「川治」という超予約困難居酒屋をご存知だろうか。
その難易度たるや偏差値70以上。
とにかく予約がまったく取れないお店なので、私が「川治」に伺うチャンスは一生ないだろうと、とうの昔に諦めていた。
すると、ある日。
飲み友さんから「1年前に予約していたのを忘れてて……明日なんだけど行ける?」と電話。
手帳を見たら、電話が来るのを予期していたかのように、その日だけポッカリと予定ナシ。
もちろん、いきま〜〜〜す \(^o^)/
最寄り駅は都営新宿線の浜町。
最近、お店の場所を移転されたようだが、お店の外観はいたって普通。
正直、超予約困難居酒屋には見えない。
やはり、この店、タダもんじゃないかも。
川治のお料理はお任せコースのみ。
飲み物は随時発注の別料金だ。
生ビール、日本酒、サワー、ホッピーまであって酒バリエーションも充実。
さぁ、「川治」ワールドのはじまりだ。
テーブルに着くなり、まずは挨拶代わりの2品。
いきなりカラスミとは。最高!
山椒が良い仕事をしてるね。
どのネタもお見事というほかない。
えっ、まだこんなキラーコンテンツが登場するんすか!
実はビールで乾杯後は一同ずーっと冷酒を飲んでいた。
そして、冷蔵庫にあった5種類すべてをコンプリート。
七田→羽根屋→羽根屋→上喜元→開運→越前岬
ちなみに羽根屋が4人とも高評価だったのでおかわりしてる。
いやいや、まだ出てくんのか。すげぇーな。
驚いたのはその煮付けの味もだ。
私の「銀だらの煮付け」人生で三本の指に入る美味さだわ。
⑮鯨のステーキ
そして、ついに15品目。
この鯨も牛肉のような柔らかさと味わい。
もう参りましたね🐳
最後はサワーでスッキリ。
〆の食事はなく、お新香とお味噌汁でお任せコース完走。
⑰オクラの赤だし
お店は5組、20人足らずでいっぱいの小さなお店。
そこを厨房の店主とフロアのおねえさんの二人で回しており、夜営業は1回転だけだ。
周りを見渡しても我々が一番酒を飲むグループだったな。
17種の酒肴が出てきて、生ビール飲んで🍻日本酒🍶をコンプリートして、サワーで〆た。
さぁ、果たしてお勘定は?
なななな、なな、なんと!
ひとり7000円で釣りが来た。
圧倒的な物量と圧巻のクオリティでこの驚愕価格。
ほんとに、いぃいんですか。
いやはや。
納得。
そりゃぁ、予約できないわけだよ。
しかし、こんな良心的な優良店において残念だったのは、お店ではなく、おとなりにいた若い会社員男女三人組である。
食事を大量に残して去っていたのだ💢
ボリュームが多いことは「川治」を予約する客ならわかっているはず。
女子は仕方ないにせよ、そのぶん男子が頑張って食べようとする姿勢も見えなければ、残して申し訳ないという言葉も一切なし。
女子を囲んで飲みたいだけなら他の店に行きなよ。
店選びを間違ってるぞ。
最後は店主が店の外までお見送りしてくれ、お店の移転が急に決まったドタバタ劇を聞かせてくれた。
はじめて訪れたのに、とっても気さくで話しやすい店主だ。
予約困難店の奢りがまったく感じられないところも酔い。
「次回の予約をしたいのですが……」と尋ねてみた。
店主が手帳を持ってくる。
その手帳、よく見たら「三年手帳」ではないか。
嫌な予感😓
「えーっと、次回は2022年7月になっちゃいますね。すみません」
2020年は絶対無理と思ったが、2021年をすっ飛ばして、再来年の2022年っすか!!!
「ぜひ、その日でお願いします🙇」
そりゃぁ、再来年でも予約はしますって。
「2022年のその日まで、みんな元気に生きていような」と4人で誓い合ったのだった😅
川治
中央区日本橋浜町2丁目52−5
03-3666-1100
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↓水じゃないよ。ちゃんと芋焼酎。
「2022年のその日まで、みんな元気に生きていような」(笑)
03-3665ー0088
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