吉野家が「吉呑み」と称してちょい飲みニーズに応えるなどで調子が良いという。
それに倣ってか日高屋なんかも中華定食屋というより居酒屋チックの利用を推してたり。
よくよく考えれば、酒さえあればおかずはみんな肴となり得るわけで。。。
ちょい飲み利用を喚起して場を積極的に開放するという店側の試みは、飲兵衛が従来持て余していたであろう「一瞬」に攻め入る、優れた手法と思う。
まぁ石神井公園にいい立ち飲み屋さんがあればその「一瞬」とやらで、そこに行くんでしょうけどね笑 無いんです。。。
そんなわけで最近オープンした石神井公園駅徒歩十数秒の「富士そば」さんも「名代 ふじ酒場」と銘打って「富士呑み」スタイルを提案し始めた。
15時から翌朝5時までのサービスということだが、飲兵衛ならわかる、結構小憎たらしい（嬉しい）サービス時間帯だ笑
ちょい呑みセット500円。あとかき揚げ110円も同時発注。
「かき揚げはセットの後でお出ししますか？」
と店員さんが言う。
なかなか気が利いてる！
なかなか気が利いてる！
作り置きのかき揚げで後も先も無いと思うが、その心遣いや良いですよね。
んでちょい呑みセットがこれ。
何故かウインナー。
「ウインナー使う蕎麦メニューってあったっけ？」
と思いながら齧り付く。
ボイルしているからか、意外にもジューシーでビールが進む。なお枝豆は至って普通の味であった。
かき揚げ、ついでにビールおかわり。
かき揚げはおつゆを少しかけてくれた状態で供される（おつゆ別皿も出来るようだが）。
かき揚げは正直美味くなかった。
蕎麦のトッピングでツユに浸して食う前提の域を出ない。
単品で食わせるなら出来立てに近いか、出来立てを極力維持させる設備が必要と思われた。
とまぁ言いつつもここは蕎麦屋である。ちょいと飲んで出るもよし、シメに蕎麦をたぐって出ることも出来る。そこが強みと言えるんだろうなー。
と、言いつつも安酒でも日本酒が無い事に残念さを覚えるヤマピカリャーであった。
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