私が愛する《白河ラーメン》のお店が阿佐ヶ谷にオープンしたという情報を7月にキャッチ。
すぐにでも飛んでいきたかったのだが・・・・・・
オープン当初はラヲタのみなさんで激混みだったようなので、ちょっと時間をおいての訪問となった。
平日の朝イチならすんなり入れるだろうと、開店時間の11時を目指して、石神井公園からバスに乗って阿佐ヶ谷へ。
予定通り、開店10分前に到着。
『アサガキタ』
するとまさかの私が、ポール・シャッター*1(笑)
その後すぐに、2人が続く。
*1 ポール・シャッター:開店前からラーメン店の行列で先頭に並んで待っている人のこと
並ぶの嫌いなんで、シャッター*2なんて滅多にしないんだけど、白河ラーメンとなると、ついつい力んでしまうのだ。
*2 シャッター:開店前に並ぶこと
11時。
店主が暖簾を出し、先頭で中へ案内される。
店主は白河市本町の出身。
お店のXには「生まれた時から哺乳瓶の中身は茶釜の鶏ガラスープ」とある。
「茶釜」とは、後述の『茶釜本店』のことだろう。
本町にあるからね。
何席あったかな、数え忘れた。
さかばクンの「第二の故郷」である白河。
このブログでも私の白河ラーメン愛♥については何度も語ってきたが、少しおさらいしておこう。
阿武隈川源流に位置する福島県白河市は「水」が良い。
だから、米・酒・蕎麦が美味しく、当然ラーメンも美味い。
なので、白河市内には《白河ラーメン》を提供するお店が100軒、いや150軒あるとも言われている。
そして、この《白河ラーメン》をご当地ラーメンとして広く世に知らしめたのが『とら食堂』だが、実は白河ラーメンには始祖によって3つの系譜が存在する。
『茶釜食堂』の《茶釜系》
『とら食堂』の《とら系》
『やたべ』の《やたべ系》である。
特に『とら食堂』は弟子が多く、その系譜は《とら一門》と呼ばれることも多い。
なので、《とら系》のお店は、仲町台『白河中華そば』、西国分寺『孫市』、春日部『法隆』、あざみ野『こすが』など、首都圏にも何店か存在し、白河ラーメンの魅力を伝播させている。
《やたべ系》の始祖である『やたべ』も元を正せば、『とら食堂』の流れではあるのだが、独自に誕生した経緯があり、その後は、『やたべ』も多くの弟子を育て、独立していったお店は《やたべ系》とまで言われるようになった。
しかし、《茶釜系》と《やたべ系》の都内への進出は聞いたことがない。
おそらくこの『アサガキタ』が《やたべ系》初の都内進出店ではないだろうか。
さて、何を頼もうか。
オーダーは、席に着いてから、席で口頭注文し、前会計であった。
「チャーシューワンタンと赤星★ください」
この鶏ガラのサービスこそ、まさに《やたべ系》なのだ。
骨にこびりついた鶏肉をこそげ落とすようにしゃぶりつく。
赤星★のアテに最高だよ👍
そして、チャーシュー&ワンタン入りの手打ち中華が着丼!
「スープの濃い、薄いがあったら調整しますので、遠慮なくおっしゃってください」と店主。
ほほぉ〜
白河では見ないビジュアルだ(笑)
かぶりチャーシューと青みで十字を造り、中央に「の」の字のナルトがON。
メニューに「青み」と書かれていたのは、青梗菜だったのね。
白河では、ほうれん草が一般的なので少々驚いた。
メンマも角切りのブロックなんだ。
これも珍しい。
《白河ラーメン》の特徴もおさらいしておこう。
①手打ちの縮れボコボコ麺
②醤油のエッジが効いた鶏と豚から取ったスープ。
③しっかり燻された桃色チャーシュー
④官能的なちゅるちゅるうすうすワンタン
スープは、醬油のエッジが物足りない。
調整してもらえば良かったかも知れないが、初訪はデフォルトで完食することを選択。
おそらく、東京人の好みに合わせた仕上げにしているのだろうな。
チャーシューは・・・・・・
モモとかぶり、いい感じに燻されて美味い!
肩ロースがもうちょういかな
ワンタン、ちゅるちゅるうすうすじゃない。。。😑
白河ラーメン愛♥が強すぎるから、期待値が高すぎるんだよねぇ。
めずらしく、やや辛口めに書いちゃったけど・・・・・・
トータルバランスはとっても素晴らしいのよ。
それは間違いない。
手打ち中華として、かなり美味い一杯だから
白河ラーメン未経験という方こそ、ぜひ食べてもらいたい🍜
阿佐ヶ谷なら石神井から近い。
白河ラーメンが恋しくなったら、また食べに来よう😉
白河手打ち中華 アサガキタ
杉並区阿佐谷北2丁目11−1
********************
0 件のコメント:
コメントを投稿