昨年7月にオープンした「一蘭 大阪茨木店」。
???
なぜ茨木に???
ラーメンの「一蘭」と言えば、とんこつラーメンで異形の「味集中システム」。
大阪では道頓堀のお店で注目を集めました。
ミナミだけでなく、キタにできたのも知っていますが、なぜ茨木に、、、??
言ったら悪いけど、田舎ですよ、、、?
初訪問時は、そういう疑問を持ちながら入店しました。
場所
京都から神戸までをつなぐ「国道171号線」沿い。
交通量が大変多い場所です。
大阪市内でもキタ・ミナミにしかないので、かなりレアな店舗です。
大阪府下の店舗のうち、大阪市外では泉大津市に続いて、2店舗目。
泉大津???
泉大津市は、大阪南部、堺の南・岸和田の北に位置する町です。
難波―和歌山をつなぐ道――国道26号線が通っています。
一蘭 泉大津店は、その国道26号線に位置しています。
もうちょっと調べてみると、京都は「河原町店」と「八幡店」。
河原町は都会。
「八幡市(やわたし)」と言えば、、、国道1号線です!!
大阪茨木店は、国道171号線。
なるほど。
都市部と主要道路沿いに出店。
一蘭は、一風堂のように各地に店舗を築く戦略なのでしょうかね。。
初訪問時はいろいろと調べ、背景を理解してから入店したものです。
実訪
店舗入口でいきなり「カウンター席」と「屋台席」に分かれます。
今回はカウンター=「味集中システム」です。
目に眩しい券売機にて購入。
とんこつラーメン(並・煮卵なし)790円、替え玉190円はなかなか高いですね。。。
ひとまず「並」で注文します。
店内は、間接照明と赤と緑の配色で「妖艶な」雰囲気。
さらに味集中システムと相まって「異様な」雰囲気ですね。
席はこんな感じで、1席1席仕切られています。
店員の顔を見せないよう、すだれがかかっています。
店員に渡された用紙に味の好みを記入。
「全項目」に○をつけてください、とか、こだわってますよねー。
記入が終わったら、提出。
しばし待ちます。
その間に席を観察。
箸入れの袋が追加用の注文用紙になっていたり、
特許申請?替玉システムがあったり。
替え玉を注文すると懐かしの「チャルメラ音」が響きます。
そうこうしているうちにラーメンが到着!
まずは、「秘伝のたれ」を避けながら、スープを一口、麺を一口。
おいしい。
チャーシューもロースで柔らかく、おいしい。
ただ、前に来た時より研ぎ澄まされていないな、、という印象。。。
まぁ、チェーンだし、「むしろこれでも良いほうか」、などと思案します。
その後は、辛い「秘伝のたれ」を混ぜつつ食べ進めていきます。
段々と混ざってしまうと、元々の繊細な味がわからなくなってきます。
チャーシュー3枚(180円)を追加発注。
糖質ダイエットとか「替玉より安い」とか考えると、チャーシューになっちゃいますね。
そのまま・スープにつけて、いろいろしながら完食。
ごちそうさまでした。
思うに、「一蘭の味」は一昔前は、真新しさや存在感があったと思います。
だだ、どこで食べてもおいしく作るこだわりの職人が溢れる昨今では、なかなか厳しい時代なのでは、と思います。
今回訪問しなかった「屋台席」にしても安めの椅子とテーブルなので、年配層になると拒否感があると思います。
かといって、ラーメン好きの若者用の「味集中システム」にしても、正直真新しさはないと思います。
また、2人組だと仕切りを外して会話できます。正直、となりのカップルが大声で喋る上、貧乏ゆすりがめっちゃ伝わってきました。。。
あと、食事スマホいじる人もいますし。。
「一蘭の味」をどうしても食べたい場合はまた来ると思いますが、唯一無二さが失われてしまっているように思いました。
厳しい時代ですね。。。
補足
創業にあたっては、激辛「蒙古タンメン中本」同様、先代が店を閉めるので、常連客が店を引き継いだらしいです。
一時期「会員制ラーメン屋」だったとか。。。
「うまいラーメンが食べたい!!」が物語を作っていますねー。
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