荻窪の散髪帰り。時間は非常に中途半端。
がっつり食うにはお昼時も過ぎてしまっているし、サクっと一人酒するにも、通し営業している気の利いた酒場がない(思いつかない)。
なのでなんとなく隣駅の阿佐ヶ谷に足が向かった。
スターロードの酒場街も良いが、ここは一つ、南側を探索してみよう。
路地を徘徊していると、なんだか新しいお店が。しかも営業している。酒女うろこ。なんかようわからん屋号だが入ってみよう。
女性店員さん3名が店を回している。
そのせいか女性客も多く、なんだか柔らかな雰囲気を感じる酒場だ。
メニューを眺める。
14時以降に追加配布されたメニュー。 12:00〜14:00はどうやら白板メニューでの対応の様子。 |
海鮮魚介がメインなのかな。料理名からして創作系が多そうだ。
どんなものが出てくるのか、ちょっと想像がつかない。
こういった酒場は実に久しぶりで若干頭が混乱する。
先ずは落ち着けとキリンラガー大瓶から。
お通しは立派なもので3品盛だ。
ラガーとお通しでやり過ごしながらオーダーを決める。
で、思案した結果、結局1品目は車海老のなめろうとした。海老食いたくて。なめろう形式だと調理のセンスも伺えるだろうとの思惑。
なかなか上品な佇まい。
味わいも濃厚な海老の旨味と味噌が競合せず併存している。
屋号からは想像できなかったが、想定される客単価的にも大人がじっくり嗜む酒場なのかもしれん。
ちょっとそこに反してやんちゃしてやろうとレバカツをオーダーしたが既に売り切れ。。。
開店3時間も経ってへんぞ。
ということで鶏むねカルパッチョを。
なんだか結局意識高めなオーダーに。。。
これは美しい盛り付け。女性ならではの繊細なセンスなのか。
フライドオニオンが良いパンチになっている。しかし綺麗な味わいだ。
食べれば食べるほど腹が減ってくる。そんな感じ。
チューハイを行く。
そしてなんだかやっぱり下品に〆たい。
メニューにあったシャウピーやシャウれん草。
店員さんに聞いたが、それぞれシャウエッセンとピーマン、ほうれん草の炒め物だという。
よし加工肉で〆よう。シャウれん草だ。
うん、美味い。シャウエッセン正義。
味付けもちょっとエスニックな感じがするオシャ美味さ。
これはチューハイおかわり。
知らぬ間にカウンターはほぼ一人呑みのおじさん客ばかりとなった(私・ヤマピカも含めてですが)。
おじさん方、単価高めのメニューの中で、巧みに低単価の酒肴を選んで酒を呑んでいる。もしくはシメ一品を肴に酒を呑んでいつの間にか居なくなっている。
なるほどなぁ。
ヤマピカとしては少人数でまた再訪したいと思った。
一人酒ではこの興味をそそられるメニュー群の攻略は不可能だ。
地酒もやたら揃えているようだし、さかばクンさんはきっと同行してくれるだろう笑
店名:酒女うろこ
住所:東京都杉並区阿佐谷南3-26-13
TEL:03-6336-4889
営業時間:12:00~21:00 日曜営業 不定休
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