11月3日~5日の3日間、石神井公園駅南口商店街「パークロード石神井」では、
《カレーDay》が開催された。
今年で4回目となるイベントだ(たぶん2014年スタート)。
パークロードにはこの幟がはためき、
参加店では限定メニューや割引メニューなどをおこなっていた。
でも、石神井公園でなんで"カレー"なの?
それはかの有名な(?)
《坂口安吾カレー100人前事件》
に由来しているものと思われる。
この事件については、
以下のサイト詳しいので詳細はそちらに譲るが、要点は以下の通り。
❶昭和26年、檀一雄邸『火宅の人』に坂口安吾『堕落論』が妻とともに居候していた。
❷昭和26年11月4日。
坂口が妻三千代にカレーライス100人前の出前を頼むよう言いつける。
❸この100人前のカレーライスを手分けして運んだのが、
檀一雄邸から近く、いまでも営業を続けている「辰巳軒」「ほかり食堂」である。
※もちろん喜酔人ブログに何度も登場している両店です
■パリッコさんの記事
http://best1000.pico2culture.jp/article/54530162.html
■『サライ』の記事
https://serai.jp/gourmet/134319
■「東京紅團」の記事
http://www.tokyo-kurenaidan.com/ango9.htm
この昭和の文豪が引き起こした「カレーライス100人前事件」が
平成になった今でも語り継がれ、
その事件が起きたのが11月4日ということから
この時期に《カレーDay》なるイベント開催しているのだ。(・・・と思う)
また、伝統的なカレーパウダーで有名な「インデラカレー」を製造するナイル商会が
練馬区豊玉北にあることもこのイベントを後押ししているようで、
辰巳軒やほかり食堂の向かい側、パークロードの空き店舗を利用して、
インデラカレーの販売も行われていた。
《カレーDay》がはじまった11月3日。
石神井公園の野外ステージでは「森のJAZZ祭」が行われていた。
石神井公園でははじめてのイベントだったが、
公園の景色とJAZZの音色が見事にマッチし、想像以上に素敵なイベントになっていた。
「ちゃのま」や「ジターリア・ダ・フィリッポ」、「スプラウト」といった、
石神井の人気店が出店し、フードを提供していることもこのイベントを光らせていた。
さかばクン、JAZZを楽しみ、ビールやカツサンド、チリコンカンを食べたのち、
《カレーDay》にも参戦する。
3日の夜、4日と5日は終日予定が詰まっているので、
このタイミングで行くしかないのだ。
「かぶら屋」の前にならぶシェアサイクル。
なかなか壮観だ。
今度、webで会員登録して、このシェアサイクルの記事も書いてみたいなぁ~
ヤマピカちゃんと「サイクル風呂」なんて企画良さそう(笑)
もちろん湯上がりビールは自転車を返してからですけどね。。。
本題に戻ろう。
《カレーDay》に参加するお店から私が選んだのは「中国料理 受楽」。
「受楽」では《カレーDay》限定メニューとして
インデラカレーを用いた「カレー中華めん」が食べられるのだ。
数量限定とあったが、
満席の店内でカレー中華めんをオーダーしていたのは私だけだった( ̄0 ̄)
玉ねぎ、白菜、青梗菜、さやえんどう、豚肉。
完全に「カレーうどん」に見えるが・・・
麺はもちろん中華麺。
スープの粘度がすごくて、麺を引き出せない。
重っ(笑)
カレーうどんテイストが強すぎるかな。
もうすこし中華色を残してもいいような気がするなぁ。
そして、せっかくの《カレーDay》限定メニューなんだから、
半ライスくらいサービスでつけてもいいかもよ。
このスープにライスをぶっこんだら滅茶苦茶美味そうだもの(^0^;)
しかし、このイベント、2014年にはじまって4年目なのに地味なんだよねぇ~
きちんとしたストーリーのあるイベントなんだからもっと盛り上がってもいいのにな。
さかばクン的には、《カレーDay》にいろいろ物申したい。
まず、参加店が20点では少ない!
・中国料理 受楽 ・富士そば ・とりで ・辰巳軒
・イオンリカー ・まなマート ・鶏と豚tototone ・オリエンタルハート
・三ツ星餃子堂 ・石焼アンテンドゥ ・居酒屋とおるちゃん ・ほかり食堂
・稲田屋 ・新盛堂 ・シルザナ ・ピーターパン
・はなの舞 ・やきとり家すみれ ・Shimizu Dental Clinic ・みんなのカフェ
4年目でこれだけしかないの?
厳しいけど、これが正直な感想。
配られていた参加店のチラシを見ると、
夜しか営業していない居酒屋さんもあるし、
飲食店ではないお店も含まれている。
だから、お昼間に《カレーDay》を楽しめるお店って、
実はこのなかでも限られてきてしまうのだ。
しかも、《カレーDay》のサービスとして通常商品を値引くというお店も多く、
《カレーDay》限定のメニューを提供しているお店が少なすぎるのだ。
《カレーDay》にしか食べられない限定メニューがあるから楽しいのではないだろうか。
だから、私は「受楽」を選んだのだ。
《カレーDay》と銘打つならば、あちこちのお店でいろんな味のカレーが食べたい!
複数店舗を回りたくなるような工夫があればいいと思う。
そして、やはり広報が弱いのでは・・・
パークロードのHPでの《カレーDay》の紹介は文字だけで数行。
HPにパンフの掲載はない。
《カレーDay》のFacebookページも1年目のものしか見つけられなかった。
いろんな味のカレーが食べたいと前述したが、
11月3日限定で6店舗のカレーが味見できるコーナーがあったそうだ。
(後日、この記事を書くためにあれこれ調べていて知った)
たぶんそれがさっきの写真のココらしい。
え~、これではわかんないよ~。
味見コーナーあったのかなぁ???
もう一度言いますが、
カレー好きなのでもっとこの《カレーDay》が盛り上がって欲しいんです。
3日間のうち1日だけでも「チルコロ」みたいに屋台が並べば良いのにとも思います。
石神井カレー№1投票をやってもいいと思います。
石神井以外の人が《カレーDay》にわざわざカレーを食べに来るようなイベントに育つといいですね。
喜酔人ブログおなじみ、「すみれ」のオーナーT氏は、
商店街の
今度、《カレーDay》を肴に一緒に飲むことにしよう(笑)
中国料理 受楽
練馬区石神井町3-21-8
03-3996-2312
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