蒲田へ。この意識低い街、何度目だろうか。2〜3回訪れたことがあるが居心地がよい。ひょんなことから蒲田に来ることになった。その理由は後ほど話そう。
とりあえず重要なのは酒場だ。
ガソリンが必要なのだ。
何となく調査したレバーランドに向かう。
何と言っても店名がよい。
イベントまで残り30分。
どうすべきか。
梅ちりめんやっことレバカツ串。
さわやかな酸味とレバーの苦味。
うまい。
うまいな、この白レバー。
たまに行く高級焼き鳥の味わいだわ。
日本酒を飲み干しそそくさと会計をする。
本来の目的地へ向かう。
早足で向かう。
東急プラザ「かまたえん」。
ここは楽園か。
アクアノートという平均年齢14歳のアイドルグループである。東急プラザの屋上ビアガーデンでのリリースイベントだ。
ビールを。
ハイボールを。
最高である。
未成年女子の踊りを見ながらの青年向け飲料を飲む。
「背徳」という言葉が頭をよぎる。
観客は50名くらいだろうか。
半分巻き込まれた感のある人、ガチのアクアノートヲタのひと、飲みながらまったりアイドルを観たいひと。人生模様はさまざまだ。
酒とアイドルを煽ったあと、さてどうしようか。
あぁ、やっぱ魚食いたいや。
あっさりした魚だ。
寿司酒場、まぐろ人。
チェーン店だろうか。
記憶と感覚は麻痺する。
生きている感覚は研ぎ澄まされる。
そろそろ今日という日は終わりか。
今日という楽しき日は終わり、明日という辛き日が訪れる。
これは中学生以来、変わらない現実だ。
このループが終わる日は来るのであろうか。
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