夏の思い出シリーズ②
今日は長瀞にいる。
岩畳で夏を感じたあとは……
長瀞駅から岩畳に通じる通りに並ぶ飲食店や土産物店をぷらぷら。
実は一昨日からSAPPORO★を一滴も飲んでいない。
もう禁断症状が出ている。
サッポロ、サッポロ、サッポロのお店はね〜か〜
店に入る前にネットでビールの銘柄をいちいち確認する。
店に入る前にネットでビールの銘柄をいちいち確認する。
う〜ん、サッポロを扱っているお店が見つからない😢
この食堂はどうだろ?
ググると……どうやらキリンラガーっぽいな。
くっそ暑いし、帰りの電車の時間を考えると、もう店選びで悩んでいられない。
スードラやプレモルだけ是が非でも回避したいので、キリンラガーで妥協することにした。
しかも、店頭のケースを見ると、食品サンプルのほかに『新政』、『十四代』、『花陽浴』などの酒瓶が並んでいる。
日本酒揃いの良い食堂なんだろうか?
この疑問が決定打となり、この店に決定!
よく見たら、「創業昭和八年」とも書いてあるな。
92年目ってこと?
『喜久家食堂』の扉を開ける。
店に中に入ると食券機があり、瓶ビールと舞茸天ぷらとくるみそばをポチッとな👆
えっ!?
えーーーーー!?
赤星★じゃないっすか!!!!!
いつからか瓶ビールは赤星★にしたんだな。
もうこの時点で、この店との運命を感じてしまう😭
砕いたくるみの粒々も入ってい「くるみだれ」はめっちゃ濃厚!
今まで食べたくるみそばで一番美味い!
くるみだれだけ追加するボタンが食券機にあったのも頷ける。
これはおかわりしたくなるな。
小上がりには銘酒の前掛けだらけ。
なんなんだ、この店。
「氷」かと思ったら「燗」の旗だし(笑)
「日本酒は何がありますか」と尋ねると、メニューを持ってきてくれた。
おいおい、どうなってるんだ、この店。
プレミアム日本酒ばかりが並んでいる。
しかも、東京では考えられない良心価格。
埼玉に敬意を表し、まずはこれだろ。
「花陽浴、ください」
日本酒は食券機でなく、その場で現金払い。
100mlで800円。
こりゃ、花陽浴好きのS子ちゃんにすぐさま報告だ。
而今 純米吟醸 八反錦(三重)も飲めちゃうんですぜ。
この食堂、やはり只者じゃない。
「日本酒の揃いが素晴らしいですね」とオニイサンに声をかける。
「日本酒担当がいま奥に行ってしまったんで、ちょっと待っててください」
追加で頼んだクリームチーズの粕漬けを日本酒担当の店主が持ってきた。
「花陽浴の酒粕で漬け込んでます」
なんて贅沢な。
できうるなら、最初の「花陽浴」と合わせたかったな😅
12時近くになって、お店が混んできた。
私の電車の時間も迫ってきたので、店主さんとゆっくり話すことができず残念だ。
古時計の横には新政酒造(秋田)佐藤祐輔さんの色紙がある。
佐藤さんが長瀞まで来たと言うのか。
わぁ、店主に聞いてみたいことばかりだ。
あぁ、もうこのままここでジックリ飲んでいたいよ〜
後ろ髪を引かれる思いで店を出る。
そのとき店主と目が会う。
「こちらのお店に寄るためだけにまたすぐ長瀞来ますんで」とアイコンタクト。
伝わってると酔いな😆
外へ出て、もう一度、お店の外観を見上げる。
やっぱり観光地によくあるフツーの食堂にしか見えない(笑)
期待しないで入ったお店が期待を遙かに上回るパフォーマンスを披露してくれたときの衝撃ほど感動することはない。
おっと。
もしかして、ここ、今年の大賞候補なんじゃないの?😏
宝登山神社の御利益が即発揮されたとしか思えないほどの、素晴らしいお店との出会いだった
😊
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