山形ラーメンを掲げる「天童」にやってきました。
天童と言えば、将棋の駒。
その将棋界はスマホカンニング疑惑で揺れていますね。
はやく落ち着いてもらいたいものです。
さて、私にとっての山形県は、全国屈指の酒どころというイメージですが、
実はラーメン王国でもあるんですよね。
総務省がおこなう家計調査によれば、
「年間1世帯当たりの中華そば(外食)の支出金額」は山形県がダントツ1位。
北海道=札幌ラーメン
福島県=喜多方ラーメン
山形県=???
山形県のご当地ラーメンはパッと思い浮かびませんが、
ラーメン好きが多い県なんですね。
「人口10万人当たりのラーメン店数」もやはり山形県がダントツ1位なんだとか。
これは意外でした。
山形ラーメンは明確な定義がないようで、
こちらのお店も醬油・塩・味噌・つけ麺、オールマイティーです。
山形ラーメンのひとつの特徴として言われるのが、スープや麺がどうこうではなく、
蕎麦屋さんでラーメンも提供することだというのです。
たしかに町の蕎麦屋さんでラーメンを出すところは東京にもありますが、
レアですよね。
それが山形では当たり前なんだとか。
こちらの「天童」でも「日本そば」を出していますよ。
蕎麦にも惹かれたんですが、
天童中華そば味玉(730円)にしました。
豚と鶏から取ったスープに魚介系をあわせていますね。
節の香りも漂います。
青のりがふられています。
油膜が多く張られ、見た目よりオイリーな印象。
しかし、この獣臭のワイルドさと節系の和風テイストスープ、結構好きだな。
麺は中太で少し縮れてます。
食感のある麺でこの力強いスープに合っている印象。
スープといい、麺といい、なかなか好きなタイプだわ。
こりゃ、辛味噌も食べてみたいところです。
通し営業なので14時頃に入店したのですが、
近所のおっさん2人が結構いい調子でお銚子を空けていました。
大通りからはすぐの立地ですが、駅からはかなり離れています。
それだけに住宅地にあるラーメン店は、こういう昼酒ニーズもあるんですね。
山形ラーメン 天童
多摩市乞田630 コーポ光1F
042-376-6680
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