先日、「阿左美冷蔵 金崎本店」の記事をアップしましたが、
前夜宿泊したのがこちら「旅籠一番」です。
秩父観音霊場一番の「四萬部寺」(しまぶじ)の目の前にあり、
門前宿として江戸時代からある古い宿のようです。
江戸時代からの建物というわけではないでしょうが、
古民家を一部リノベしたような宿です。
夜はここがバーになるそうです。
チェックイン客が重なり、対応する宿の方がテンパり気味でしたが(苦笑)、
お部屋に案内していただきました。
予約した部屋は露天風呂付きの和室です。
部屋全体の写真は撮り忘れましたので、
旅籠一番のホームページから写真拝借。
さすがプロの撮影。
照明もいいですし、上手ですね。
おそらくリノベしたころのものなんでしょう。
実際のお部屋は、畳はだいぶ色が変わっていますし、もう少し古びてますよ。
でも、両親との家族5人での旅行にはピッタリサイズで、
我が家の3人と両親とで部屋を分けました。
ただ、驚いたのははじめから布団5組がセットされていたことです。
しかも一間にまとめて5組のお布団がいっぱいいっぱいに敷き詰められていたんです。
午睡するのにちょうど良かったですが、
8帖に5人で寝るわけないでしょっ!
って布団に向かっていきなりツッコミを入れてしまいました。
部屋に荷物を置いたら、まずは宿の目の前にある「四萬部寺」に行ってみました。
秩父三十四観音霊場の一番札所とあってなかなか立派なお寺ですね。
せっかく「一番」のお寺を詣でたので、ゆっくり三十四観音霊場すべて巡礼してみようかな。
それなら四萬部寺で御朱印をもらっておけばよかったかな・・・。
秩父三十四観音霊場についてはこちらのサイトをクリック↓↓↓
秩父三十四観音霊場|秩父札所連合会公式サイト
参詣を済ませ宿に戻ります。
さぁ、お風呂に入りましょう。
こちらの宿には男性用と女性用が時間によって交代する内風呂と
貸切可能の露天風呂(離れの建物)があります。
しかし、父は足が弱ってきているので、
階段の上り下りが面倒ですし、離れに行くのも億劫そうなので、
お部屋にある露天風呂を家族でかわるがわる入ることにしました。
私は子どもと二人で入りましたが、青空を眺めながらのお風呂は最高でした。
お湯は「含ホウ酸重曹食塩泉」とのことでしたが、とっても肌へのあたりがやわらかく
いいお風呂です。
湯上がりは部屋の冷蔵庫にあった「熟撰」を父と一緒にいただきます。
なんて幸せな午後なんだぁ!
湯上がりビールを飲んだあと、うつらうつらとまったり過ごしていたら、
夕食の時間になりました。
夕食は18:30分か、19時くらいの時間でお願いしたかったのですが、
18時と決められていました。
どうやら一斉スタートにしたいようですね。
こういう宿側の目線は少々いただけません。
夕食は、主屋1階の食堂です。
和室を改装し、きれいなテーブル席になっています。
私たちをふくめて9~10グループくらいが宿泊していたでしょうか。
夕食は、川魚、山菜、きのこなど、山の幸を中心としたメニューです。
口コミに「煮物の味付けが濃い」みたいなことを書かれていましたが、
野菜のお味はいいのですが、がんもは濃かった・・・
生ビール乾杯したあとは、やはり秩父の地酒をいただきましょう。
「武甲正宗」です。
メインは鶏の香草焼き。
でかくて食べ応えあります。
山伏茸のフライ
ピンボケしちゃってますが・・・
郷土料理、地場食材とうたわれていましたが、
よーく見ると地元秩父の食材は秩父吉田産大豆だけじゃーーーん(笑)
かなりのボリュームで、おなかいっぱいです。
私は白飯まで行き着きませんでした・・・
さてさて、夕食の一斉スタートはまぁ許せるのですが、
すべての料理(デザート以外)が、最初にどーんと全部出てくるってどうなんでしょ・・・
けんちん汁もはじめから提供されるんですよ。。。
私のようにお酒を楽しむ場合は、
けんちん汁をいただくころにはすっかりぬるくなってしまっていました。
けんちん汁くらいはお客に出すタイミングを聞いたらいいと思うんですけどね。
これは、子どもメニューのハンバーグ。
夕食をすませ、部屋のTVで野球観戦しながらふたたびまったり。
しかし、ボロ負けジャイアンツにがっかりしちゃったので、
ふたたび部屋の露天で気分スッキリ!
今度は星がきらめく夜空を見上げながら湯に浸かります。
極楽じゃぁ~!
翌朝の朝食は8時か8時30分かのチョイスが可能でした。
我が家はこのあとにかき氷が控えていますので、少しでもはやくチェックアウトしたい(笑)
8時にお願いしました。
お茶、珈琲、納豆、ふりかけはセルフです。
新聞もありましたが、まさかのトーチュウ。
手に取るわけがありません・・・
朝食も小鉢がいっぱいです。
朝からごはんを3杯メシ食べてしまいました(笑)
秩父は電車一本で行けるので、なんだかんだよく来ています。
しかし、今回の“GW秩父旅”は4月になって急遽決めたので、
完全に宿探しに出遅れてしまい、家族5人で泊まれる宿はこちらくらいしかありませんでした。
記事ではあれこれツッコミを入れたり、苦言を呈しましたが、
「旅館」ではなく、「旅籠」と思えばなんてことはありません。
家族経営的な雰囲気で、良い意味ですべてがペンション的なサービスです。
みんな部屋の露天風呂をかなり気に入って何度も入ってましたので、
のんびり過ごせて良かったです。
それが一番ですね。
秩父市大字栃谷645
0494-22-4414
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