まぁ、そんな私でも有馬記念だけは現地で観戦すると決めている。小学生のときにテレビで見たトウカイテイオーの奇跡の復活、骨折明けからの勝利。当時インフルエンザで体調の悪かった幼少の私はなぜだかそのレースを見て勇気づけられたのを記憶している。
本八幡から中山競馬場までは歩いて行ける。ひたすら59号をまっすぐ歩く。45分くらいだろうか。良い運動だ。
13時半頃到着したが人がごった返していた。競馬ブームは停滞したと言われ久しいが、この手のギャンブル性と感動を共有できるエンターテイメントは意外と21世紀も粘り強く生き残るのだと思う。
到着後、まずは腹ごしらえのため向かうはラーメン翠松楼。何というか昔なつかしい味。シンプルにして奥深い。賭場で食べるのもまた気分を盛り上げるというものだ。
久しぶりに食す。しかし混みすぎていて場所がない。熱いのでいったん地べたに置いてみる。意識低い現場で意識高くあろうとする私としては地べた食いは避けたい。どうにか少し離れた場所が空いた。
麺をすする。うーん、これだ。1年ぶりくらいに食べたが何も味が変わってない。感動。
味玉は必ずつけてもらう。
最後に汁をすすって温まる。これで外馬場に出てもしばらく暖まれそうだ。
観客席に向かい何とか場所を確保しようと試みる。一眼を持ってきたので、何とか一瞬の撮影が出来れば良いのだが。
とはいっても有馬である。約10万人の観客がスタンドに集結している。場所は限られている。僅かな隙間を確保するしかなく、何とか過去の勘を頼りに空いていそうな場所を確保出来た。
有馬記念の馬券はというと◉サトノダイヤモンド単勝1点勝負。毎年有馬記念くらいは男らしい馬券で勝負する。
我ながらなかなかの勝負師だ(今年は)。
結果はというと皆さんもうご存知かと思いますが、先行したキタサンブラックをサトノダイヤモンドが最後の3間歩くらいで差し切り勝利。
ということできっと5年振りくらいに有馬を完勝。ここから西船橋に繰り出すか、と言いたいところだが勝った日こそ散財しないのが、賭博者のリテラシーというものだ。
(いや正確に言えば17時過ぎからabemaTVで欅坂46のワンマンライブ中継があるからなのだが。)。
ということで、またしても徒歩で帰宅。
働かずして2.6万円儲かった!
終わり良ければ全て良し。
2016年は良き日々だったとしておこう。
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