うどんを食べ、越生をぷらぷらしたのち、八高線経由で東飯能へ。
東飯能から西武線に乗り換えることもできるが、
接続が悪かったのでそのまま東飯能から飯能駅へ歩くことにした。
飯能駅はめずらしいスイッチバックのある駅なので、
東飯能駅と飯能駅はそんなに距離がないのだ。
飯能周辺を散策したのち、
飯能駅前に暖簾が出ているお店を発見。
昼の消化不良解消のため、ちょっと酔ってみるか。
寿司 おらく やきとり
なんとも妖しげな看板ではあるが。。。(^^;
いざ暖簾を前にしたら店内の様子が伺えないので一瞬腰が引けた。
いやいや。
ぴょんさんが一緒なので怖くないぞぉ~
強い気持ちを持って戸を開ける。
ひとりだったら怖じ気づいたかもね・・・
店内に入るとカウンター席が右左の両サイドにわかれて2つある。
いきなり驚かされた。
こいつは珍しい。
我々は右手のカウンターに座り、まずは瓶ビールをいただく。
クラシックラガー、久々な気がする。
お通しが魚と大根の煮物がこんもり。
これだけで相当飲めちゃうな。
定番メニューを眺める。
ドリンクもチェック。
定番メニューのほか、おすすめメニューが店内のホワイトボードに書いてあった。
ここからまずは選びたい。
それにしても「◯に海」は海鮮系という意味か。
「○に得」は、お得メニュー?
じゃぁ、「○にボ」は?
こういう疑問ってぴょんさんだと店員さんになんのためらいもなく聞けちゃうんだけど、すっかり飲み始めたらその疑問自体を忘れちゃってたよ(^^;
さかばクンの推測では、
「○にボ」はボリューム満点メニューということで落ち着いた(笑)
前述した2つのカウンターはこのように背中合わせの構造となっていて、
この奥には広いお座敷席が広がっている。
どうやら、かつてはやはりお寿司屋さんだったようで、
この右のカウンターは完全に寿司カウンターだ。
カウンター横の棚には寿司桶がずらっと並んでおり、
寿司屋の名残は随所に垣間見られる。
いっぽう、もうひとつのカウンターは寿司カウンターにはなっていないので、
こちらは以前から焼き鳥用のカウンターなのだろう。
なかなかおもろい作りだが、いまは寿司屋はやめてしまい、
完全に居酒屋として営業しているわけだな。
春巻き(250円)
手づくり具だくさんだ。
甘みのある天然真鯛、ねっとりとした旨味の強い生インドマグロ。
そして、シコサクっとしたあわび刺し。
流石!元お寿司屋さん!
どれも美味い。
こうくればやはり地のお酒をいただきましょう。
飯能にある五十嵐酒造の「天覧山」。
うわ~♪
本醸造とは思えぬ旨さがある。
焼き鳥も食べてみたい。
かしら(150円✕2)
「これってかしらですか!?」ってくらいトロットロ。
不思議なかしらは絶品!
かわ(130円)
串焼きメニューの筆頭にあるってことは自信アリと拝察したのだが、
パリッと焼き上がったかわには肉もついていて、
添えられている味噌をつけていただくと最高だ。
時間がすすむと、だんだん常連さんが集ってきた。
ぴょんさんおリクエストで串焼きのレバーを頼んだら串のレバーは品切れだという。
「レバー焼きならできますよ」と店員さん。
レバー焼き(650円)
おぉ、これは「○ボ」だ(笑)
絶妙の火加減のレバー焼きは臭みもなく柔らかい。
この甘みの強いタレがよく絡んでこれも美味しい!
緑茶ハイ(450円)
レモンハイ(450円)
まだまだ食べてみたいメニューがあったけど、
そろそろ石神井に帰らねば。
おそるおそる入ったお店ではあったものの、
雰囲気抜群、味もCPもハイレベルで超気に入った。
『吉田類の酒場放浪記』にはまだ出ていないようだが、
まちがいなく類的酒場だったな。
同じ沿線でも少し離れた駅で飲むのと新たな発見があって楽しいね。
ぴょんさんもとっても楽しそうだったから、
お昼のガッカリ感を少しは払拭できたようでホッとしたさ(^^ゞ
これなら、この店に来るためだけに急行飯能に乗ってもいいくらいだよ(笑)
翌日、ヤマピカちゃんに写真を見せながら
「飯能に驚きの居酒屋があったよ~」て伝えたら、
「え~っ! ここ入ろうと思ったんですけど尻込みして入れなかった店ですぅー」
だって。
ヤマピカちゃんでも怖じ気づく店があったんだぁ(笑)
そっちのほうが驚きだったよ😨
おらく
埼玉県飯能市柳町23−10
電話: 042-972-2484
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