9月28日、上石神井駅南口に「秩父そば」がオープンした。
上石神井待望の立ち食いそば店ということで、
喜び勇んで新店情報の記事をオープン前にアップしたのだが、
結局それから2ヶ月経っても、いまだに入店できていない。
その理由は7:00~22:00という営業時間だ。
私は毎朝6:00発の各駅停車に乗っている。
帰りは18時30分前後に上石神井に着くが、一杯飲む前から立ち食いそばはすすらんだろう。
そして、飲んで帰ったときは、とっくに22:00を過ぎているに決まっておろう。
だから入るに入れなかったのだ。
しかし、この日は珍しく午後からの出勤。
時計を見ると10:40だ。
これは秩父そばのチャンス到来!
なにっ!
ちょうど今日から「朝そば」なんて新メニューがはじまっているじゃないか。
いまいちど時計を見る。
10:40
午前10時まで販売って・・・・・・
どうもかみ合わないやっちゃなぁ(笑)
店内は先客ゼロ。
のんびり店内を撮らせてもらう。
さすがに厨房は撮らなかったが、意外と広い厨房だ。
「秩父そば」は、西武鉄道系の西武レクリエーション株式会社の運営。
西武鉄道沿線の駅そばと言えば、もともとは「狭山そば」が有名だったが、
こちらは運営母体が違うようだ。
この近くでは武蔵関駅の狭山そばが粘って営業していたが、
こちらも2015年秋に閉店し、狭山そばの名を残すお店は所沢駅のホーム店など数店しかない。
「秩父そば」は西武が蕎麦処として有名な秩父をもっとアピールしようとはじめた
新しい駅そば業態で、2015年9月に清瀬店・東村山店の2店をオープン。
この上石神井が3店舗目なのかな?
秩父を冠したお店なので、わらじかつ丼やみそポテトといった秩父B級グルメも提供しているのだ。
立ち食いそば店の王道といえば、勝手に天玉だと思っている。
おもてのPOPもかき揚げ推しだったしね。
そばに添えられている青菜は、
多摩地方や埼玉県西部特産の「のらぼう菜」というもので、
武蔵野うどんでよく使われているもののようだ。
秩父だけでなく、地産地消もこのお店のコンセプトらしい。
まずはつゆからいただく。
厳選したかつお節からとったという「つゆ」は甘めだが品のいい味わいだ。
かきあげはさくっとライトに揚がっていたのだが、
中心部に粉っぽさが残っていたのが残念だ。
おっ! 平日の夜は営業時間が30分、延びるんだね。
こちらの店舗だけなのかは知らないが、
天ぷらのバリエーションがかき揚げだけというのは寂しいなぁ。
今後の進化に期待しつつ、次回はわらじかつ丼を食べてみよう。
秩父そば 上石神井店
練馬区上石神井1-2-45
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さて、私が勝手に「基準」と言った天玉そば。
私がよく立ち寄る立ち食いそば2店の天玉と比べてみた。
❶秩父そば 天玉そば(500円)
➋箱根そば 天玉そば(450円)
❸富士そば 天玉そば(470円)
さぁ、この3つの天玉、
さかばクン的にどこがいちばん美味いのか。
値段の比較では❶秩父そばが500円と一番高い。
➋箱根そばと50円も違うとはな。
しかし、値段云々よりも驚いたのが、富士そばだ。
天玉の「玉」がデフォルトで温玉なのだぁぁぁ!
これにはビックリ!
生玉子か温玉か選択できたのかも知れないが、
よく見たら店頭ディスプレイも温玉じゃねーか。
食券出したときに「生玉子と温玉どっちにしますか?」とは尋ねられなかったぞ。
しかも硬めの温玉だから、黄身が崩れやしない。
これじゃ、麺と玉子がからまね~
こんなん天玉じゃないよ~
あげく、天ぷらも緑のたぬきみたいなガチガチ天ぷらだし・・・
❸富士そばの天玉はあり得んわ。。。
まず消えた。
➋箱根そば
450円という良心価格。
かき揚げは当然作り置きだが、具材も豊かでサイズも大きく、ポイントが高い。
ただ、ここの天ぷら系は食べ終えたあとにやや胃もたれ感がするんだよなぁ~
❶秩父そばは、麺・つゆ・天ぷら・のらぼう菜とどれも穏やかでパンチは乏しい印象ながら、
総合力で優れているように思う。
そして、なによりも食後、変に重たくならないのがいい。
でも、天玉500円というのはちょいと高く感じてしまうんだよね。
コスパの箱根、トータルバランスの秩父ってとこかな。
あくまで個人的見解なので、みなさんも食べ比べてみてね。
今回の記事のアクセス数が多かったら、
天玉比べ、第2弾もやってみよ。
「小諸そば」、「ゆで太郎」、「いわもとQ」、「梅もと」、「あじさい茶屋」、「しぶそば」・・・
候補店はいくらでもあるな。
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