町中華という定義が最近あるらしい。ヤマピカも便利なので使用することが多いのだが、そんな定義すらピョンと軽く超越してしまうような店がある。それが
二軒目飯店だ。
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あぁ。。。漸く再訪できたよ。。。 |
日本の暗黒大陸、誰もわざわざ目指しては行くことは無いであろう和歌山県(言い過ぎ笑)。
高野山、熊野古道、白浜、太子に串本など、こういったエリアは観光資源があるが、この二軒目飯店、強いて言えば高野山は近いが周りには何もないド田舎に立地する。なんせ住所が伊都「郡」やからね!
しかしヤマピカは敢えて言いたい。
ここは和歌山県の価値を押し上げている店であると!でも万人にはオススメ出来ないお店でもあると!!笑
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綺麗になったもんだ |
十数年前かもっと前か、リニューアルして綺麗になった店内。以前はアブラの染み入った薄暗い店舗であった。しかし味は不変だ。
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潔いメニュー群 |
一応、中華料理店ではあるが、ココで敢えてオススメしたいメニューの第1候補、それは
焼そばである。
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この佇まいを見ただけで涙する |
かた焼きそばでも海鮮塩焼そばでもない、普通に
ソース焼そば。ってかココでは焼そば=ソース焼そば。問答無用。
焼そばと言えばソースやろ!という話ですよ、単に。ヤマピカもそう思うわ!
具は厚めの豚肉とキャベツのみ。潔さが際立っている。中華麺は中太ストレートだ。
更に特徴的なのはスープパスタの如きソースの量!最早、これはソースの海と言っても過言ではない。
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シャバシャバ |
これぞヤマピカが求めて止まない、ソースシャバシャバ系焼そばの原点であり、そのモデルなのである!
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これこれ、これなんすわ! |
キャベツはシャキシャキ、厚めの豚肉はガッツリとした食い応え、そしてラードの効いた濃厚なソース。。。無心に貪り倒したくなる味わいの焼そば。
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キリンラガーを置いていたんだな |
当然、酒加速する肴とも言える。ひと啜りしてビール、ひと啜りしてビール。。。こりゃ止まらん!
あぁ、こんなソース焼そば作ってくれるお店が近くにできないものか。。。!
で、
餃子。これがまた素晴らしい餃子だ。
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ちょっと今回はシナっとしとったが^^; |
油たっぷりで揚げ焼きされており、皮はカリとしている。中の餡はこれでもか!と練り上げられた野菜ベースでジューシィな物。最早、肉とか野菜とかの食感は無い。ホロリとアブラと共に溶け消えて行く餡。。。そして強烈なニンニク^^;
ニラ炒め。焼そばと同様ゴロッとした厚みのある豚肉と共に炒められている。
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アブラでテカテカや! |
オイスターソースなのか何なのかわからんが笑、やっぱかなりラードのオイリーさが目立つ味わいだ!めちゃくちゃに美味い。。。!こんなニラ炒め、なかなか無いで!
と、まぁこんなにパンチあるメニューの連発ではあるが、一方、
焼めしは
「これって味あるの?」ってくらいあっさりしたシンプルなもの(既に舌が馬鹿になっているだけかもせんが。。。笑)。
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焼めしは小〜中〜大のラインナップを揃える。気が利いてるよ |
でも、これで焼めしも味濃かったら休憩ポイントが無い。むしろこのアッサリした焼めしだからこそ、パンチ力ある二軒目飯店のオカズに合うというもの!計算され尽くしているよ!!
ってな訳で、こんな感じでモリモリ喰らい倒すのが吉ィィィ!!
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味濃きものと一緒に。。。 |
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焼きめしを喰らい倒す!! |
んで焼めしに付いてきた中華スープをグイと飲み干すわけです。ごっそさんっすわ!!!
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これがまた泣かせる味わいなんだわ |
後日、
大森喫茶酒店。大森ちゃんに二軒目飯店のソースシャバシャバ系焼そばの再現をお願いする。
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どうしても意識高めな見た目になる |
麺は中華麺では無くパスタ麺で。
元々パスタ麺を使用したソース焼そばはラインナップされているのだが、二軒目飯店に近づけるべく、具材はキャベツと豚肉のみ。そしてソースはシャバシャバで。
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良いソース量 |
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無心ですすり倒す |
中華麺では無くパスタ麺という決定的な違いはあるものの、やっぱシャバシャバ系は酒加速する味わい。美味い!
しかし長年使った中華鍋に染みたラードの風味は再現できないのか。。。それとも化学調味料なのか。うーん、わからない。。。ってか、大森ちゃんも食べたこと無いメニューを再現する努力をよくしてくれたよね笑 ありがとう!
兎にも角にも、和歌山県にお立ち寄りの際、時間的余裕があれば必ず訪店して欲しい二軒目飯店!またいつか。。。
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さらば |
店名:二軒目飯店
住所:和歌山県伊都郡かつらぎ町大字佐野890
TEL:0736-22-1332
営業時間:月〜土11:00〜15:00 日曜定休
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