さかばクンの銭湯お遍路。
この日は幡ヶ谷のおとなり笹塚へ。
笹塚には十号通り商店街という昔ながらの商店街がありますが、
そこを入ってほどなく右手の路地へすすむと
「栄湯」という煙突のある銭湯があらわれます。
2014年にリニューアルし、「渋谷笹塚温泉栄湯」という名称になっており、
ただのマンション型銭湯ではないようです。
平日深夜1時30分まで営業ってすごいですね。
第一・第三日曜日は少し早めの13時開店というのも嬉しい。
現在、都内の銭湯の公定料金は460円です。
東京都浴場組合に加盟する「銭湯」は必ずこの料金でなければなりません。
しかし、サウナやレンタルタオル代など、
入浴料以外のサービスについては公定料金はないのです。
ですから、サウナ料金など銭湯によって実にまちまち。
入浴料(460円)+サウナ料金が1000円を超えるところもあれば、
「松の湯@田無」のように無料というところもあるんです。
さらにはサウナ料金を払うことで、
レンタルのフェイスタオルとバスタオルがついてくるところもあれば、
バスタオルだけのところもあります。
まったくタオルなどつかないところもあります。
ってなわけで、ひとくちに銭湯のサウナといっても、
店によってその付加価値が全く違うのです。
前置きが長くなりましたね。
ここ「栄湯」は、
850円で入浴料+サウナ料金+フェイスタオル+バスタオルと
フルセットのサービスが受けられます。
シャンプー・ボディーソープも備え付けのがありますので、
850円で完全手ぶらでOKです。
(ちなみに、椎名町の妙法湯はこれと同じサービスで700円だからスゴイ!)
そこにきて「栄湯」はリニューアルした新しいタイプの銭湯ですので、
ダークブラウンを基調としたモダンなデザインとなっていますし、
薬湯露天風呂がコンフォートサウナとともに設置され、居心地抜群。
そして、なな、なんと立派な天然温泉なんです!
ピンボケしちゃったけど成分表もこのとおり。
脱衣場、ロビー、浴室ともに十分な広さですし、
フロントの方の接客もお風呂同様にあったかい。
そうそうそれと、ドライヤーがナノイードライヤーなんです(笑)
これって意外と嬉しいかな。
ただドライヤー1台しかないのが残念。
あとSuicaやPASMOで入浴料払えるのも珍しいですね。
最後にサウナ愛好者にはスタンプカードがあって、
サウナ10回入ると、1回無料になります。
こうしたサービスもなかなか銭湯ではみかけません。
栄湯さん、結構アイデアマンなのかも。
さかばクン的にかなり高評価の銭湯でした!
渋谷笹塚温泉栄湯
渋谷区笹塚2-9-5
03-3377-3369
定休日:水曜日
0 件のコメント:
コメントを投稿