コヤピー会はお開きとなったものの・・・・・・「すいすい」に顔を出す。
少し前に娘がお邪魔してたらしいのだが、もう店を離れていて会えなかったのは残念。。。
顔を出したからには、ちょぴっと日本酒飲んでこ〜♪
冷蔵庫前の大好きなカウンター席に着き、赤星★でリスタート。
冩楽 おりがらみ(福島)
しまホッケ塩焼き
りっぱっ!
おお〜きなホッケがあれば、迷った日本酒がすべて飲めちゃいそう😝
そういえば、ホッケって昔はチェーン居酒屋でよく食べたけど、久々に食べるわ。
肉厚で美味しい。
2杯目に決めていたお酒をお願いしようとしたら……
「これは飲んでおいた方が良いよ」とマスターに薦められたのが山口県の「天美」。
なんと今年が〈初醸造〉の蔵なんだって😲
この「天美」誕生のストーリーがなかなか興味深い。
山口県の長州産業という会社がチョウザメの養殖に挑戦していた。
チョウザメの養殖にはきれいな地下水が不可欠なので、社長さんは休蔵していた児玉酒造に目をつける。
しかし、そこで日本酒の伝統や価値、地域文化の大切さを社長さんが知り、一念発起。
チョウザメをやるはずが、「長州酒造」として酒造事業そのものをを引継ぐことになったのだ。
となると、今度はお酒を醸す杜氏を探してこなくてはならない。
日本酒業界と無縁の社長さんが人づてに探し回り、ようやく巡り会えたのが東農大出身で「川鶴」や「作」といった名だたる蔵で酒造りのキャリアを重ねてきた藤岡美樹さん。
彼女を女性杜氏として迎え、はじめて醸した日本酒がこの「天美」というわけ。
さすが、「川鶴」や「作」仕込みの杜氏さん。
初めての造りとは思えぬふくよかな旨味を感じる旨いお酒である。
「天美」は出荷本数がまだ少ないなか、すでにSNSで評判となり争奪戦となっている。
これからさらに人気が出そうだから、いち早く飲めて良かったわ😏
初醸造のお酒を飲むってチャンスもそうそうないからね。
マスター、ありがとうございます。
3杯目は2杯目で飲もうと思っていた「紀土 特別純米 雄町」(和歌山)。
紀土ファンのオマチストとしてはスルーできない😅
日本酒ってとっても不思議な業界。
若い人が日本酒の蔵を作ってベンチャー始めようと思っても、新規の酒造免許は下りない。
休蔵した蔵から酒造免許を譲り受けないと、事業を起こせないのだ。
日本酒消費量は減る一方なので、需要と供給のバランスを保ち、既存の蔵を守るという理由はわかるのだが……
この閉鎖的な環境こそが日本酒の低迷を招いている一因なのではなかろうか。
もっと新しい風を取り入れた方が良いと思うよ。
「天美」を飲んで、ちょっと吠えてみたくなった夜でした😅
練馬区石神井町3丁目27−4
03-6336-3702
0 件のコメント:
コメントを投稿