喜酔人ブログに何度か登場してくれている飲み友"かめちゃん"。
かめちゃんはとっても酒場通で、酒場人脈もめっちゃ広い。
みんなに愛されている飲んべえさんだ。
彼はブログをやってないんだけど、夜な夜な訪れている居酒屋をインスタやFacebookにアップしてくれるのでいつも大変参考になっている。
そんなかめちゃんがアップするヘビロテ店のなかでどうにも気になるお店がある。
そこでたまらず「連れてって~」って熱烈オファーを出して本日実現したのがこちらのお店だ。
新橋の「美味ぇ津」である。
大衆酒場でなく大衆酒舎ってのは聞き慣れない言葉だが、「舎」って「家」って意味があるからみんなが集う家ってことなんだろうな。
この日の参加者は4名、かめちゃん、あいちゃん、ぴょんさん、さかばクン。
以前、「かはほり」の日本酒会に集った4名でもある。
当然、かめちゃんにお店の予約をしてもらったのだが、予約にはお店のルールがあって、入店時に全員が揃っていないと入れてもらえないのだ。
店内待ち合わせができないってことだね。
だから、みんな遅れまいと20分前にはお店の前に到着するという気合いを見せた(笑)
ご夫婦でやってらっしゃているこぢんまりとしたお店で、14席のコの字カウンターとなっている。
毎晩、この14席を求めてあっという間にお客さんで埋まってしまう繁盛店なのだ。
だからこそ前述の予約ルールがあるのである。
店内壁際の棚には金宮がずらーーーーーーーっと並べ置かれている。
そして、キンミヤボトルの多くには50・100という札がぶら下がっている。
ボトルキープの累計本数ということなのだろう。
もちろんオーダーは、かめちゃんにお任せだが、メニューはしっかり拝見。
メニュートップにある「芝浦牛にこみ」の画像を何度も何度もかめちゃんに見せられたんで、熱烈オファーに至った。
キンミヤとホッピーへの愛を感じるメニューだなぁ。
キンミヤはシャリキンもあるし、ホッピーは白黒だけでなく赤まである。
さらには日本酒に「宮の雪」、麦焼酎に「くろみや」まで置いてるのか!
宮崎本店への愛もすごい!
かめちゃんは、1杯目からホッピー!
我々は″とりビー(とりあえずビール)″で乾杯!
「美味ぇ津」のお通しは、カウンター上の置かれた大皿から3品が盛られる。
お通しは奥様のお料理だ。
中央の玉子焼きが名物なのだが、食感といい甘みといい、味わったことのない玉子焼きだ。
かめちゃんが「これいつも持って帰りたいんですよ」という気持ちがよくわかる。
最後の最後までちびちび大事に食べたさ(;^ω^)
さぁ、芝浦牛にこみが来ましたよ~\(^o^)/
奥からシロ・スジ・ハチノス・和牛ホホ肉。
まず、シロを食べて目が点。
次に、スジを食べたら愕然。
そして、ハチノスに悶絶。
最後のホホ肉にいたってはついに沈黙。。。
誰しもが黙ってしまう美味さである。
こいつは完全に参った。
想像をはるかに超えるこれまで味わったことのない「牛にこみ」であった。
目の前の焼き台を見ると、大きな肉魂が焼かれている。
きっと我々のレバーだな。
デカっ!
「美味ぇ津」は強い火力で一気に焼くのではなく、わりと低温でじっくり焼き上げるスタイルのようだ。
焼き上がりまで箸休めをいただこう。
角さんのチーのり
アボカドのりマヨ
どっちも韓国のりなところがいいね。
さて、先ほど少し触れたキンミヤにぶら下がる亀甲宮印の札。
この日は、かめちゃんが属する「古典酒場部」のボトルをいただいているわけだが、ボトルキープが50本になるとこの特注の札をつけてもらえるらしい。
「古典酒場部様」って名前までちゃんと印刷されているから、宮崎本店さんがこの札をひとつひとつ作られているんですかねぇ~
すごいなぁ😲
ちなみに古典酒場部ってのは倉嶋紀和子さんが催すカルチャー講座「古典酒場部」に集う面々だ。
そして、この日は超レアなキンミヤボトルに遭遇。
ラベルの裏に「明日も福が訪れますように」とある。
500本に1本しか現れないレアアイテムなのだ。ヱビスビールの鯛が2匹いるみたいなあれです。
これ実際に見るの2度目だなぁ~
白も黒もすでにいただいたので、珍しい赤を追加。
正式な商品名は「55ホッピー」で、ホッピー発売55周年を迎えたときに発売された。
でも、関東圏では一般的に「赤」と呼ばれることが多いね。
牛はちのす塩串焼き
バリっと焼かれたハチノスは、煮込みのハチノスとは全く違う味わい。
煮込みもいいけど、こっちのハチノスの方が好きだわ♪
やきとんのしろ串焼き
ハチノスは塩焼きだが、しろはたれ焼きになる。
こちらも表面はバリっと焼かれているが、中はふわっととろける。
たれの甘さと焼けた香ばしさが相まって、これも驚愕のしろだ。
レバーステーキ
そして、先ほどのレバー塊が焼き上がり、特製のねぎ塩たれがたっぷりかかって提供された。
プリンちゃんを気にしなくてはいけないさかばクンだが・・・
Oh,Never Mind!
いや、レバーマインド!
食べまくるよ!
絶妙の火加減とレバーのエッジに感動
牛ハツのステーキ
これまたすごい逸品登場。
まさに″心″が踊りだすハツだ。
牛ハラミのあぶり
もはや下手なコメントは不要だね・・・
貧血解消だぁ! ←さかばクン、こんなんでも貧血気味なのよね(-_-;)
最後はサービスでいただいたメンマと豚肉の炒めもの
この日、我々が入店してすぐにあとから入ってきた酔客が狼藉を働くというアクシデントが起きた。
リーマン2人組の出張客のようだったが、店に入ってきた時から酔ってていや~な予感がしたんだよね~
それにしても、まさかあんな酷い振る舞いをするとはな・・・許せん!
でも、ご主人の毅然とした態度と我々など他の客への気遣いに感動したよ😊
ご主人はもともとトラックドライバーで、もつ好きが高じて2013年にこの「美味ぇ津」をを開いたという。
その情熱と覚悟もさることながら、ご主人はどこかのお店で修業をしたことはなく、完全に独学なんだそうだ😲
とてつもない勉強家だね。
いやはや、だからこそ他店と比べようがない唯一無二の牛煮込みだったというわけだ。
いっぱい食べすぎて、もうひとつの看板メニュー「肉なんこつ焼」までたどり着けなかった・・・
まぁ、いっか。
かえって″宿題″ができたし、今度はもつ好きのT氏を連れてきたら大喜びしそうだしね。
梅津さん、ごちそうさまでした!
そうそう、最後の最後になんですが・・・
ご夫妻のお名前が梅津さんだから「美味ぇ津」というわけでした(笑)
美味ぇ津
港区新橋4丁目21−7
電話: 090-2315-8057
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