夫婦水入らずで旅行なんて何年ぶりだろう。
今夏、信州を2泊3日で旅することになった。
なぜ、旅行先が信州になったかというと・・・
その決め手のひとつが「粋酔」で知り合ったまつなわさんが長野にお住まいで、
「ぜひ長野に来てくださいよ~、酔いお店にご案内しますよ~」という魅力的なお誘いを何度もしてくださるものだから、ホイホイ来てしまったいう次第だ(^0^;)
なので、夜はまつなわさんと【日本酒まつり in 長野】を愉しむことになっている(笑)
さてさて、長野まではどう行こうか・・・
車で行こうか、新幹線で行こうか、あれこれ考えたが、
やはり昼から飲みたいし、渋滞とか面倒だし、コストは抑えたいしということで、
高速バスで行くことにした。
幸い、池袋駅東口から長野駅まで高速バスが出ているので、
乗ってしまえば約4時間で着く。
信州旅行は、赤星★でスタート(笑)
ウヒヒ😏これよこれっ♪
バス旅だから昼ビーどころか、朝ビーさ!!!
3列シートなのでゆったり楽チン。コンセントもあるからスマホも気兼ねなく使える。
関越で事故渋滞に巻き込まれ予定時間より30分ほど遅れての到着となったが、
バスがちょうど宿泊するホテルの目の前に停まるので、さらに楽チンだ。
荷物をホテルに預け、まずは長野に来たのだから善光寺に参らねば。
善光寺までまっすぐ伸びる道をゆるやかに登っていくわけだが、
この日の気温は37度。
東京のようなジトーっとした湿度がないとは言え、やはり暑い!
門前の蕎麦を食べてまずは涼もう。
事前に蕎麦情報を調べておいた。
そのなかで、さかばクンセンサーに反応を示したのが「かんだた」だ。
善光寺へ伸びる中央通りから1本入った路地(旧北国街道)にあり、
しかも入口が奥まっているので、かなり隠れ家的だ。
路地に出ているこの提灯が目印だ。
提灯の下に置かれた立て札。
うどんなし
天ぷらなし
旨いそばあり
大金持ち
俄か成金
入店禁ず 呑兵衛は入店できるようだ(笑)
毎日限定四十五食作るなり
この立て札を見ただけで惚れたね~
店先には待ち客用の椅子も出ていたので、目立たない場所にあるが人気店のようだ。
ラッキーなことに、待ちはなかった。
入ると2階の座敷と1階のカウンター席に、どちらがいいか尋ねられたので、
迷わずカウンター席を選択。
さて、なににしましょうか。
蕎麦前も美味そうなものばかり。
当然、信州の地酒もあるね。
「かんだた」について、お品書きにも説明があったが、
お店のHPにもこのように書かれていた。
店名の「かんだた」とは、芥川竜之介の「蜘蛛の糸」に
出てくる登場人物の名前です。
出てくる登場人物の名前です。
悪いことをしてで地獄にいるところを、蜘蛛の糸をたぐって、極楽まで登っていこうとする男の話です。
「かんだた」は、自分ばかりが助かろうとしたため、途中で糸が切れ、再び地獄に落ちてしまうのです。
「かんだた」は、自分ばかりが助かろうとしたため、途中で糸が切れ、再び地獄に落ちてしまうのです。
当店の細めの蕎麦を、「細くて切れやすい」ということで、この話にかけさせていただきました。だから、蕎麦のメニューも、怖そうな名前が並んでいてすみません。
皆様には。穏やかな気分で蕎麦を最後までたぐっていただき、極楽気分を味わっていただきたいと思っております。
皆様には。穏やかな気分で蕎麦を最後までたぐっていただき、極楽気分を味わっていただきたいと思っております。
そう、私もぴょんさんも細めの蕎麦が好きなので、
それも「かんだた」を選んだポイントだったのだ。
左はなんだっけなぁ~、右のお豆さんもどっちも美味し。
お品書きのほかに、店内ボードにもおすすめメニューがある。
これにぴょんさん、すかさず反応。
畑の丸ナスの辛子漬け
茄子の漬物ってぴょんさんは好物なんだけど、私は好んで食べない。
漬物になったときの茄子の食感があまり好きじゃないのだ。
「かんだた」は自分で畑を持っていて無農薬の野菜を栽培しているのだ。
だから野菜メニューが充実しているようだ。
ひとつ食べると・・・
うわっ、この丸ナス、うまっ!!!
歯ごたえが良くめちゃくちゃ美味い!
茄子の漬物をあまり食べない私が言うのだから間違いない。
ふたりとも気に入ってしまい、壮絶な奪い合いになる(笑)
こうなれば日本酒もいただこう。
長野のお酒、「大信州」。
電球の徳利で出てきたよ(^^;
そして、お待ちかねの蕎麦がやって来た。
ぴょんさんは、「鬼おろし」。
大根おろしに削り節がたっぷりのっている。
さっぱりシンプル。
夏にふさわしいお蕎麦だ。
私は「合い盛りの2枚重ね」。
まず、小町(さらしなそば)から。
白く美しい小町。
細切りで透明感のあるお蕎麦はほどよくコシもあり、きれいに喉を抜けていく。
こちらがせいろ。
蕎麦の香りを愉しむならせいろだね。
一、~八、いろいろ五月蝿いなぁ~と思ったあなた。
九、にちゃんとオチがあります(笑)
もっと食べてみたいアテもあったけど、夜にお腹をとっておかねば。
我ながらいいセンサーであった。
おとなりに味のある町中華を発見。
ここもセンサーが反応するのだが、どうなんだろ。
ふたたび善光寺を目指す。
「八幡屋磯五郎」の店頭にはおなじみの七味缶をかたどった椅子が並んでいる。
善光寺仁王門
善光寺山門(三門)
善光寺本堂
善光寺は3度目なのだが、
本堂の地下にある「お戒壇巡り」をはじめて経験した。
光が一切ない完全な闇のなかを壁伝いに進んでいくのだが、
いったいどこまで続くのか、ゴールまでの距離もわからない、
天井までの高さもわからないし、前後の人影も見えないので、なかなかの恐怖感を伴う。
この恐怖心に打ち勝って最後に極楽の錠前に触れてゴールにたどり着くと御利益があるんだとか。
すると、もう御利益があった。
「かき氷」にありつけた(笑)
抹茶
果肉たっぷりの桃
かき氷食べてクールダウンしたら、さらに御利益が!!!
なんと実家に帰省途中だったHさんと横断歩道でバッタリ遭遇したのだ(゜Д゜)
Hさんはヤマピカちゃんの先輩でときどき石神井でもご一緒しているのだが、
まさか長野の善光寺下の横断歩道で出会うとは!
こんなミラクルもあるんだねぇ😚
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こちらはホテルに戻る途中にある「アルプス温泉」。
長野駅から近いので、観光客にも便利だ。
ぴょんさんは一足先にホテルに戻ったので私だけひとっ風呂浴びて行くことにする。
長野でも飲み会前のルーティンは怠らないのだ。
アルプスにあるわけでもないし、
温泉でもないんだけど、アルプス温泉。。。(笑)
長野の銭湯は380円なんだね。
安っ!
お風呂はジェット付きの浴槽と深風呂だけのシンプル構造。
さっと汗だけ流して早々と出る。
さっぱりしたなぁ~気持ちよかった♨
さてと、ホテルで小休止したら、いよいよ、まつなわさんと合流だ。
どんな長野ナイトになるかな、楽しみだ♫
手打ちそば屋 かんだた
http://www.kandata.jp/
長野県長野市鶴賀権堂町2320
電話: 026-232-3718
アルプス温泉
長野県長野市南長野新田町1481
電話: 026-228-3131
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記事掲載後にまつなわさんからいただいたコメントを追記します
「かんだた」は、いつも観光客で混み合う有名店です。
その中で、昼間から蕎麦前をダラダラやるのがとても好きです。
それにしても、「桂林」さんに反応したセンサーの感度に敬服します。(^^)v
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