学生時代の気の置けない仲間たちと神楽坂で2軒巡った。
まだ余力があるな。
「俺はもう1軒、気になっているお店に寄ってくね。」
ひとり別れて、本多横丁からさらに路地を入った『鳥しづ』へ。
『吉田類の酒場放浪記』でも紹介されたお店だ。
お通しの「ゆで卵」は鳥しづのお決まりのようだ。
お隣のオネエサンが「おつまみレーズンが美味しいですよ」と教えてくれた。
そんなこと教わったら、頼むしかないよね。
それが礼儀。
干しぶどうを焼酎に漬けているらしい。
めちゃくちゃ美味しい。
家でもやってみよ♪
「実は裏メニューがたくさんあるんですよ」
今度は奥にいらした常連のオニイサンが教えてくれる。
「裏」と聞くだけで興奮するよね(笑)
焼き台に立つ女将さんに「じゃぁ、裏メニューを焼いてもらえますか」と頼む。
すると女将さんは、裏メニューを頼まれることを待っていたかのように、嬉々として焼きはじめるのだ。
大山鶏1羽まるまるすべての部位を余さずに焼鳥にしているんだね。
砂肝を包む皮。これは富士見台の『一歩』でも食べたことがあるけど、形状が違う。
鶏にもいろんなさばき方があるんだろう。
牛たん、豚たんはあるけど、鳥のたんははじめて出会ったよ。
女将さんの物腰が柔らかで上品。
神楽坂らしい酔いお店だった。
常連さんも気さくで楽しい時間を過ごせた。
神楽坂に来たらまた寄ろう。
鳥しづ
https://x.com/torishidu44
新宿区神楽坂4-4
03-5228-0778
0 件のコメント:
コメントを投稿