「高田馬場で美味い親子丼を食べてきたよ」と同僚。
居酒屋さんがランチメニューで親子丼を出していると言うのだ。
そんな耳寄りな情報を聞いたら、さかばクンいてもたってもいられない。
翌日、早速「まるふく」へ。
ふだんのランチメニューは、親子丼と鶏唐揚げ定食の二択のようだが、この週は鶏唐揚げはお休みで海老天丼を出しているようだ。
海老天丼かぁ・・・
当然、親子丼を頼む気でいたのだが、今しか海老天丼が食べられないとなれば海老天丼に大きく気持ちが傾く。
しかし、扉を開けるなり「もう親子丼だけだよ」と店主。
あっさり海老天丼は消え去った(笑)
もう迷う必要はない。
「親子丼、お願いします!」
店内はカウンター席と小さなテーブル1卓のみ。
13時を回っていたが、近くのサラリーマンでほぼ満席。
まずは座ることができて良かった。
そして、あらわれた同僚絶賛の親子丼。
大平椀の漆器が高級感を醸し出している。
パッカーン♫
なんじゃこのふわふわ感。
まずは目で食わせるねぇ~
夜のメニューもカウンターに置いてあったのだが、山梨甲州信玄赤鶏をつかった焼き鳥がメインのようだ。
この親子丼もその信玄赤鶏をつかっているのだろう。
パサパサせず、弾力があって適度なジューシーさのある鶏肉だ。
玉ねぎ、長ネギ、のり、三つ葉などが入ったりも乗ったりもせず、玉子と鶏肉だけという極めてシンプルな親子丼。
めちゃくちゃ美味い!!!
しかし、はっきり言おう!
私は断然かつ丼派だ。
だって地球最後の日はかつ丼って決めてるほどだもの。
親子丼なんておそらく1年間で1度か2度食べるかどうかだよ。
その私がこの親子丼には惚れたね。
私が写真をパチパチ、しかもこの日は大きいミラーレスカメラで撮っていたので、店主が気になったようで、カメラの話題から店主と話す機会を得た。
私が心揺らいだ海老天丼は年に何回かやるそうだが、事前告知なしでゲリラ的にやるんだとか・・・(^_^;)
ランチメニューのもうひとつである「鶏唐揚げ定食」は数に限りがあるから早い時間になくなることが多いんだって。
次回は250gという唐揚げも食べてみたいな~。
そして、話題はお酒に。
「瓶ビールは赤星★なんですね」
「日本酒の揃いも素晴らしいですね」
「奥に温度管理された日本酒用の冷蔵庫があるんだよ。」
カウンター越しの棚には錫のちろりとタンブラーがズラッと並び、器へのこだわりもハンパない。
これは面白いお店に出逢えたぞ。
かつてはよくあった団地商店街。
この反対側の店舗には中華料理店や日本酒好きには知られた「そば居酒屋 太閤」があるが、「まるふく」の周辺にお店はなく、これはなかなか見つけづらいお店だわ。
店を出たあとも親子丼の感動が覚めず、つい大きな声で「あぁ、美味い親子丼だったなぁ~」と独りごちてしまった。
すると周りに誰もいないと思ったのに、止まっていた車の窓が開いていて、なかでオヤジがタバコを吸ってた。
そして、バッチリ目が合ってしまったのだ。
これはかなり恥ずかしかったぞ。。。( ̄。 ̄;)
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翌週、「鶏唐揚げ定食」を狙って再訪。
早い時間には来られなかったので前回同様、13時を過ぎている。
またしても入るなり。
「親子丼だけだよ、他のお店に行ってもいいんだよ」だって。
いやいや、店に入っておいて「じゃぁ、他に行きます」とは言えないっしょ😅
年に1、2回しか食べない親子丼を6日間で2回食べることになる(笑)
ひとつは味噌汁の具。
もうひとつはなんでしょう?
実に美しい親子丼だ。
正解は、今回は大盛り(+50円)にしたのでしたぁ!
親子丼地層の断面図。
七味で巧みに味変することも覚える。
近くの大学の先生なのかな。
この日は昼酒を楽しんでいる御仁がおふたり。
うらやましいぞぉぉぉ~
ランチの鶏唐揚げ定食も気になってるけど、やっぱ次は夜に来ないとね。
居酒屋 まるふく
新宿区大久保3-9-5 110
電話: 03-3205-2414
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