【緊張感漂う立ち飲みもつ焼き】縄のれん（恵比寿）

恵比寿で仕事の会食を終えて時計を見ると・・・

まだ、20時20分じゃーん♪

ちょいと飲み足りないのでもう１軒だけサク飲みして帰ろっと。

恵比寿神社のそばにあるふつうの赤提灯に入ってみる。

すると、入ったとたん先客からの視線を一身に浴びる。

えっ？　なになになに。

結局、店主が申し訳なさそうな表情で断ってきた。
カウンター席は１席空いてそうに見えたんだけどな・・・

なんだろ、実は満席だったのかな？
それとも、いちげんさんはお断りだったのかな？
もしや、俺の風貌が怪しかっただけか(^0^;)
（いやいや、結構ジェントルマンな格好してたけどなぁw）


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まぁ、いいさ。

気を取り直して、近場を散策。
するとまた別の赤提灯を発見。

立ち飲みのもつ焼き屋「縄のれん」だ。

恵比寿ではよく知られた有名店だが、さかばクンは初訪問。

ここにあったのか！
散策してみるもんだね。



店内をのぞくとカウンター席に余裕があったのですんなり入店。

おとうさん、おかあさん、息子さんの３人でやってらっしゃるようだが、
息子さんがお店を取り仕切っているようだ。

厨房を囲んだL字のカウンター、
壁側に面したカウンター、
さらにはPケースを利用した立ち飲みテーブルとある。

ひとりで静かに飲む20代男子もいれば、女性のひとり客もいる。
テーブルにはリーマン３人組もいる。

私はL字カウンターの短い側に立つ。

壁に掛けられたメニューを見ると、
飲み物はビール（800円）、大瓶のスードラが800円は高いのう
ハイボール（400円）、お酒（450円）しかない。

「縄のれん」の名物である「ハイボール」をオーダー。
あらかじめ割られたハイボールがヤカンに入っていて、それを瓶ソーダで割るのだ。


いやいや、入店した瞬間からビシビシと感じていたのだが、
なんかものすごく緊張感が漂う店なのだ。

ワイガヤな感じがまったくなく、
みな穏やかにもつ焼きと酒に向き合っている。

この空気感、かなりヤバイ。
きっとカメラを出したら怒られるに違いない。

長年の経験が身の危険を知らせる（笑）

周囲を今一度見渡してみよう。

誰もスマホで料理を撮ったりしていないや。

常連らしきオッサンですら毎回遠慮がちにオーダーしてるし、
カラシを卓上にこぼしてしまったときも妙にビビっていた。

ここはカメラは出さずに黙って飲むことにしよう。

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最初は「たん」と「牛はらみ」をオーダー。
※「縄のれん」はすべて部位がひらがな表記、いや、「牛ホネツギ」だけカタカナがあったな

「たん」は私のもつ焼き屋の定番であり、
もっとも好きな部位なので、まずはこれは頼む。

こちら豚だけじゃなく牛もある。

テーブル席で銀皿にのった美味そうな牛肉を食べていたので「牛はらみ」を選択。

しかし、私の「牛はらみ」は銀皿ではなく、ふつうに銀串で来た。

あとでわかったのだが、
「縄のれん」では「牛はらみ」や「ればー」などは串だけではなく、
塊肉をステーキにして出してくれるようだ。

壁カウンターの常連さんカップルは入店するなりレバーの大きさを確認してから、
「ればーステーキ」をオーダーしていたしね。

ぜひとも、複数で来店したときには「牛ハラミの塊肉」を食べてみたい。
「備長」を思い出すようなハラミだったのできっとS子ちゃんが喜ぶだろう。

ハイボールをおかわりし、串も追加。

となりのお客が頼んでいた美味そうだった「ればー」と「みっくす」もオーダー。

最近は、プリン体の多い「ればー」は自主規制していたのだが、焼き台のればーを見ていたら食べたくなってしまったのだ。

「ればー」はデフォルトでちょい焼き。これがかなりの"ちょい"っぷり！ 嬉しい♬
そこにさっと塩と"秘密の粉"を振っただけの味付け。

先ほどの２本もそうであったが、こちらの味付けは塩もタレもしつこくなく、
どちらかと言えばあっさりシンプル系。

卓上にカラシ、すりおろしニンニク、醤油、七味などがあるので、
自分流にカスタマイズするのが「縄のれん」のスタイルなのかな。

私も「ればー」にはニンニクをのせていただいた。

エッジの効いた新鮮な「ればー」はめちゃ美味い！

こりゃ、ればーの塊をステーキで食べたくなるわけだ。


そして、最後の最後に気づいたのだが、
トイレの入口に撮影禁止のマークがひょっこり貼ってあったよ。











あっぶね～
危うく地雷踏むとこだった(;゜ロ゜)

店に入ったとき、瞬時に感じた緊迫感・緊張感に間違いはなかったのだ（笑）

どうも以前は店内撮影できたようだが、いまは撮影禁止になったらしい。


　▼これらの人気ブログには「縄のれん」の写真が掲載されています
　　●フォーリンデブはっしー公式ブログ
　　●恵比寿のおいしいお店


結局、最後までカメラを取り出すことはなかった。
外観写真のみで文章だけの記事って・・・
もしや伝説の「大林酒場」以来の珍事か！?（笑）