「ちどり」を出て歩くことどれくらいだったかな。。。
もうだんだん記憶があいまいであるが、いささか怪しげなDEEPな一角にやって来た。
「裏権堂」とよばれる地区のようで、昭和の古い歓楽街の様相を色濃く残している。
そのなかにかわいいイラストの絵が看板の中華屋さんに灯りがついている。
この「千福」がまつなわさんの"隠し球"のようだ。
〈包丁も機械も使わないんだって・・・〉
って看板にあるが、どうやら手打拉麺・刀削麺のお店のようだ。
ひょ~、ちょっとちょっと、まつなわさん。
3軒目も予想外の魅力的なお店じゃないっすか。
最後までワクワクさせてくれるなぁ~
広っ!
店主のワンオペに対して客席が多い。
ちょうどお客さんがはけたところのようで、我々3人の貸切だ。
失礼ながらなかなかの雑然ぶり(^_^;)
しかし、こういうところこそ、長野の"キタナトラン"とお見受けした。
なんたってぶらさがり健康器が健在だもの(笑)
メニューはシンプル。
まずは、特製餃子と手打ちラーメンはマストであろう。
でも、まつなわさんは、謎メニューの「乾麺ミートソースラーメン」をオーダーしたぞ。
飲みながらできあがりを待つのだが、
ここから店主"千さん"が匠の技を披露するショータイムのはじまりだ。
餃子も注文を受けてから皮をつくりはじめるのだ。
手際よく包んでいく。
はい、できあがり!
製作過程からつぶさに見てるんだから、美味さ3倍増しでしょ!
お次はミートソースラーメンの麺を打ちはじめる。
ひとつひとつ麺打ちからはじめるのだから混んでたら大変だろうな・・・
そうか、もしやあのぶらさがり健康器は!
麺打ちのための筋力維持に使っているのかも(^0^;)
どんどんのび~~~る
宙を艶やかに舞う。
へぇ~、どんどん麺になっていくわ。
うわぁ~、本当に包丁も機械も使わないや(゜o゜;
ミートソースラーメンは細めに打っているんだって。
そして、できあがった乾麺ミートソースラーメン。
でも、これって乾麺じゃないよね。
なんで乾麺ってアタマにつくのか、聞いたと思うんだけど忘れた・・・(^0^;)
ミートソースは野菜たっぷりで甘~い。
どこか給食のミートソースのような懐かしさを感じる。
まつなわさんの麺リフは豪快だ!
8割方の麺をリフトしている(笑)
そして、最後に手打ちラーメン。
また麺が宙を舞う。
さっきのミートソースラーメンより太めに打つそうだ。
千さん、ほんと楽しげで終始良い表情で麺を打つんだよなぁ~
具は、にら・白菜・チャーシュー・わかめ
スープは豚骨ベースで油膜が張っているが、しつこくない旨さ。
こいつはとんでもない隠し球があったもんだ!
ふつうの町中華と思いきや、一品一品注文を受けてから麺を打つ、
本格中華にこんな裏路地で出逢えるなんて。
長野、たのしいーーーーーー!
さかばクンの麺リフ、下手かっ!
わかめリフになっている(笑)
帰り間際、餃子の餡の下ごしらえを見せてくれる千さん。
いつも笑顔(*^▽^*)。
他界してしまった「祖母にソックリだよね。。。」とぴょんさん。
なんかうるっとしている。
たしかに似てるんだよ。。。
千さんの笑顔をまた見に来ますからね。
これからも元気でね~
まつなわさんの"長野ベスト5"のお店のうち3店も一晩でご案内してくれたんだって。
お店のチョイスは三者三様で楽しかったし、
びんずるで賑わう長野の街でのハシゴ酒は痛快で最高でしたぁ!
まつなわさん、本当におつきあいくださりありがとうございました。
また石神井でゆっくり飲みましょう!
意外なことにアノ「山」に登頂していないと聞いたからには今度は私が案内人になりますからね😉
千福
長野県長野市鶴賀西鶴賀町1473−18 千福ビル←そういえば千さんビルごと買ったって話してたな(笑)
********************
まつなわさんのコメント追記もこれがラストかぁ。。。寂しい
毎回、ありがとうございました。
今では駅前が賑やかになっていますが、長野市の繁華街と言えば「権堂(ごんどう)」です。
大通りを挟んで西側が本来の権堂、東側は裏権堂と呼んでいます。
鎌倉時代に源頼朝が善光寺の再建を命じた際、ご本尊が一時的にこの街に移され、「仮堂」の意味で「権堂」と呼ばれるようになったそうです。その後「花街」として江戸時代から栄えていましたが、長野オリンピック以降、急激に寂れてきた事は否めません。
という事で、昭和感がたっぷりなんです。(^^;
千福マスターの千さんは、台湾出身の方で、以前は表権堂で営業されていたんです。
諸々の事情でそのお店を締めることとなり、一度、郊外にお店を開いたのですが、数年前にここに戻って来ました。
このお店は、元々ショーパブだったので、奥にはステージがあるんです。
今は、そこに畳が敷かれていますが。(^^;
ぶら下がり健康器もそうですが、そのステージの横にはダンベルが置いてあります。千さんは手打ち麺を打つために、畳が敷かれたステージで横になってダンベルを差し上げるという負荷を腕と肩にかけながら身体を鍛えているんです。
メニューに書いてある料理はわずかですが、馴染みになってくると、お任せでおつまみを作ってもらえます。
海老入り小籠包なんか、もう最高に美味いです。
ただ、ひとりで一品ずつ作るので、大人数でバラバラのオーダーをすると出てくるのに時間がかかるのが難点ですが、それも常連さんには楽しむ時間なんです。
乾麺ミートソースラーメンの「乾麺」の謎は、千さんによると、スープが無いので「乾麺」としたそうです。(^^;
あっ、本物の乾麺のビーフンも汁あり、汁なし共に美味いです!
千さんは波瀾万丈な人生を送っていて、そのお話を伺いながら頂く台湾料理は、更なるスパイスが効いて、もう言葉に表せないほどの旨味を引き出します。
平日は深夜1時半頃までやっているので、帰りの足さえ心配しなければ、ゆっくりと楽しめますね。
ところで、噂によると千さんは、権堂の不動産王を狙っているとか。
あくまでも、ウワサですが。(^^;
大通りを挟んで西側が本来の権堂、東側は裏権堂と呼んでいます。
鎌倉時代に源頼朝が善光寺の再建を命じた際、ご本尊が一時的にこの街に移され、「仮堂」の意味で「権堂」と呼ばれるようになったそうです。その後「花街」として江戸時代から栄えていましたが、長野オリンピック以降、急激に寂れてきた事は否めません。
という事で、昭和感がたっぷりなんです。(^^;
千福マスターの千さんは、台湾出身の方で、以前は表権堂で営業されていたんです。
諸々の事情でそのお店を締めることとなり、一度、郊外にお店を開いたのですが、数年前にここに戻って来ました。
このお店は、元々ショーパブだったので、奥にはステージがあるんです。
今は、そこに畳が敷かれていますが。(^^;
ぶら下がり健康器もそうですが、そのステージの横にはダンベルが置いてあります。千さんは手打ち麺を打つために、畳が敷かれたステージで横になってダンベルを差し上げるという負荷を腕と肩にかけながら身体を鍛えているんです。
メニューに書いてある料理はわずかですが、馴染みになってくると、お任せでおつまみを作ってもらえます。
海老入り小籠包なんか、もう最高に美味いです。
ただ、ひとりで一品ずつ作るので、大人数でバラバラのオーダーをすると出てくるのに時間がかかるのが難点ですが、それも常連さんには楽しむ時間なんです。
乾麺ミートソースラーメンの「乾麺」の謎は、千さんによると、スープが無いので「乾麺」としたそうです。(^^;
あっ、本物の乾麺のビーフンも汁あり、汁なし共に美味いです!
千さんは波瀾万丈な人生を送っていて、そのお話を伺いながら頂く台湾料理は、更なるスパイスが効いて、もう言葉に表せないほどの旨味を引き出します。
平日は深夜1時半頃までやっているので、帰りの足さえ心配しなければ、ゆっくりと楽しめますね。
ところで、噂によると千さんは、権堂の不動産王を狙っているとか。
あくまでも、ウワサですが。(^^;
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