就活を無事にやり遂げた長男。
そのときお世話になった私の知人と長男の3人で食事をした。
知人が勤務する会社から内定を頂いたものの、結局は別の会社に入社することになったのだが、就活をはじめたばかりの段階で彼からいろいろなアドバイスをもらい、長男はとても有り難かったようだ。
きちんと親子で感謝の気持ちを伝えることができて良かった😊
食事を終えて、有楽町駅で別れた。
さてと。
我々もこのまま石神井に帰ろうか・・・・・・いや、待てよ。
「どうだ、もう1軒、飲んでいくか?」
さすがに親父とふたりで飲むのは嫌がるかな。
長男とサシで飲んだことはまだ1度もない。
「いいね、行こうよ」
えっ?
ほんとに?
飲みに行くの?
声には出さない。
嬉しさも顔に出さないようにする。
ダメ元で聞いてみるもんだな。
「よし。じゃぁ、さっき、良さげなお店があったから行ってみるか」
長男の気が変わらないうちに、急いで踵を返す。
まるで地下壕のようなガード下に2軒の「もつやき屋」が向かい合っている。
この空間、呑兵衛心をくすぐらないわけがない。
「ここだと思ったわ。さっき、この前、通ったとき気になってたでしょ。わかってたよ」と長男。
よく、見てるじゃないか。
お前も呑兵衛の資質十分だからな😅
さぁて、左右どっちにしよう。
こりゃ、父親の《酒場眼》が試されるな。
左が『もつ焼 ふじ』
右が『もつやき 登運とん』
どっちに入っても楽しそう。
ここはビールの銘柄で判断するか。
店頭の看板、ポスターを見ると、『ふじ』はアサヒ、『登運とん』はキリンのようだ。
キリンなら、瓶ビールはラガーを置いているに違いないと、推察。
『もつやき 登運とん』に決めた!
生ビールは一番搾りだが、瓶はラガー、しかもクラシックラガーだ。
雷門サワーって何だ?
「かみなりもん」じゃなくて「らいもん」って読むんだって。
ライム&レモンで「らいもん」ってことらしい😅
名物というだけあって美味い!
狂喜乱舞(笑)
皮
これで「とんとん」って読むのも知らなかったわ😅
でも、この店名。
はじめから何か脳の隙間に引っかかる感覚があった。
拙ブログで検索してみたら、船橋にも『登運とん』があって、2020年にじゅにあくんが記事にしていた。同じ系列なのかな?
納得!
この遠い記憶も手伝って、こっちの店を自然と選んだのかも知れないね。
▶船橋B級酒場の至宝
安心・安価の次が「安直」ってのがオモロイ😆
「やっぱ、こういう店が好きだなぁ」
長男は今どきの洒落た居酒屋よりも、こういう昭和でDEEPな酒場が好きらしい。
俺の教育は間違っていなかったようだ😭(笑)
私は結局、父親と2人で飲むことはなかった。
長男とこうやって飲める日が来るなんて、とても幸せなことだ。
はじめてキャッチボールをした日も覚えているが、それと同じくらい今日は嬉しい。
これって東京メトロの広告にあったものと記憶しているが、この店が撮影に使われていたんだね。
私も仕事で2度、ロンドンに行ったことがあるが、ロンドンでパブを堪能する時間がなかったことが実に悔やまれる。
長男はこの秋、大学卒業を前に2ヶ月ほど渡英する。
ビール好きだから、ロンドンでパブに行くことをことのほか楽しみにしているようだ。
なんとも羨ましい限りだが、昼は学校で勉強し、夜はパブで交流を楽しみ、英会話のスキルも確実に上がるんだろうな。
それもまた羨ましい。
有楽町のガード下も渋いけど、ロンドンのパブも捨てがたい
今度はそんな経験を積んで、一回りも二回りもたくましくなって帰ってこいよ!
そして、土産話を肴にまた飲もう😊
もつやき 登運とん(とんとん)
千代田区有楽町2丁目1−10
03-3508-9454
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