とはいえ仕事のからみで地方も学ばなきゃいかんだろとか、大火事に見舞われた糸魚川を支援しなきゃいかんだろ、とか偽善的な言い訳を作り、数年振りに新潟を訪れることとなった。
目的は、やみくもに申し込んでいた48GのNGT48劇場公演観覧のためだ。ドルヲタながら恥ずかしい限りだがNGTの知識は全くないに等しい。強いて言えば加藤みなみさんのアクロバティックな側転が見ものくらいの知識だ。でもそいえば今年のTIFで見るには見たよな。あんまり印象にない。その程度の印象だった。
新幹線で2時間。新潟駅から徒歩20分NGT48の本拠地ラブラ万代がある。都内にお住まいの方はピンとこないかもしれないが新潟随一の商業施設だ。イオンからユナイティッドアローズまで入居している。これぞ地方という感じだ(悪い意味ではなく。。)。
ちなみにNGT48劇場があるのはラブラ2の方だ。初見の私は少し迷った。。
少し複雑な入場工程を経て、ここからはビンゴ抽選。他の48Gと同じレギュレーションだ。しかし受付でピンポン球をもらって入れるという謎の儀式には若干驚かされた。。
入場はというと9巡目。まぁそんなもんだろう。しかしここの劇場は若干後ろ目でも視野角が非常に広く見やすい。
公演の感想だけ少々。思いのほか良かったというのが印象だ。地元、新潟で歌い踊る彼女らは魅力的に輝いていたのは事実だ。
気になったのはこの3人。
まずは、水澤彩佳。
じゅにあ的好きなアイドル顔平均系なのですよね。全くメンバーが分からないなか誰を起点に見ていこうかと思い、起点にしたのが彼女。パフォーマンスのバランスの良さ、MCの空気の読み方。しかも後から調べたら1期生なのに22歳研究生という不遇。過去の彼氏との写メ流出が問題? 過去の話は許したれよ。これは応援するしかなかろう。握手券取ろうかな。
もひとりは、高倉萌香。
あぁ、おかっぱちゃんと言われてた子か。隣の女子が、もえかー!もえかーっ!とやたら叫んでたので気になったのだが、この子は逸材ですわ。自信がなさげだがスタイルが異常に良い。アイドルっぽくもないのだけど、オーラがあります。んーしかも16歳か。ロリ要素が抜けて垢抜けてきている感じが美しさを感じざる得ない(←気持ち悪いな。)。
最後に、中井りか。
噂にはきいておりましたが、面白過ぎ。公演後のお見送りの際に、自分のファンに対し、この糞DD(誰でも大好き)とか、あーっ●●ちゃん見てただろ!とか叱責を浴びせかける姿が、このひとプロだなぁとか思わずにはいられないのであった。体験型エンターテイメントというものをよくわかってらっしゃる。ただ公演中くらいは自分のファンがどこに視線送ってるかなんて気にせず集中しろやとも言いたくもなるが。。
そんなことを考えながら約2時間のパジャマドライブ公演が終了。しかしこの公演って初代チームB(渡辺麻友、柏木由紀などが在籍)が2008年にやってたものなのか。新潟で見ると色褪せてないです。都内でやられると、ちょっと辛いかもですが。。逆に言うとラブラ万代の劇場で欅坂が出てきてもイマイチ盛り上がれないと思うのである。
秋葉原でも、栄でも、難波でも、博多でもない新潟は万代に根を張る48Gの純粋な地方アイドル、NGT48。
一方で、渋谷、PARCO、セゾンなど都市のキーワードを散りばめ、90年代文化の解体を画策する欅坂46。
この2グループを見ていると、今後この国が直面する、いや直面している、都市と地方の問題がより鮮明に見えてくるだろう。
という結論を出したところで、思考をどこに飲みに行くべきかという方向に移すのであった。
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