チンチン電車大好き、さかばクンです。
本日は、都電の旅でスタートです。
東池袋四丁目駅から都電に乗ります。
都電は前乗り、後ろ降りになっています。
乗車時に均一料金170円を払います。
(ICの場合は165円)
都電荒川線は大半が専用軌道ですので、自動車時代の到来にも負けず、
平成になっても、21世紀になっても、
都内をのんびりと走り続けている貴重な路面電車です。
都電荒川線には久しぶりに乗ったのですが、思いのほか乗客の乗り降りが多く、
常に満員に近い乗車率でした。
都民の足として、大活躍なんですね。
たのもしいぞ、荒川線!
さぁ、45分揺られたでしょうか。
ようやく終点三ノ輪橋駅に到着しました。
私が乗った車両は、ふたたび早稲田へと折り返していきました。
この折り返しの場面を見るのもちょっと楽しいですよ。
三ノ輪橋駅は関東の駅百選にも選ばれています。
さてさて、三ノ輪橋までえっちらおっちらやってきたのは、
昼酒に誘われたからなんです。
くぅぅぅぅー、昼から酒をかっくらえるなんて。
さかばクン、ふたつ返事で飛んできましたよ。
三ノ輪橋から山谷方面へ歩きます。
このあたりに足を運んだのははじめてなんです。
山谷といえばドヤ街ですが、
『あしたのジョー』の舞台としても有名ですよね。
ほら、矢吹丈がいました!
ちょっと顔立ちが違うような気もしますが(笑)、お会いできて光栄です。
商店街もあしたのジョーで街おこししています。
商店街を通り過ぎ、吉原大門の交差点まで来ました。
大門なんて名前ですが、門はみつかりません。
吉原ってどこのあたりを言うんでしょうか?
私の知る“吉原”といえば・・・・・
そうです!
お風呂に入るっきゃないでしょっ♪♪♪
吉原大門交差点から一本路地裏にある「堤柳泉(ていりゅうせん)」さんへ。
安心してください!
「堤柳泉」さんは、まぎれもない普通公衆浴場です(笑)
特殊浴場だらけの地域ですから、ご丁寧に看板に書いてくれています。
ようはフツーの銭湯です。
こちらのビル型銭湯は面白い作りになっています。
1階はコインランドリーと下駄箱。
2階に浴場があります。
そして、なんと地下1階が居酒屋になっているのです。
まさにひとっ風呂浴びてからのビールまで、至れり尽くせりの銭湯です。
残念ながら、私が来た13時ころはまだ居酒屋は準備中の札が出ていましたが・・・
公定料金460円と貸しバスタオル100円を券売機で購入し、フロントのお兄さんに渡します。
するとバスタオルを渡してくれるときに、「よかったらハンドタオルも貸してますよ」と笑顔。
ハンドタオルは持ってたのですが、
なんかその笑顔につい「借ります」と答えてしまいました。
さて、こちらの銭湯は12時からやっているのも魅力的なんですが、
風呂の種類が意外と豊富なことに驚きました。
通常の泡風呂、座り湯、赤ワインの湯があるほかに、
個室のように仕切られた部屋が2つあります。
小さめの部屋には「バスフレンド靄」が入っているらしい乳白色のお風呂が、
一番奥に位置する大きめのお風呂は銭湯でよくみかける漢方湯の「宝寿湯」でした。
さすが吉原、風呂への情熱を感じます(笑)
サウナと水風呂もあったのですが、
別料金だと思い込んでいて入りませんでした。
どうやら公定料金でサウナも入れたようです。
よく確認すればよかった・・・・・・
待ち合わせ時間に遅れそうでしたので、
長風呂せず、早めに出ます。
スタンプノートをフロントのお兄さんに出したら、
「あ、ずいぶん回られますね~」ってまた笑顔。
実はこちら「堤柳泉」さんが記念すべき50個目のスタンプだったのです!
お兄さんと少しばかり銭湯ばなしをしてから、急いで待ち合わせの居酒屋へ向かいます。
ふたたび通った吉原大門の交差点にはこんな碑が立っていました。
旧吉原遊郭の名所のひとつで、京都の島原遊郭の門口の柳を模したという。遊び帰りの客が、後ろ髪を引かれる思いを抱きつつ、この柳のあたりで遊郭を振り返ったということから、「見返り柳」の名があり、
きぬぎぬのうしろ髪ひく柳かな
見返れば意見か柳顔をうち
など、多くの川柳の題材となっている。
かつては山谷掘脇の土手にあったが、道路や区画の整理に伴い現在地に移され、また、震災・戦災による焼失などによって、数代にわたり植え替えられている。
きぬぎぬのうしろ髪ひく柳かな
見返れば意見か柳顔をうち
など、多くの川柳の題材となっている。
かつては山谷掘脇の土手にあったが、道路や区画の整理に伴い現在地に移され、また、震災・戦災による焼失などによって、数代にわたり植え替えられている。
(台東区教育委員会掲示より)
でも、結局いわゆる吉原の場所はどこにあるのかわからぬままだったな。。。
0 件のコメント:
コメントを投稿