「串木乃」を出て「のんべえ横丁」の共用トイレで用を足す。
いま、横丁のお店はどんな感じなのだろうか。
ぷらぷら歩いてみると、緊急事態宣言下ということで休業しているお店も多い。
そのなかで灯りがともるお店がポツポツ。
せっかく「のんべい横丁」に来たんだからもう1軒くらいと思うのだが。
このご時世だし、常連さんしか入れてくれないんじゃないかなぁ。
前に1度だけ入ったことがあるお店がやっていたのでのぞいてみたが、案の定、体よく断られた。。。そうだよね😞
「ここはどう?」
別のお店を見つけたぴょんさん。
「もういいよ、帰ろうよ」
私が尻込みしていたら……
もう扉を開けて、お店の方に入れるか聞いている。
こういうとき、ぴょんさんの方が積極的で頼もしいのだ(^_^;
ちょうど席が空いていたようで運良く入店できた。
「紫水」というお店だ。
うわうわうわ!
棚にはデュワーズボトルがグルリとギッシリ。
瓶ビールは赤星★のようだ。
さかばクン、またもや★に導かれちゃいましたね🤩
当然、ここまで〈推し〉なんだから、デュワーズのハイボールをお願いした。
するとダンサーが中にいるガラス瓶にデュワーズは移し替えているようで、ここから注いでハイボールを作ってくれた。
ちなみにこのダンサー、ちゃんと踊ります💃
きびなご、ブリカマ、カツオ……魚メニュー🐟が目立つなぁ〜
迷っちゃうので、マスターにおすすめを尋ねる。
おすすめは、もうか鮫の煮つけでした。
東北地方ではポピュラーな「もうか」。
久しぶりに食べたなぁ〜
マグロの塩焼き。
これが脂がのっててめちゃウマ。
この日は久々にお店を開けた日だったようで、続々と常連さんがやって来た。
一見の我々が2席も奪ってしまい、ほんと申し訳ないなぁと恐縮していたら、常連のみなさんん優しくて、むしろ会話の輪に加えてくださる感じで実にあったかい。
酔いお店ってこうなんだよね〜
お店と常連さんに一体感があって、懐が深いのよ。
常連が常連顔して排他的なお店は所詮その程度のお店なのだ。
では、自分の振る舞いはどうだろうか。
はじめて入るお店は誰しも緊張するものだが……
そのときたま居合わせたお客さんの雰囲気でそのお店の印象は良くも悪くもなる。
常連ぶって偉そうにしてないだろうか。
新規のお客さんにスマートに声をかけているだろうか。
常連と呼ばれるにはそれにふさわしい行動をせねばな。
あらためて肝に銘じなければと考えさせられる夜であった。
みなさんにご挨拶をして店をあとにする。
「ここもいい店だったね〜」とぴょんさん。
なぬっ!
やはりここにはそんな物語があったんですか!
そして、業界人に愛されるお店でしたか!
マスターの物腰、お客さんの雰囲気、そんな気がしたんだよなぁ〜(笑)
あとからならなんとでも言えるか……😝
「のんべい横丁」にふらっと立ち寄りたくなるお店がまた1軒増えました。
紫水
渋谷区渋谷1丁目25−9
03-3407-2371
0 件のコメント:
コメントを投稿