ヤマピカちゃんとかなり久し振りのプチ遠征。
向かった先は東武練馬。
駅名に「練馬」とあるのに駅の所在地は板橋区という不思議。
東武練馬駅南口を出て目の前の道路が、板橋区と練馬区の区界となるのだ。
では、なぜ、板橋区なのに「練馬」を名乗っているのか。
それは練馬区が1947(昭和22)年8月1日に板橋区から独立したことに因るのだが、話が長くなりそうなんで蘊蓄はここらでやめておく。
激シブ町中華「飛鳥」の焼きそばとチャーハンで腹一杯になり、マンション型銭湯「黄金湯」でひとっ風呂浴びた♨
▼「飛鳥」と「黄金湯」の記事はこちら written by ヤマピカちゃん
しっかりサウナで整え、胃袋に隙間を作ったんで、"湯上がり乾杯"はこちらで行う。
「ブラジル食堂」だ。
ブっ、ブラジルぅ!?
ここ板橋区ですけどぉぉぉーーーーーー
では、なぜ、板橋区なのに「ブラジル」を名乗っているのか(笑)
その答えは後述するとして、まずは"入国"してみよう。
むぉぉぉ!
鬱蒼とした入口。
ここはアマゾンかっ!
まるで密入国する気分だな。
ブドウのような実がなっていたが・・・・・・コーヒー豆ではなさそうだ😂
扉には「ごはん、おかず、めしやです。」となんともシュールな貼りガムテープ。
さっきの「飛鳥」よりも遙かに入りづらい外観だ(笑)
16時過ぎという中途半端な時間だったので、店内には我々だけ。
お母さんがおひとりで厨房にいらした。
わぉ!
私もヤマピカちゃんも大好きな〈陳列食堂〉じゃ~ん♫
できあがったおかずがショーケースに並んでいて好きなお皿を指名する素晴らしきスタイルは、すっかり絶滅危惧種になってしまったけど・・・・・・
成増「やまだや」
小伝馬町「さかばやし」
船堀「百味家」
そして、名古屋の古典酒場「大甚」あたりが思い出されるな。
「ブラジル食堂」には、もうひとつおとなりに陳列ケースがあった。
そちらは冷蔵ケースになっていて、調理前のお肉やお魚などの具材が皿に乗っていた。
なかなか見かけない斬新なスタイルに少々たじろぐヤマピカちゃんと私😅
残念ながら、そちらのケースには「写真おことわり!」とこれまたしっかりガムテープが貼られていたのでお見せできないが、オーダーしてからお肉やお魚をお好みの調理法で仕上げてくれるようだ(^_^;)
とにもかくにも、まずはビールっしょ🍻
「ビール2本くださ~い!」
追加発注が面倒なので、あらかじめひとり1本ね(笑)
キリンラガーの大瓶が540円とは嬉しい。
乾杯\(^o^)/
さかばクンが選んだのはカラスカレイ。
「煮付けと焼き、どっちにしますか?」とおかあさん。
煮付けを選ぶと、ぜんまい、冬瓜も添えられていて立派な一品に。
ヤマピカちゃんは冷蔵ケースから「イカ」をご指名。
「このイカはどうやって食べられるんですか?」
「焼くか、煮るかだねぇ」とおかあさん。
焼いてもらった。
マヨもらった。
食べたった。
卓上には梅干しとふりかけが。
これはフリーなのかな。。。
ブラジル食堂はテレビなし。
BGMなし。
だから静かな店内にはミョーな緊張感が漂い、独特な世界観を醸し出しているのだ。
そうそう。
なんで「ブラジル」か?
ってことだったね。
他のサイトによれば、昔は「ブラジル」の名にふさわしくちゃんと珈琲を売っていたらしい。
ところが、珈琲はどっかいっちゃって、純和風な食堂になったんだけど、当時の名残りで「ブラジル」のまんまなんだって。
想定内といえば想定内だが・・・・・・
「ごはん、おかず、めしやです。」
とわざわざ入口にお断りがあった理由が少しわかったような気がするね😅
おかあさん、ごちそうさまでした!
店を出て、東武練馬の駅へと歩き出すが、東武練馬駅→飛鳥→黄金湯→ブラジル食堂→東武練馬駅と歩いてみて、この周辺はアップダウンが意外と激しいことに気づく。
急な傾斜地に建つ住宅やそこに伸びる長い階段が目立つのだ。
「ブラジル食堂」と「中華料理飛鳥」がある不動通りは、周辺よりもかなり低地になっていてV字谷になっている。
後で調べたら、このあたりは大昔に川が流れていたらしい。
ブラタモリ的におもろい場所なんだろうなぁ~
ブラジル食堂
板橋区徳丸1丁目55−4
本日はこれにて終了。
プチ遠征はやっぱり楽しいね。
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