(千葉方面担当記者・じゅにあの投稿です)
純喫茶が密かなブームだという。昭和レトロな雰囲気だけでなく、料理の良さやコスパも手伝って都心の有名店では若い女性の姿も目立つ。神保町のラドリオや上野の王城などは店の前に列を作っているのをよく見かける。
しかし小岩では昭和の喫茶店がバリバリ現役で街に溶け込んでる。昭和の空気が街全体を覆っており、スタバやドトールはあまり目立たない。やっぱりこの「喫茶白鳥」の大きな看板がよく似合っている。
店内ではスーツ姿のおじさんがシリアスな会話をしていたり、近所のおばちゃん達が世間話をしている。実に和む雰囲気だ。
中に入り席に座る。
これはいい席だ。
まさに我々が小さかった頃の不良マンガに出てくるようなスペースインベーダーのテーブル。きっと幾千の不良達がここで青春を過ごしたのだろう。そんな匂いを感じる。
ピラフとコーヒーをセットで注文した。
ほどなくしてサラダが運ばれてきた。
そしてピラフ。
ちょいと塩コショウを足すとさらに美味い。
腹が減ってたせいもあるが、一気に食べてしまった。量も非常に適度だ。
食後にコーヒー。
やや渋みがあるがそれがいい。
穏やかに時が過ぎる。
洒落たカフェもいいが、個人的にはこういう雰囲気の方が落ち着く。今年は酒場も控えざる得ないし、純喫茶巡りをしようか。
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