金沢に来たからには本場で"金沢カレー"も食べないとね♪
少し前までは"金沢カレー"なんて呼び名は一般的ではなかったように思うが、松井秀喜リスペクトから名付けられた「ゴーゴーカレー」が東京・新宿で第1号店を開業してから、"金沢カレー"の名は一気に全国区になった。
かくいう私の"金沢カレー"デビューも池袋の「ゴーゴーカレー」であった。
しかし、「ゴーゴーカレー」はあくまで東京発のカレーチェーンであり"金沢カレー"の元祖ではない。
「ゴーゴーカレー」自身も″金沢カレーの火付け役″という立ち位置を自覚している。
しかし、その「ゴーゴーカレー」の創業者は金沢で修業している。(3ヶ月のバイトらしいが・・・)
その修業先こそが昭和46年創業で金沢カレーのルーツのひとつとされる「ターバンカレー」なのだ。
ちなみに"金沢カレー"の元祖はどこなのか。
これを紐解こうとするとその歴史はなかなか複雑なようだ。
東京にも出店している「カレーのチャンピオン」(通称チャンカレ)と「ターバンカレー」との歴史的な経緯などが「チャンカレ」のホームページに詳しく書かれているのでぜひそちらを読んで欲しい。
どうも能書きが長くなってしまっていけない・・・(^_^;)
我々は片町にある「ターバンカレー総本店」に入店する。
東京にはないお店が食べたいし、金沢カレーの歴史において大きな役割を果たしてきた「ターバンカレー」の味を知っておきたいからね。
総本店というだけあって歴史を感じる外観だが、思ったよりこぢんまりしている。
ステンレスの銀皿にキャベツとライスが盛られる。
濃厚なルーの上にはカツなどの揚げ物がのる。
そして、先割れスプーンでガツガツいただく。
これぞ金沢カレーのスタイルだ。
入店するとカウンター10席、2人用テーブル3卓と、やはり思っていたより小さい店内。
店員さんがみな女性であったが、創業者の奥様や娘さんが店頭に出ているらしいので、そうであったのかも知れない。
ぴょんさん
チキンカツカレー(小)
次男
ウインナーカレー(中)
私は。
クリームコロッケカレー(中)+生卵
デフォルトでコロッケにはタルタルON。
素晴らしい!
うまい!
いや、ほんとうまい!
途中で生卵をくずす。
ライスの量は小・中・大・特大の4段階。
「小はお茶碗1膳分、中は2膳、大が3膳です」との説明だった。
私も次男もビビって(中)を選んでしまったが、「これなら(大)でも余裕だったね」と次男。
そうなのだ。
ここのカレー、しっかりコクがあるのにクドくない。
だから私も次男もペロッと(中)を平らげた。
嗚呼、(大)にすべきだったなぁ~
そして、「ターバンカレー」の真価が店を出てからさらに現れた。
いわゆるカレーチェーンのようなルーって、ず~っとカレーが胃袋や口内に残り、下手をするとゲップや胸焼けといった"カレー負け"をしちゃうんだが、「ターバンカレー」はまったくそんなことがなかった。
毎日毎食、食べられちゃうカレーなんだね。
「この旅行、なんかずっと食べてるね」って次男がボソッとつぶやく。
当たり前だ。
せっかく金沢まで来たのだから「これも食べておけば、あれも食べておけば・・・」といった後悔は許されない。
お父さんの旅はいつもこういうもんだぞ😒
食後は妙立寺まで歩いて行き"忍者寺"を見学。
いや、これは見応えあったなぁ。
拝観料1000円の価値は十二分にあるよ。
いよいよ金沢旅行の行程もこれにて終わりだ。
あとは金沢駅からリムジンバスに乗って小松空港に向かうだけ。
しかし、ほんとに、これで終わっていいのかぁ。
さかばクン、やり残したことはないのかぁ。
自らに問う。
「これも食べておけば、あれも食べておけば・・・」はダメだぞ。
おぉ、そうだ!
まだひとつミッションが残っているじゃないかっ!
金沢駅へ急げ!
バスまで時間がないぞ。
ターバンカレー本店
金沢市広坂1-1-48 ウナシンビル1F
電話:076-265-6617
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