今日は仕事がらみの会食なのだが、
先方からは"もんじゃ"のリクエスト。こ~ゆ~の珍しいなw
"もんじゃ"となればもちろん月島だ。
よ~し、さかばクンはその前にひと仕事するぞ~。
月島駅を出て、佃島、佃小橋の袂にある「日の出湯」へ。
なんか大胆に煙突を組み込んだマンション型銭湯だな(笑)
佃島と言えば、佃煮だが、
佃島と佃煮にまつわるはなしは、のちほど。
さて、「日の出湯」がある佃一丁目こそ、
江戸時代からの佃島の場所である。
なのでこの佃一丁目を「元佃」とか「元佃島」とよび、
明治になった埋め立てられた佃二丁目や三丁目を「新佃島」と呼ぶようだ。
つまり、一丁目には、二丁目や三丁目とは違うんだぞというプライドがあるんだろうね。
「日の出湯」は、男女の入口がいきなり別々になっている。
入ると逆向きの番台。
番台の横には、
ホープ軒の食券のようなプラスチック製の入浴券が出てくる自販機が置いてあった。
しかし、故障しているのか、ふつうに現金払いであった。
残念、ホープ軒型入浴券を拝みたかったな(^^;
浴室は長方形。
左側に浴槽、右側にカランが並ぶ。
浴槽は手前から電気、ジェット2基の座風呂、深風呂、水風呂で、奥にはサウナがある。
しかし、サウナはやめてしまったようで、そのため水風呂に水は張られていない。
大好きな深風呂に入ると・・・
うぉぉぉぉぉ!
こいつは結構な高温だわ
たまんね~
ゲキアツにすっかり慣らされているさかばクンにとっては、とっても快適♨
よーし、水風呂と温冷交互浴しよっと♫
・・・・・。
そっかぁ、水風呂ないんじゃーん( ̄0 ̄)
こんだけ高温なんだからサウナがなくとも水風呂は使えるようにしてほしいなぁ・・・
風呂を出て、右に向かうと突き当たりが住吉神社。
お参りしていく。
佃島と佃煮の歴史は、かいつまんで説明すると次のようなことだ。
●江戸時代、摂津国佃村の漁民が江戸に移住し、故郷にちなんで「佃島」と名づけた
●佃村の漁民を江戸に呼んだのは徳川家康である
●家康は本能寺の変が起きたときわずかな手勢で大阪、堺にいた
●急ぎ本拠地の岡崎城へ退却する際に窮地を救ってくれたのが佃村の漁民たちであった
●その恩から家康は佃村の漁民を江戸に移住させ、彼らに特別の漁業権を与えた
●その佃島の漁民たちが作りはじめたのが「佃煮」である
そんな由緒ある佃煮。
いまでも佃一丁目に店を構える老舗が3軒ある。
天安本店(1837・天保八年)
佃源田中屋(1843・天保十四年)
つくだに丸久(1859・安政六年)
ここは一番の老舗「天安本店」をたずねてみよう。
老舗の佇まいに若干ビビるさかばクン(^^;
おそるおそる戸を開ける。
すると店内ではおばちゃん3人が作業をしていたが、
とっても感じの良い接客で、佃煮を小分けにしてくれた。
自宅用とヤマピカちゃんやS子ちゃんへのお土産用に購入。
どの佃煮も100g単位で買えるので、
ちょっとしたお土産にも、おうちでの「ごはんの友」用にもおすすめだ。
佃公園から佃小橋をのぞむ。
元佃島の「日の出湯」の奥には新佃島の高層マンションが林立する。
さぁて、湯上がりビールはどこにしようかな。
月島駅方面に戻ると、光り輝く大衆食堂を発見!
一見、店名がわからないが、どうやら「亀印食堂」というようだ。
たしかに🐢に「印」って書いてあるわ
テーブル席ばかりの昔ながらの食堂。
酒類は、生ビール・瓶ビール・清酒のみ。
まずは湯上がりビールだ。
生ビールもあったけど一番搾りだったから、瓶ビールをチョイス。
キリンラガー、安定安心の美味さだ。
メニューを見ると、うどん・そば、丼ものといったものが並ぶ。
あんまり飲みメニューって感じのものはないのね。。。
そのなかでおつまみに選んだのは「ニラ玉」。
結構大きいサイズでやって来た。
中はふんわり半熟。
シンプルなんだけど、めちゃくちゃうまい。
一滴、二滴醤油を垂らすとこれまたうまい。
会食まで時間がまだあるのだが、
ここではこれ以上飲めなそうなので退散する。
やや準備運動不足で、もんじゃのお店へと向かうのだった。
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翌日。
おうちに帰って、お楽しみの「天安本店」の佃煮をあける。
あさりの佃煮、お酒のアテにも最高!
生あみも美味しい。
甘みがちょうどいいな。
酒もメシもとまらなくなる危険なアイテムだ。
今度は別のお店の佃煮も購入して食べ比べてみたいな。
日の出湯
中央区 佃1丁目6−7
電話: 03-3532-1629
天安本店
中央区佃1丁目3−14
電話: 03-3531-3457
亀印食堂
中央区佃2丁目10−4
電話: 03-3531-2894
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