肉鉄なべ串焼き料理 こころというお店だ。
気付かずに通り過ぎてしまいそうな小さな間口。 超有名酒場「北の誉」の近くだ |
椎名町にある名酒場・だん吉と俺のご主人から「ここはオススメ!」と以前情報を入手していたのだ。
あれだけ手放しでオススメされていたということは。。。こりゃ〜もう間違いない店に違いない。
座布団のない席はこのご時世だからか、 実質、ソーシャルディスタンス用スペースのようだ。 「暑いでしょうから」とエアコン風がよく当たる 扉近くの座席に案内頂いた |
いざ入店すると狭小な店内に驚く。カウンターのみで座席が4席しかない。
しかし窮屈というわけではなく、ゆとりのある座席配置となっている。
ヤマピカ入店後、お店の扉もフルオープン。焼台近くの窓も開放され、換気バッチリだ。
ズラッと並ぶ豊富なラインナップ |
日本酒メニューも多く取り揃える |
「どちらかで聞かれて来られたのでしょうか?」とご主人。
「『だん吉と俺』のご主人から聞いてお伺いしました」と答えると「あぁなるほど!」と得心されたご様子。
それがアイスブレイクとなり、椎名町界隈の酒場トークでご主人と会話が弾む。
さ〜て、何を頼もうか…。
ドリンクメニュー。ビールはキリンの様だ…。 |
焼串がメインのようだが一品料理も豊富。 しかし和牛って気になるよなぁ笑 |
壁面掲示のオススメメニュー群。 アカン、こりゃ〜迷っちまうなァ〜…。 |
兎にも角にも本日から梅雨明け。
喉も乾いていたのでキリンクラシックラガー(中瓶)から始める。
クラシックってのが嬉しい! |
喉を潤わせつつ、ご主人に
「何がオススメですかね?最初はサッパリとしたものを頂きたいのですが…」
と相談してみると、らっきょの青とう正油漬け(300円)がオススメとの事。
これは美しい |
酸味と辛味がなんとも良いバランスで、これを一粒かじるだけで酒が蒸発してしまいそうな…そんな味わいだ。大事に大事に、箸休めの意味も込めて、ジワジワ食す事とす。
次もご主人オススメ、ズッキーニとモッツァレラ(100円)。
天才的組み合わせ |
「串から外して、お皿に溜まったソースと絡めながら食べてください」とご主人。
その通りにして食すると、目ン玉ひん剥いてしまうレベルで美味し!
このソース、「ブラックペッパーと塩で味付けして寝かせたピュアオリーブオイル」とのことだが。。。こんなに味わい深きものになるのか。。。このソースだけで酒が呑めるわ!
ウンメェウンメェと羊のように小声で叫んでいたら、
「あっ!今更なんですが大事なことを聞き忘れていました。なにか食物アレルギーなどありますか?」
と慌てた様子でご主人が声を発する。
最初から感じていたのだが、なんちゅーホスピタリティ溢れる接客なんだ…。
聞けばご主人、ホテル内飲食店や鉄板焼店など、かなりの修行を積まれてきたご様子。
う〜ん、これは納得!なんかね、喋り方が上品なんですよ!ほんまこれは癒しになりますわ!
さてお次は岩手県産天然ブリの塩焼き(背)(750円)をオーダー。
ヤマピカ、ブリの塩焼きに目がないのである。
ところが一般的な酒場にはブリの照り焼きばかり。。。
まぁこれは照り焼きの方がストックし易いっていう背景もあるだろうから仕方のない話ではあるが…まぁなんせ塩焼きが食えるとはありがたい話だ!
ド迫力。こりゃ2人くらいで突っつけるよ |
腹部位も脂ジューシーそうで気になったのだが、ここは背部位で。
しっかりとした食べ応えのある食感。まるで獣肉を食らっているかのようだ!
添えられたレモンを絞り、ミョウガの乗った大根おろし醤油で頂戴すると、こりゃ〜もう堪らん!
さ〜て止まらんようになってきたぞ!次弾装填、恒例の水位チェックも兼ねて黒ホッピーセット(480円)や!
おおおお、中々の水位!! |
結構、ナカが入ってくるね!これはソトイチナカサン採れそうだ。
そろそろ焼鳥を行こうかな!レバー(180円)を所望。
これは間違いなく美味いヤツ |
ごま油のタレだ!
とろりと甘く、肉そのもの良さを感じる逸品。その美味さに思わずウンメェェェェ!!!と椅子の上で仰け反ってしまった…。
なお焼鳥は、部位によってご主人の方で塩かタレか味を決めておられるとのこと。
迷わずに済むし、オススメの味付けを味わえるのならそれに越したことはない。
ささみ(170円)。一本肉のように見えるが、カットされた肉がミッチリと連結しているタイプ。
ブラボー! |
火の通りは完璧で素晴らしいミディアムレア具合。ほんで塩もええ塩梅や!添えられたワサビともすごく良く合う!!なかなか出会えそうで出会えないレベルのささみやぞこれは!!!
当然、せせり(180円)も行くわな。
このせせり肉の凝縮感と言ったら。。。 |
なんちゅーコリコリ弾力や!
まさに運動量の多い首周りの肉といった感じで、肉肉しい美味さ!またこのタレが良い!甘ったるくないなんだよね、いくらでも食えてしまいそう。
で、メインディッシュは和牛切り落とし串(300円)。和牛にこだわりを感じるお店なので、当然、これは行っとかなアカンやつでしょう!
これはアレやね、間違いないヤツや |
和牛なだけあって上品な味わい。ジャンキーさは全くない。むしろ甘みを感ずるアブラの美味さ!
添えられたワサビを乗っけて食うと余計にアブラの甘みが引き立つ感じ!
ミディアムレアな火の通りも完璧で、この串ホンマ300円でええのか?となる。
しっかりナカサン頂きました |
いや〜満足満足。これでお会計が2,980円ってんだから驚きだ!また妙法湯あがりにサクッと寄らせて頂きたい!!
次回はコレだよな |
「ウチはね、鍋屋なんですよ」とご主人。
。。。ですよね、屋号からしてそうですもんね。
1人でペロリと食べるお客さんもいるとのことだが、次回誰かとお伺いした際は食してみたい!楽しみだ!!
開店してまだ2年ほどの新しいお店とのこと。
ホスピタリティ溢れるご主人の接客に感動すると共に、何を食べても美味い逸品の数々に驚かされました。ぜひ皆様も訪れてみてください!
今年の梅雨は長かったなァ〜 |
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あんまり美味かったんで再訪!
来ちゃったよい |
今回は奥の椅子に座ったんで焼き台を眺めながらオーダすっぞぃ!
ライブ感が良い |
モッツァレラとズッキーニは最早ここに来たら必須オーダー前菜であろうな!
美味し過ぎる |
よーっし、では前回食せなかった違う串を頼もうかな!先ずは豚巻き串のほうれん草(270円)や。
見るからに美味そうやないかい! |
ニラ巻きは良く見かけるがほうれん草はなかなか無いよね。ほうれん草だとフニャと水っぽくなっちまうんではと思ったが全くの杞憂に終わる。なんとも食べ応えのあるほうれん草!ニラのようなクセは無く、思いの外、アッサリと食せる。なんて美味いのだこれは。。。
お次はガリ(280円)。
おほぉおおおお! |
立体的な串打ちに目を奪われるね。。。これは凄い。ほんで味もスゲんだ、これ。紅生姜と生姜の2種を豚肉で巻き、且つ、ガリを乗っけて食べるという物だが。。。秋元屋系列の生姜肉巻きを超えるレベルの美味さや!!しかもこれらの生姜、全て自家製というのが恐れ入る。必食の逸品であろう!
んで肉いかなアカン肉を。ご主人に伺った所、今日はフィレ(750円)がオススメとのことなんでそれを。
何が出てきてもこちらのお店の料理は美しい |
もうね、これは言葉を失うしかない佇まいですよ。じっくり火を通されたミディアムレア加減、サイコーですがな!量は7〜80グラム程かな。しかしじっくりと大事に噛み締めたい味わいで、頬張るたんびに多幸感を得られるモノ。あぁ〜〜〜美味し!!
これは通い詰めてまた別の料理頼まんとな!って事でお店を後にした。また直ぐに再訪するだろう!
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んでまた再訪!
目的は勿論、黒毛和牛の肉鉄なべ(2,980円)や!!もう細かい感想は抜きにして、写真を見てみて下さい笑
すげぇ量の肉が山盛りにされる |
下の野菜が煮立ってきたら肉山を崩し。。。 |
これで終わりかと思ったらまさかの追い肉で一面肉景色に!! |
最後は雑炊でシメ!ちなみに麺も選べます |
どうですかね、この肉鍋。。。
ベースは甘い出汁ですが、牛と豚のアブラの旨味も溶け込んでいて非常に濃厚で丸みのある味わい。一方で唐辛子など香辛料が隠し味として使用されており飽きが全く来ない。肉もめちゃくちゃ柔らかく味が濃いもの。
この味この量で2,980円って凄すぎるでしょう!?必食の逸品だ!!
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えぇ〜い再訪!
連日暑い日が続くのでここは涼やかなものを前菜にいただこう、京野菜のお漬物をば。
もうね、最高ですよ |
ほうれん草巻とは違いやはりニラはパンチある味わいだ。チーズと相まって酒が進む |
くさみがまったくない!コリとした食感で旨みたっぷりだ |
素晴らしいサシの入り具合と火の通り。盛りも美しすぎる |
とまぁ〜、どれ食っても美味いものしか無い稀有なお店。前述したがホントに多幸感溢れる料理ばかりだ。
聞けばまた近日中にメニューを刷新される予定とのこと。
次回お伺いする楽しみが増えたな!
店名:肉鉄なべ串焼き料理 こころ
住所:東京都豊島区長崎2-11-4
TEL:070-3838-6315(小さいお店なので電話してからの方が良いかも?)
営業時間:
(火〜金)17:00〜23:00(L.O)22:30
(土、日、祝)15:00〜23:00(L.O)22:30
月曜日が祝日の場合、翌火曜日が店休
日曜営業、月曜定休
日曜営業、月曜定休
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