今宵は、父方のいとこファミリーが集う大忘年会。
“薩摩隼人“・“さつまおごじょ“が多いので、必然的に鹿児島にゆかりのあるこのお店になった(笑)
そう、両国駅前に君臨する『ちゃんこ霧島』である。
ここは初代霧島=陸奥親方が開いたお店。
陸奥部屋直伝のちゃんこ鍋が味わえると大人気のお店なのだ。
霧島関は、私の相撲人生で一番好きな力士。
お茶碗も湯飲みも色紙も持ってたよ。
元力士が経営するちゃんこ屋さんって、これまでも5店くらい行っているが・・・・・・
『霧島』はいつも満卓で、今までチャンスがなかったんだよね。
念願の陸奥部屋直伝のちゃんこ鍋にありつけるなんて!
大興奮😤
うまいこと名前が暖簾で隠れてる(笑)
さぁ、ここで初代霧島関(陸奥親方)について、ちょっと語らせて欲しい。
陸奥部屋には、モンゴル出身の霧馬山がおり、去年大関に昇進したときに、親方のしこ名を襲名。
2代目霧島となった。
その師匠である初代霧島関は、現役当時、井筒部屋に所属。
当時の井筒部屋には同郷(鹿児島)の井筒親方の息子である逆鉾関と寺尾関がいたので、関取衆が揃った強い部屋だった。
そのなかで揉まれた霧島関。
当時はあまりやる力士がいなかったウエイトトレーニングも積極的に取り入れ、徐々に才能が開花。
東の関脇だった1990(平成2)年3月場所。
13勝2敗で横綱北勝海、大関小錦、関脇霧島が並び、優勝決定戦は3力士による「巴戦」となった。
巴戦での優勝決定戦は1965年以来35年ぶり。
この頃、私は高校生。
当然、巴戦なんて、私も初体験だ。
めちゃくちゃ興奮して、テレビにかぶりついたのを今でもよく覚えている。
残念ながら、このとき霧島は敗れ、初優勝を逃す(優勝は北勝海)。
しかし、この場所後、ついに、初土俵から91場所で大関に昇進したのだ。
これは、現在でも最も遅い大関昇進の記録となっている。
また30歳11か月での新大関も当時第2位の最長記録であり、まさに遅咲きの大関であった。
昔を思い出し、やや、熱くなり過ぎたが・・・・・・
実は、我々がお店を訪れたこの日、急逝した錣山親方(=寺尾関)の葬儀があった。
陸奥親方も参列していたが、自分よりも若く、共に汗を流した寺尾関の早逝に心を痛めていたに違いない。
さぁ、お店に入ろう。
今日は、いとこファミリー14名が集結。
7階のお座敷に通される。
120分飲み放題付きの「関脇コース」
でも、個室はその後も使えるというので、その後のドリンクは追加オーダーとなる。
陸奥親方は4月で定年を迎える。
昨年12月の九州場所で大関霧島関が優勝したので、明日からはじまる初場所で綱取りがかかる。
「一発で捕まえたい」と大関。
横綱昇進を一気に決めて、親方へ最高の恩返しをして欲しいな。
すっかり相撲の魅力にハマったS子ちゃんとぴょんさんと3人で観戦する。
国技館、何年ぶりかな。
楽しみだ。
霧島、頑張れ❗
墨田区両国2丁目13−7
03-3634-0075
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