(随分前の蔵出し記事です)
鰻串のくりからが撤退した後に焼鳥屋がオープンしたと知りやってきたヤマピカ。
屋号は鳥つきというらしい。
さてどんなもんかと。
ほぼメニュー構成は変わらないと思いますが、 現在はQR読み取り式のスマホオーダーに変わっています |
ささみ。
一口食した瞬間「なんてことだ」という言葉が脳裏に浮かんだ。炭火の香りがメチャイイアクセント。半生の火の通りと完璧な具合だ。
焼鳥屋の練度図るにはやっぱこれでしょ。
自家製つくね。
練度を図るなんて偉そうなことを言ってしまったと恥ずかしくなるくらい美味い!フワと香る大葉の風味、練り込まれた蓮根のシャキとした食感、肉汁も上手く閉じ込められ、これはそうそう食えるもんじゃない。塩の塩梅も最高や。
丸ハツとせせり。
丸ハツ、そのまんままるのままハツ。野趣溢れまくる味わいでこれもウンメェなぁ。。。ちょっと塩加減強めな所がまた嬉しいね。生命活動の根源たる味わいだ。
せせり、もう何も言う事はない。コリとした特有の食感を残しつつもその身に旨味の濃い肉汁をタプリと蓄えている。ちょっと参ってしまったな〜こりゃ。
レバーはタレがオススメだそうで。一口含んだ瞬間に顔がほころぶ。。。
なんと濃厚な味わいか。タレもクドくないキレのあるタイプで、レバーの旨味を完璧にサポートしている。
肉巻きの大葉と紅生姜。
最早多くは語るまい。。。美味すぎて眉をひそめながら喰らう。もちろんいい意味でだ。5串食った時点でもう完全降伏(幸福)。こりゃええ店発見したぞと満足度が鰻登りやで。
っちゅーことでシメはうな丼(小)や。
タレで飯食える。鰻のアブラが俺に生き伸びろと訴えている。なんだこれは一種のトリップ現象か。
幼少時は鰻の何が美味いかわからなかったが。。。
大人になった今、美味いのは当然として、それを超える次元の何かがこの小さな丼にはある。
俺は生きる、明日以降生き続ける!そんな思いを新たにさせる酒場であった。
幸あれ。
店名:やきとり 鳥つき
TEL:03-6909-3586
住所:東京都豊島区長崎4-9-5 ロイヤルマンション 1F
営業時間: 平日15:00〜23:00、土日祝12:00〜23:00
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