7月11日(日)
明日から4度目の緊急事態宣言が発出される。
呑兵衛が大手を振ってソトノミできるのは、ひとまず今日までなのだ😞
さて、その〈最後の一夜〉をどう過ごすか。
おそらく地元の店はどこも駆け込み需要で混むに違いない。(実際そうだったみたい)
この日、私は休日出勤してたので、共に学生時代を過ごした目白でぴょんさんと待ち合わせすることにした。
少し前まで猛烈な雨が降り路面が濡れている。
いまもまだポツポツと雨粒が落ちてくる。
横断歩道を渡り、線路沿いを池袋方面に歩き出す。
大事な一夜は「鮨処 小松」にお邪魔することにした。
4ヶ月前、私の誕生日にはじめて訪れて以来となる。
ハートランドで乾杯。
今日も大将におまかせだ。
一品目は、じゅんさいの酢の物。
秋田名産のじゅんさいはこの季節ならではの食材。
ゼリー状のぬめりがぷにゅぷにゅとした独特の食感を生み出す。
子持ち昆布
おっ!この皿は。
俺はジャイアン♫
いかん、またこのくだりを書いてしまった😅
大将、我々がこのキャラ皿が好きなの覚えていてくださって、今回もまた楽しませてくれる。
もはや「小松」でジャイアンに会えないと寂しいぞ(笑)
前回はお店にいらっしゃらなかったが、今日は女将さんもお店に出ていらした。
日本酒は女将さんにお任せすることにした。
若波(福岡)
鱧の湯引き
いわし
隠れておりますが、スヌーピーです。
白海老と雲丹
ぴょんさんがキャラが隠れちゃうって無茶ぶりしたもんだから、大将、今度はプーさんが見えるように盛り付けてくれた(笑)
赤武(岩手)
中トロを大根おろしとかいわれでさっぱりといただく。
ガリタワーと谷中生姜
而今(三重)
すみいか
きす
金目鯛
赤身
あれ?このあと中トロのにぎりも食べたはずなのに……撮り忘れたか???珍しいミス💦
鍋島(佐賀)
女将さんイチ押しのきたしずく。
小鰭
裏・宮泉(福島)
飲み比べさせてもらった。
小鰭も穴子もそしてこの玉子も前回とは提供の仕方が違うね。
今日、我々がお店に入ろうとしたとき、女将さんが出迎えてくれた。
すると
「以前に石神井の『すいすい』さんで、おふたりにお目にかかっています」と女将さん。
えっ???
なぜいまここで「すいすい」の名が出てくるのだ。
私のみならず、ぴょんさんとも会っているとは。
いったいどういうことだぁ???
慌てて記憶の糸をたどってみるが、私の酒場での記憶なんていつもこんがらがっているので、そうそう簡単に糸がほどけない。
カウンターに落ちついてから、あらためて女将さんと記憶の検証をおこなう。
「すいすい」が「粋酔」として石神井公園にオープンしたのは2013年4月。
その2ヶ月後の6月にお店で開かれた「会津中将の会」に女将さんは友人に誘われ参加されたそうだ。
そこでたまたま私たち夫婦と同席したというのだ。
ふむふむ。
だんだん糸がほどけてきたぞ。
そのとき、たしかFacebookで繋がったはず。
スマホを取り出し、急ぎ確認。
おぉ、ちゃんと女将さんと「お友達」になっているじゃないか😆
すると今度は女将さんがそのときご一緒したテーブルのみなさんと撮った写真をスマホで見せてくれた。
うわ〜、俺、若い!
いやいや、そこじゃないか……😅
写真を見ると、我々夫婦の向かいに女将さんがいらっしゃるのだ。
でもでもでも。
なんでだ???
ふたたたび頭が混乱する。
たしかにFacebookで「お友達」になったが、そのあとはご一緒する機会もなく8年が過ぎていた。
この3月、目白で良いお店はないかと検索して「小松」を偶然見つけ出したのであって、まさかあのとき「粋酔」で知り合った「お友達」がその後「小松」の女将さんになっていらっしゃるとはまったく存じ上げずにお店に伺っているのだ。
これもまた〈酒縁〉のなせる業か。
はたまた、さかばクンの〈引き寄せ運〉なのか。
たまたま見つけて入った「小松」を夫婦共々とても気に入ったので、大事な〈最後の一夜〉の舞台としてこちらを選んだ訳だが・・・・・・
まさか、8年前からの〈酒縁〉に導かれていたとは。
前回の記事で私はこう締めくくっています。
初めて来たお店とは思えないほど肩肘張らずにこちらも自然体でお寿司が楽しめた。
これはいい出会いの予感。
小松さん、またすぐ来ます。
このときの「予感」はこういうことだったのか。
ありがとうございます。
いま、私は心の底から猛烈に感動しています😭
私たち夫婦にとって「小松」はさらに大切なかけがえのないお店になりました。
それもこれも「すいすい」ではじまった〈酒縁〉ですからね。
いつか「すいすい」のマスターもお連れしたいものです。
大将、女将さん、これからもよろしくお願いいたします。
鮨処 小松
豊島区西池袋2丁目1−15
03ー5950ー5242
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