土曜日に茅場町方面での仕事を予定している。
茅場町・八丁堀周辺といえばＴ氏の庭だ。
Ｔ氏推奨の美味いランチ処を教えてもらおうと前日にメールを送る。
すると、よほどヒマなのか・・・
即レスで一言コメント付きの推奨店が怒濤のように送られてきた（笑）
●翠幸
「ここのすき焼き定食800円マジで美味い」
●ロダン
「ここのカレー悶絶」
●シンガポール コピティアム
「ここで四川辛タンメンで全身から汗かくべし。麺は細麺、辛くしてください！」
これらのなかでもＴ氏の激推しは、「翠幸」のすき焼き定食であった。
よし、明日のランチはすき焼きにしよう！
すると、昼になってふたたびＴ氏からメール。
「あかん、すき焼きの店に聞いたら、今は土曜日休みにしてるんだと！
代わりに食うといたるわ」
ご丁寧にすき焼き定食の写真も添えて送ってきた
どうやら、自分がすき焼き定食を食べたくなってしまって「翠幸」に行ったらしい（笑）
でも、Ｔ氏がお店に行っておいてくれなかったら、
明日、「翠幸」の店先で呆然と立ち尽くすところであった。
オフィス街は土日お休みのお店が多いからなぁ・・・
前述の「シンガポール コピティアム」も土日休みのようだしね。
さぁ、どうするか。
「どっか美味い町中華とかないんですか？」と尋ねたら、
「純レバ丼が有名だけど、エビ玉丼も有名ですよ。フアフア原文ママの玉子にプリップリの海老がゴロゴロ入って、美味いっす」
と擬態語の多い文章と美しい丼の写真が送られてきた。
調べると、土曜日も営業している。
ここっきゃないでしょっ！
茅場町駅からほど近い「新川大勝軒飯店」だ。
「大勝軒」と聞くと、東池袋大勝軒をすぐに思い出すが、
こちらは「大勝軒」という屋号の元祖ともいえる
「人形町大勝軒」の流れをくむ由緒ある老舗中華らしい。
1914（大正3）年創業で現存する人形町大勝軒系では現存最古だというから驚きだ。
お店に入ると、１階がテーブル席となっていて、2階に広いお座敷があるようだ。
お店はきれいだし、老舗の町中華っていう雰囲気とは若干違う。
やはり純レバ丼、レバ野菜丼あたりがイチオシメニューのようだが、
ここはＴ氏絶賛の海老玉丼（850円）にしよう。
海老玉ど～ん！
中華風の塩味のあんかけが玉子を覆いつくし、海老の姿はない。
なんとも上品な海老玉丼ではないか。
ドキドキしながら、レンゲであんかけのベールをとると・・・
Ｔ氏が言うように"プリップリの海老"が"ゴロゴロ"出てきた。
具材はネギと細切りの筍と海老だけ。
いたってシンプルなのに、その味わいは奥深く、実にエレガント。
うわぁ～、このままこの海老玉に吸い込まれそうになる。
はじめは上品に見えたが、これはまさに"魔性の海老玉丼"だ。
レンゲがとまらず、秒殺されてしまった。。。
ごちそうさまでした。
ところで、店先の看板やポスターの様子なんだけど･･
飲み物全品190円
食べ放題 120分 2000円
お疲れ様セット 980円
店内にいても、外観を眺めても、ず～っと感じるこの違和感はなんだろう・・・
そうだ。
老舗の"町中華"というより、
中国資本系の激安中華料理店のテイストを感じてしまうからだ。
実際のところはどうだかよくわからないけどね・・・
魔性の海老玉丼を教えてくれたＴ氏に、
「海老丼こりゃたまらん！」って大勝軒から写メを送ったら、
Ｔ氏からも写真が送られてきた。
「国分寺のすた丼、唐揚げ鬼盛り、昨日の夜やってもうた！」だって（笑）
鬼盛りって、えげつないな・・・(;゜ロ゜)
まったく、ほんとに元気なオッサンなんだから😚
あ、ちなみにこれがＴ氏が食べた「翠幸」のすき焼き定食の写真。
平日に八丁堀方面に行ったら狙い目だ。
新川大勝軒飯店 http://www.taisyoken.com/index.html
中央区新川１丁目３−４
電話： 03-3553-1058
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