午後から御茶ノ水で仕事だ。
ナイスチャンス!
御茶ノ水には前々から狙っていたお寿司屋さんがあるのだ。
「江戸富士」だ。
御茶ノ水駅聖橋口から湯島聖堂の方に向かって歩き、本郷通りを渡り、
清水坂下交差点を左折。
蔵前通りを進んで2つめの路地を右折したところに「江戸富士」はある。
「江戸富士」のある通りの1本手前の坂を「横見坂」というのだが、
かつてこの坂からは富士山が拝めたそうだ。
坂を行き来するときについつい横見をしてしまうことから
「横見坂」と呼ばれたそうなので、
そこから「江戸富士」という店名をつけたのだろうと勝手に推測する。
開店時間の11:30に着くと、ちょうど暖簾が出たところで、
待ち客2組4名が入っていく。
遅れをとらぬよう5人目の客として入店。
一見、普通の街のお寿司屋さんだが、
ここの海鮮丼がとんでもないビジュアルだと聞き、やって来たのだ。
海鮮丼は並・上・特上とある。
並には魚汁200円がつかない。
上・特上は魚汁つきだ。
魚汁ははずせないところだから、
(並+魚汁)1200円→(上)1600円→(特上)2000円となり、
400円刻みでのランクアップということになる。
スタミナ丼も気になったが初志貫徹、海鮮丼にしよう。
並・上・特上。
内心は(特上)にしてもよかったのだが、
昼から2000円は気張りすぎだなと思い直す。
でも、せっかく来たんだから(並)じゃもったいなぁと、
真ん中の(上)を選んだ。
まさに松竹梅のように3段階の料金設定があると
真ん中の商品を選んでしまうという消費者心理をついた
「松竹梅商法」にまんまとはまっている気もするが・・・
何がどう違うのかがメニューだけではわからないんで、
無難に真ん中の(上)を選びがちなんだろうな。
魚汁。
いわゆるあら汁だ。
大量のねぎとぱらっとまぶされた七味がいい。
そして、どーん!
(上)海鮮丼のお出ましだ。
角度を変えて、どん、ど~ん!
さらに、後ろに回って、どどど、どか~ん!
いったい何種のお魚さんや貝さんがいるんだか。
そして、どこからお箸をいれたらいいんだ(笑)
崩さぬよう、そしてなおかつ美しく食べ進めるのは、
なかなか緊張感のある食事であったが、
噂通り、衝撃度・満足度が高く、コスパも優れていて、実に楽しくなる海鮮丼であった。
おとなりさんの(並)海鮮丼をちらっと"横見"したが、
(並)と(上)との差異のひとつは中央にそびえ立つ海老の"ある・なし"であった。
海老にこだわらなければ、(並)で十分なのかもしれない。
今度は、海鮮丼が好きなぴょんさんを連れてきてびっくりさせたいな♪
江戸富士
文京区湯島2丁目7−7 光ビル
電話: 03-3811-0111
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