。
私はカメラを持ったまま横着してボタンを押してしまったから、お酒が飛び跳ねてしまったが、お猪口をちゃんと注ぎ口に近づけてからボタンを押してくださいね😅
素敵な『裏旭屋』オリジナルお猪口で頂こう。
原稿を丸投げしてすっ飛んできてくれたようだ（笑）
しばし、ここで仕込んでから蒲田の街に繰り出そう。
『奈良萬』のあと、２種類ほど試飲していたら、おとなりのテーブルには蒲田の人気やきとん店『豚番長』の社長さんが登場。
塩見さんとも顔見知りだった😲
さすがっす！
『裏旭屋』は角打ちではないので、おつまみなどはない。
あくまで店頭にある日本酒を試飲してもらうのが目的だ。
『旭屋』は地元蒲田の飲食店にも卸す酒販店さんだからね。
"本末転倒"してはいけないという、瀬戸くんの経営哲学がここにある。
さらに、この日は仕事を終えた『旭屋』の社員さんが集まって、我々と同じように日本酒を色々と試飲されていた。
瀬戸くん、こうなることを最初から狙っていたわけではないようだが……
結果的に社員さんも『裏旭屋』で扱う日本酒を勉強することができて、お客さんへの説明にも説得力が増す。
さらに、社員さんは試飲無料なので、福利厚生にもなっていると言う。
素晴らしい❗
そうそう。
瀬戸くんは、昔からユーモアにあふれたアイデアマンで、いつも周囲には仲間が自然と集まる人気者だった。
その人柄でますます『旭屋』を盛り上げていくんだろうな。
応援してるよ！！！
酒の旭屋・裏旭屋
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
塩見さん、瀬戸くん、私。
この酒縁を一層大事にすべく、今宵は蒲田でハシゴ酒を敢行する。
１軒目は『豚番長』で決まりでしょっ🐽
ビールは、生がキリンラガーで、瓶が赤星★だ。
寒風吹きすさぶなか、よく冷えた赤星★で乾杯。
くぅぅぅ〜、たまんないね。
玉子マカロニサラダ
玉子感満載で、これは大好きなタイプ😍
添えられている赤いのは紅生姜味噌かな。
これがとってもウマい。
テイクアウトで持ち帰りたいくらいだ。
ピーマンチーズの肉巻き
まるっとピーマン迫力あるな。
外でいただくあったかもつ煮。
沁みるね。
 |
これは鶏？豚？
どっちだっけ？💦
塩見さん的にバランス良く（笑）、キリンラガーも飲んでおこう😆
『豚番長』の社長さんもお店にやって来たので、ご一緒する。
聞けば、社長さんはかつて『和民』のイベント部門で働いていて、あちこち飛び回っていたらしい。
そして、2009年に『豚番長』を立ち上げ、今では蒲田や五反田にやきとん、ワインバル、中華そばなど５店舗を構えている。
社長さんはお客さんから「番長」と呼ばれているが、「店名になんで『番長』って付けたんですか？」と聞いてみた。
「ハマの番長三浦大輔と思われがちなんですが、清原が好きだから『番長』なんです」
そうか、だから看板に《やきとん界のホームラン王》ってあったのか。
納得。
寒いし、そろそろ２軒目に移動しよう。
22時には蒲田を出ないと石神井に帰れなくなっちゃうんで、テンポ良くハシゴ酒しないと😅
『豚番長』は早々に引き上げることになったが、店内で腰を据えてじっくり飲み食いしてみたいお店だったな。
番長さん、ありがとうございました❗
豚番長 蒲田西口店
大田区西蒲田７丁目６３−６
03-3739-7058
0 件のコメント:
コメントを投稿