今日はまず「吉高成分」ガッツリ注入と「鉄分」のリアル摂取で行きますよ❗
朝イチで訪れたの、京都御所にある土御門邸跡。
そう、ここは藤原道長の邸宅があった場所である。
みなさんご存知の藤原道長がもっとも調子こいてる時のウザい歌。
「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」
この傲慢極まりない「望月の歌」を詠んだ地こそ、ここ土御門邸跡と謂われている。
我々世代だと、藤原道長って完全に極悪イメージでしょ。
外戚関係(自分の娘を后にして、生まれてきた男子が天皇になったときに母方の爺ちゃんとしてやたら偉そうにすること)をたくさんこさえた道長は多くの天皇の外祖父となって摂関政治を牽引し、栄華を極めた。
現代人には理解しがたい外戚システム。
息子の藤原頼通には跡取りが育たず、あっという間に瓦解するんだけどね。。。
ちなみに、この道長絶頂、空気を読めない歌を後世に伝えたのは、大河ドラマで言えばロバート秋山(=藤原実資)なのだ。
藤原実資の日記『小右記』にこの歌が収められていたからこそ、令和の中学生も諳んじられるのだ。
最後に一言だけ、付しておく。
昨今、新たな解釈も出てきており、「望月の歌=傲慢」ではない説も出てきている。
月夜で道長とチョメチョメしちゃう第10話も。
ふつうはありえないっしょ(笑)
でも、おそらくはこの9話と10話が、最後までこの大河の鍵となると思うよ🔑
史実としてそれが本当にあったのか。
はたまた、なかったのか。
そんなのどーでもいいわけよ。
だって誰も証明できないんだから、それらしく視聴者を納得させたら脚本家の勝ちだって。
10話を終えた今。
ベテラン大石静の実力がここまで遺憾なく発揮されていると思う。
私も想像力をふくらませる。
インパクト大のデザイン。
関東とは違う関西の鉄道文化が愉しくて仕方がない。
平安神宮に着くと、青空が広がった。
ここは『光る君へ』のロケ地でもある。
喉が渇いた。
どこで昼ビーしようかな。
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