《台湾ラーメン》と言えば、台湾ではなく名古屋が発祥。
その元祖「味仙」が有名だ。
その「味仙」の味を受け継ぐ「味世」が石神井公園にもある。
そして、《台湾ラーメン》とならんで人気の《台湾まぜそば》も名古屋が発祥。
いわゆる"名古屋めし"のひとつにあげられる。
いまでは東京でも《台湾まぜそば》はすっかり認知され、
いろいろなお店に《台湾まぜそば》なるメニューが登場しており、
石神井では「ラーメンHOUSEたなか」にもあるほどだ。
その《台湾まぜそば》の元祖は「味仙」ではなく、
「麺屋はなび」なのである。
その「麺屋はなび」は一店だけ東京に出店している。
それがここ新宿店だ。
東新宿駅と西早稲田駅の間、
明治通りから大久保側に少し入った目立たない路地裏にある。
回りに飲食店がない何の変哲もない路地に、
11時30分の開店前から「元祖」の味を求める客が列をなす。
よ~し、シャッターで並ぶぞ。
11:15に到着。
すでに2名が並び3番目。
並び用の椅子やスペースがちゃんとあり、ここで貼り紙やメニューをチェック。
まぜそばだけでなく、汁そばもある。
追いめし無料とあり、レンゲに一杯の白めしがサービスのようだが、
よく読むと平日ランチは「白めし」(160円)が無料サービスと書いてあるではないか。
麺の量も選べるのね。
サービスの白めしつけちゃうから、並にしとこ。
11:30開店。並び客対応の店員さんが外に立ち、1組ずつ店内の食券機へ誘導。
ここの客さばきが上手なので、
食券機のところで変にあわてずにしっかりメニューを確認しながら買うことができるし、あわてずゆっくり着席できる。
さすが有名店、取材が多いようだ。
色紙だらけ。
台湾まぜそばについて、
「麺屋はなび」のホームページに次のような説明があったので紹介する。
台湾ミンチ(唐辛子とニンニクを効かせた醤油味のピリ辛ミンチ)を極太麺に乗せた、
汁無し麺の一種です。
代表的な具は台湾ミンチ、生の刻んだニラ・ネギ、魚粉、卵黄。
好みでおろしニンニクを入れ、よくかき混ぜて食べる。
スープがない台湾まぜそばには通常の麺を使用すると具が絡まりずらい為、
湯切りをせずに麺棒でかきまぜ麺に傷をつけて粘りを出している。
粘りが出ると同時に甘みも増し台湾ミンチと非常に相性がいい麺となる。
台湾まぜそばを食べる際にオススメするのが【にんにく】です。
大量のにんにくは躊躇する気持ちもあるが
思い切ってトッピングしていただきたいです。
食券購入時に「にんにく」トッピング(無料)の有無を問われたので、
"思い切って"入れてもらった。
ジャンキーなもん食べるんだから、変なとこで遠慮してはいかん。
とことんジャンキーにしないと(笑)
前述の下線部、
スープがない台湾まぜそばには通常の麺を使用すると具が絡まりずらい為、
湯切りをせずに麺棒でかきまぜ麺に傷をつけて粘りを出している。
こんな工程があって知らなかったなぁ~
わざわざ麺に傷をつけていたとは・・・
さぁ、着丼!
元祖台湾まぜそば(810円)+白めし(平日ランチサービス)
こうやってみると、ラーメンHOUSEたなかで出される「台湾まぜそば」のニラがいかに長いかわかる(笑)
麺の上には海苔、ニラ、長ねぎ、魚粉、台湾ミンチ、卵黄。
そして、にんにくだ。
にんにくはすりおろしというよりは歯ごたえを残した刻みにんにくって感じだね。
こいつをぐっちゃぐっちゃにかきまぜいただく。
食べているうちはあまり辛味を感じなかったが、
中盤から頭皮から汗が噴き出してきた。
意外と辛かったのね。
辛味調節もできるようなので、もう少し辛味があってもいいかも♪
卓上におかれている「昆布酢」で味変可能。
酸味がまぜそばを再び目覚めさせる感じ。
シャキッとシャープになる。
残った台湾ミンチに「白めし」をぶち込む。
追い飯ってなんでこんなに美味いんだろ~😋
ごはんに味噌汁をぶっかけたときと同じような・・・
なんかお行儀の悪いことをしてるような感じがかえって心躍らせるんだろうな。
並んでも食べる価値ある一杯であった。
次回は汁そばもトライしてみたいな。
麺屋はなび 新宿店
新宿区大久保2丁目8−16 コスモスビル
電話: 03-6278-9995
営業時間:11時30分~14時(土日15時)/18時~21:30(土日21:00)
定休日:月曜日・第2第4火曜日
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